田植え
昨日に続いて田植えに精を出しました。
箱処理から苗運び、植え付け、片づけまで全くのワンマン作業ですが、
一日で163aをこなしました。田植機様々です。(^^
バナナを食べながら15時間ぶっ通しの作業でしたから、その分ビールが
旨~い!です。(実は発泡酒(^^;)
昔、40年近く前までは、大勢が一列に並んで腰をかがめての手植え
で、かなり辛い作業でしたが、今は田植機のお陰で楽々です。
農水省では、認定農業者を軸にした、担い手への農地集積を進めて
いますが、目標値の半分程度にとどまっているそうです。
その要因の一つとして、機械化のお陰で高齢者でも営農できるように
なった、ということを挙げていましたが、それは言えるでしょう。
でも、ちょっと待って下さい。
後継者が育たないような農政へ転換したあげくに、
「将来的な食料の安定生産のためには、担い手の養成が急務である」
のような話は無いでしょう。
日本の農業は小さい農家が支えてきたということを忘れては困ります。
先祖伝来の土地だからこそ守ってこれたのであって、生産効率最優先の
考え方の下では、必ず破綻するでしょう。
もっとも、実はそれが真の狙いなのかも知れませんけどね。
工業製品輸出の犠牲にされ続けている日本の農業……。
この先どうなるんでしょうね??。
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