長梯子の思い出
12月にこんなに長く続く寒波と大雪なんて記憶にありません。
あと一回で出荷が終わるはずだった干し大根が凍み大根に
なって畑のハサに架かっています。トラックも入れないし、
どうなるんでしょ。(~~
さて、 「電波塔」についた@ひろちゃんのトラックバックの記事
で、長梯子の思い出が蘇りました。
@ひろちゃんの場合は地上40mの煙突を登っての仕事でしたが、
私の場合は地上20mの橋から降りる仕事でした。
厳寒の北上川(岩手県)で、むき出しの鉄梯子を降りて氷の張った
川の中に潜ってのお仕事でした。
気温ー15℃に加えて風が強くて、とにかく寒くかったなー。
体感温度はー30℃近くか…。思い出すだけで鼻水が出ます。(^^;
で、ただ降りるだけなら大したことではないのですが、装備が
ハンパではありません。綿入りのつなぎの上にセーターを着た
まま6.5mmのドライスーツに身を包み、ネオプレーンのフードと
手袋、15kgのウエイト、エアータンク、足ひれ等々の重装備です。
30kg以上でしょう。
水の中に入れば重さは感じませんが、作業後には濡れたまま
橋まで登りました。急いでスーツを脱いで橋に掛けると、たちまち
凍り付きました。叩くとパラパラと氷が剥がれ落ちました。
ほとんどフリーズドライ…。
いや~な思い出です。(^^;
あともう一つ。
北アルプスは槍ヶ岳へ続く東鎌尾根上の長梯子も印象深い
です。こちらは楽しかったですけどねー。(^^
でも、あれも人が多かったら大渋滞になるでしょうね。
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コメント
ファーマー佐藤さん今晩は^^
うちのサイトコメントありがとう^^
ぐっひゃぁ~寒そう(((( ;゜Д゜)))ガクガクブルブル
いくらウェット着ていても冷たさは充分伝わってくるんでしょうなぁ(・・;)
防寒しておいて水の中だって冷たいのに外に上がって
外気に晒されたらそりゃぁきついですよねぇ(^^;;
思わずこちらまで鼻水が出そうです(^^;;
私もありましたよ~^^
やはり電気工事業で魚の冷蔵庫の定期的な
照明の取替え工事で蛍光灯は2年に一度切れていても
いなくとも交換するので冷凍庫へ入ります
中は-30度ですので普段の冬の防寒着の3倍は
着込んで入りますが僅か15分で体が冷え切って皮膚が
痛くなってきます(^^;;
その15分内に1台交換毎外へ出ますので
全部終了には2日間も掛かってしまう、お陰で
1週間は体の調子が悪くなりました(^^;;
因みに煙突の方は30年も前ですから
スタントマンのようなロープは設置されていませんでした(・・;)
あれがあったらもっと楽しかったのにねぇ(^^;;
仕方ないから自力で梯子を登りました(;´Д`A ```
因みに用足しは勿論空中へ散布しました(^^;;
おっきい方は朝済ませておきましたけど(゚∀゚)
投稿: @ひろちゃん | 2005年12月14日 (水) 20時04分
ありゃまー、いろんなお仕事があるもんですねー。(^^;
真冬のー30℃ならともかく、夏だったりしたら
大変でしょうねー。
大の方は煙突の中にするという手もありましたね。
しかし、ロープがなかったということは、ひょっとして
命綱無しということですか?。今じゃ考えられませんが。(^^;
投稿: ファーマー佐藤 | 2005年12月14日 (水) 21時48分
ファーマー佐藤さん今晩は^^
その真夏でした(^^;;それも30度を超える
茹だるような暑さの日でした(^^;;
でもいきなり表に出るのではなく冷蔵庫には
中間に部屋があり、ここで少し外気に慣らすの
そこは温度が5度程度で-30度から比べたら
とっても暖かいです(^^;;
そこで5分程度慣らし外へ出ると暖房かと?
思えるしストーブの前に立った感じです(^^;;
いささか新品の煙突の中へおっきいのを
仕込む勇気はありませんでした(^^;;
ロープはありませんが胴綱(電気工事用命綱)
が3点式ですので最初だけトントンっと
20m程は素で登り、そこから綱のフックを
梯子の手摺に3個掛けます^^
後の20mは少しづつ登って行きますよ~^^
でないと降りるときは金具を止めて線を
抱かせるので両手使うので胴綱がないと
出来ませんね(^^;;
因みに避雷針を取り付けた日は比較的
穏やかな日だったが翌日点検の為と
ネジの増し締めもあり監督と一緒に登ったんですが
その日は結構な風が吹いていて頂上は
揺れてます(^^;;どの位揺れてるかは?ですが
結構スリルです(;^_^
投稿: @ひろちゃん | 2005年12月16日 (金) 00時27分
おー、やはり真夏でしたか!。
「涼しいっ!」
なんて言ってる場合じゃないですね。(^^;
命綱ですが、いつも思うんですよ、
「山用のハーネスを使えば良いのに…。」
って。
椅子に座るように楽なので絶対良いです。
私は背が高くなりすぎた松の木を途中で切り落とす
時にも使用しますが、両手を完全にフリーにして
チェーンソーを操作出来るので、非常に便利です。
勿論下りは懸垂下降でスルスルです。
やはり風でユラユラ揺れますね。(^^
投稿: ファーマー佐藤 | 2005年12月17日 (土) 01時12分