稲刈り
稲刈りも今日で三日目。
前半の品種「ひとめぼれ」の刈り取りを終えました。いつもなら4日
かかるのに今年は3日しか掛かりませんでした。
つまり、収量がかなり少ないということです。
例年なら約40aで乾燥機が一杯になるのですが、50a刈っても
まだ余裕があります。予想以上に不作です。作況指数95というのは
ウソですね。
庄内地方は気象災害に強い米どころですが、ここでさえこの状況です
から他はもっと酷いでしょう。
政府は、
「在庫米が充分あるから心配ない。」
と盛んにアピールしていますが、あるのはニワトリの餌にしかならない
ような超古々米です。
平成6年の米パニックのような騒ぎになれば、来年から実施予定の米改革
にブレーキが掛かるのは必至なので平静を装うのに懸命なのでしょう。
WTO交渉にも影響しますしね。
刈ってみると籾が少ないし、見た目よりも水分が高いです。
つまり青米や未熟粒が多いわけで、当然粒張りも悪く出荷量はさらに
下がるでしょう。価格は現在約4割高となっていますが、今後の動向に
要注目です。
ま、作業日が例年より2日は少なくなるので、肉体的には楽です。(^^;
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