錆びたピッケル
ピカピカのピッケルなんて格好悪いので、去年買った名器ウイリッシュ
を壁に掛けっぱなしにしていましたが、ようやく錆びてきました。
錆びて嬉しい物なんて、他には思い浮かびませんねー。(笑)
で、つい読みたくなりました。新田次郎著「錆びたピッケル」(^^;
氏お得意の山岳推理小説です。スイスアルプスで、恋敵を山岳遭難事故
に見せかけて亡き者にする為にインチキの溶接ピッケルが使われたので
はないか?、という疑惑を、亡くなった男の親友が解明していく筋書き
です。
「そんなのアリーかよ。」
と思いますねー。登山歴は20年になりますが、そんなミステリーじみた
話は一度の聞いたことなどありません。
が、それはそれ。氏の作品は若い頃に夢中になって全て読みました。
今読むと古めかしい印象が強いですけどね。(~~
それに……、山にロマンを感じる感性がなくなってしまったような
気がします。もはや、
「美味しい酒が飲めれば良いじゃん」
という感じでしょうか。(^^;
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