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2004年11月18日 (木)

自助努力

 毎年、干し大根の季節になると、カメラマンが作業風景を撮影に来ます。
プロは承諾を得てから撮影しますが、アマチュアカメラマンは、無断で
畑に入ってきて勝手に撮ろうとするので、そういう人は断ります。
昼休みの後に大根を洗うために畑へ行くと、圃場内の道から外れたため
にスタックした乗用車を脱出させようともがいている若者がいました。

「すいません。写真を撮りに来たんですが、ぬかってしまいました。」

 仕事の障害にもなるのでワイヤーを持ってきてトラクターで牽引しま
したが、バンパーが破損するほどに深く沈み込んでいたのでフックを
捜すのに苦労しました。その若者は砂の怖さを知らなかったんですね。
 その後、申し訳なさそうに詫びましたが、撮影は断りました。
世の中、そんなに甘くはないのです。
畑で弁当を食べていたバアチャンの話では、読○新聞の記者で、一時間
以上待っていたそうです。普通、名刺を差し出すとかするものですけどね。
 
 今回は、その記者が自分で何とかしようとしていたので助けましたが、
そうでない場合には割と冷たいです。

 こんなことがありました。
正月に山仲間四人で秋田の山へ行った時の帰り道で、アイスバーンの
カーブを抜けた所で、真っ赤なスポーツカーが雪原に突っ込んでいました。
側には若者が立っていました。少し離れて、別の車と女性4人が立って
いました。推測すると、カーブで女性達の車がスリップしてそれを避け
ようとした対向車のスポーツカーが雪に突っ込んだ、という状況でした。
車を脱出させようと試みた形跡は全く見られませんでした。
助手席の私はすかさず、

「よし!、笑うぞ!!」

次の瞬間、全員が一斉に窓を全開にして、指差して大声で笑いました。

「ガハハハハハッ!!」

気心の知れた仲だけに、シンクロナイズド・スイミングのように見事に
揃いました。車はもちろん最徐行です。
女の子の一人が山瀬マミ似のカワイコちゃんだったので少し残念でしたが、
そのまま走り去りました。自助努力をしない者は助けない主義なのです。

 困難にぶち当たった時に自分で何とかしようとする姿勢は大事だと
思います。中越地震で被災した山古志村の酪農家が、1200頭もの
牛を、チャーターした大型ヘリで救出した話には胸を打たれました。

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