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2004年10月22日 (金)

野菜暴騰

 度重なる台風の影響で、葉物を中心に野菜の価格が暴騰しています。
農水省のお役人は、穀類や野菜は出来て当たり前と思っているようですが、
食料の生産基盤は意外に脆弱なものです。食料の安定供給は、国家に
課せられた最も重要な仕事の一つではないかと思いますが、残念ながら
この国はその責務を放棄しました。工業製品と同様に市場原理に
委ねようとしています。恐い話です。
 米に関して、認定農家を核にした「担い手」の育成に傾注していますが、
野菜に関しても、認定農家に限った大規模な「担い手」を育てよう
という議論が今、なされています。補助金の交付もそこに限定すると
いうことでしょう。

 生産現場を知らないお役人というのは、本当に恐ろしいと思います。
日本の食料生産は、多くの小さい農家が支えてきたという長い歴史を
知らないのでしょうか。小さい農家は、採算をあまり考えません。
基本的に労働報酬は無いものと考えます。
食糧管理法の下で決められていた生産者米価という、いわば固定給が
あったからこそ、農家は安心して営農できたし後継者も育ちました。
今はその固定給が無くなって、不安定極まりない歩合給だけのような
状態になりました。安い農産物の輸入もほとんど野放図です。

「これでは、息子に百姓をやれとは言えない……。」

そう言って、多くの親達は子供を給料取りにしてしまいました。
当然、後継者は激減して農家の高齢化が加速しました。
そこで、「担い手育成」事業の登場です。馬鹿な話ですねえ。

 ホント、この国は一体どうなっているんでしょう??。
借金まみれでほとんど破綻寸前なのに、8千億円ものODAを支出して
いるのを見ても、首を傾げたくなります。
手形が不渡りになりそうなのに、
「今日はオレのおごりだあ!」
と飲み屋で見栄を張っているアホ社長のようにも思えます。

 実は、裏も裏で国家破産を画策しているのではないか、とも考えたく
なります。
いずれ、アメリカの州になるのではないか……、などと。(ーー

 ん?、珍しく重い問題を取り上げてしまいましたが、当面の関心事は
ウチの野菜も高値の恩恵にあずかれるか、ということだったりして。(^^;

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