青檀製フェイジング・プラグ完成!
B&W用フェイジング・プラグが、ついに完成しました。
当初は黒檀でと思いましたが、予想外の展開で青檀という中国の非常に
珍しい高級材が手に入ったので、作ってみました。
黒檀で練習しただけに我ながら上手く作ることが出来たと思います。
旋盤で削ってからのペーパー掛けは、60番から始めて120番、
240番、400番、600番、1000番、1500番、2000番
と細かくしていって仕上げました。この超高級材に似合うボルトは真鍮
だけだったので、ねじ込んでからチークオイルに暫く漬け込みました。
それを拭き上げて完成です。(^^
で、CDM-9NTに取り付けて鳴らしてみると、ほんの僅かに太い
ために取り巻いている金属板?がビビリます。
そこで、もう一度削り直しました。ノギスで測りながら0.4mm細く
仕上げました。
さあ、音を出してみましょう。
何て言いましょうか、私に表現力が無いのが残念ですが、「間」が豊か
になりました。楽器の音が生々しく聞こえて、音楽性が高くなった印象
です。
しかし、超高級材を使用したことによる気のせいかも知れないと考え
て、試しに片方をノーマル品にして聴いてみました。
何とも、不快な音がします。眉間に指先を近づけた時に感じる不快感に
似た様な感覚です。どうやら「気のせい」ではないようです。
実は、ノーマル品よりも5mmほど長いのですが、その差がどう影響
するのかは分かりません。
まあ、結果オーライということですねー。(^^;
何よりも、この重量感と高級感がたまりません。
でも、普段はサランネットで隠れて見えないのよねー。(^^;
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