ロマンティック・ジャズ・トリオ
”So In Love”
今一番気に入っているCDです。ジョン・ディ・マルティーノ率いる
ピアノ・トリオによるアルバムですが、これが実に良いっ!。
粒立ち抜群の硬派なピアノに、ゴリーンとした骨太のベース、
シャキーンとしたシンバルとパシッと決まるスネアが超気持ちいい
ドラムの掛け合いが最高です。(^^
特に良いなと思ったのが、アイラ・コールマンのベース。
なんでも、普通のベースよりも一回り大きい楽器を使用していて、
コールマンもかなり大柄なんだとか。その音は非常に力強くて、
「これぞベース!!」
と聴く度に惚れ惚れします。
ハズレのないことで定評のあるヴィーナス・レコード盤ですが、
これは演奏、録音とも最優秀といって良いでしょう。
ロマンティック・ジャズ・トリオなどというと、甘ったるい感じが
しますが、鍛え抜かれたしなやかな筋肉を持つ肉体が躍動する
ような、ダイナミックな音楽が堪能できます。
ちょっとヤバイ雰囲気もあって、何度聴いても新鮮です。
イチオシです。(^^
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