ジェシ・ヴァン・ルーラー ヨーロピアン・カルテット
ヨーロッパ・トリオのCDを買いに行きましたが、誰かに先を
越されたようです。仕方ないので貧弱なジャズ・コーナーを眺めている
と目に付いたのが、このCDです。トリオよりも一人多くてカルテット
というのも何か興味をそそります。
早速聞いてみましたが、いや、これは良いですね。宝物を見つけた
ような気分です。
ギタリストであるリーダーのジェシ・ヴァン・ルーラーが若干25歳
で出した初のアルバムが本作ということですが、信じられないような
円熟味のある演奏です。卓越したテクニックも何ら力みもなく、ごく
自然です。音が良く整っていて大変耳に心地よいサウンドです。
「第一回モンク・コンペ」で優勝した際も、満場一致で決まった、との
ことにも納得です。
その時の審査員は以下の通りで、
ジム・ホール、パット・マルティーノ、ジョン・スコフィールド、
パット・メセニー、マーク・ホイットフィールドという5人のギタリスト
とのことです。
私は、この内の3人しか聞いたことがありませんが、
「ひょっとしたら彼らよりも上手いかも知れない…。」
と思ってしまいました。
とにかく、素晴らしい才能の持ち主です。未聴の方は、是非聴いて
みて下さい。オススメですよ。(^^
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