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2006年2月17日 (金)

THE FOG OF WOR

 ロバート・S・マクナマラ元米国防長官が「告白」している映画です。
東京大空襲や原爆投下の裏側、核戦争寸前だったキューバ危機、
泥沼化したベトナム戦争、ジョンソン大統領との対立、などについて
語っています。

 最初は、懺悔する内容なのかと思ったら大違い。
自慢と良い訳に終始する内容でした。

「そりゃ違うだろ!」

と思いながら観ていましたが、後半の、

「枯葉剤を使用して悪いという決まりはなかった。」

「原爆を使用して悪いという約束事もなかった。」

という言葉を聞くに及んでは、気分が悪くなりました。
さすがに、大量の核兵器を保有しながら他国が持つのは良しと
しない国の有力者だけのことはあります。大したものです。
こういう価値観こそ米国の本質なんでしょうね。

 この作品は、第76回アカデミー賞で、長編ドキュメンタリー
映画賞最優秀賞を受賞そうですが、選考委員がどう感じて投票
したのかに興味を持ちました。

 「キューバ危機」に関しては、映画「13デイズ」が圧倒的な面白さ
と緊張感で、お薦めできます。

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コメント

アメリカは市場原理主義者の元祖国、さすがですねえ
自分が悪くとも決して謝らない、弁護士呼んでこい!ですから

翻って日本には良い習慣が沢山ありますね(って過去形になりつつありますが)
玄関で靴を脱ぐ・・・室内すべてが布団を敷いて寝れる空間
トイレと風呂が別々で、清潔好き
物を大切にするココロ(ちょっと怪しい)

アメリカの物真似より日本の良い所を輸出したい気持ちになります

投稿: kakijy | 2006年2月17日 (金) 13時07分

 さすがはkakijyさん、良いこと仰いますネー。
全くその通りだと思います。日本古来の文化を
大切にしたいものですね。
 

投稿: ファーマー佐藤 | 2006年2月17日 (金) 17時59分

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