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2006年4月 5日 (水)

サヴァンナ・ホットライン

 二昔以上に大人気だったフュージョン・バンド、ネイティブ・サンの
セカンドアルバムの復刻CDを見つけてきました。
LPは持っていましたが、全部処分したので、久しぶりに聴きました。
我が青春のアルバムです。ピアノの本田竹廣を追悼する意味も
あって買いました。

 このアルバムは、学生時代に作った8mm映画の挿入曲として
使ったのが出会いでしたが、田舎に引き上げてからは、長岡式
バックロードホーンでガンガン鳴らしていました。
ドラムのキレの良さは天下一品で、あれ以上の音は他には聴いた
ことがありません。

 今回、改めてB&Wで聴いた訳ですが、予想通りの音です。
太鼓の皮が湿って重くなったようで情けない音です。
 いや、決してB&Wが良くないということではありません。
むしろ全般的に耳に心地良くて好きな音です。いろいろ聴き
比べて気に入ったから買った訳ですからね。

「あのバックロードは、ドラムの音だけは抜群に良かった!」

というのが正解です。あのSPは、音を生々しく聞く分には
良かったですが、リラックスして音楽を聴くのには不向きで
した。
 なので、燃やして処分した事に後悔の念は全くありません。
野焼きが禁止される前のことですし。(^^;

 それはともかく、ネイティブ・サンは大好きなバンドでした。
酒田にも来たことがあったのですが、ドラマーが本田竹廣の
息子で、恐ろしく下手くそ…。大いに白けたのを覚えています。
 一方、サックスの峰厚介は大好きなプレーヤーで、上京の折に
ライブハウスに聴きに行ったこともあります。
またいつか行きたいですねー。

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コメント

ファーマーさん、おはようございます。
峰厚介、聴いたのは一年ほど前になってしまいました。相変わらずの大酒飲みです。クインテットのメンバーもやはり大酒飲みで、楽器を手にしていないときは…。
私は、ネイティブサンの時代を知らなかったので、CDを買って聴いてみました。今とは違ってずいぶんとがっていますね。このごろは、あの楽器の音と同様、渋くわびさびが感じられる音です。

投稿: 書龕洞主人 | 2006年4月 9日 (日) 10時05分

 書龕洞主人さん、こんばんは~。

 ネイティブサンの頃は、フュージョン全盛期だったと思います。
峰厚介氏は、幅広いスタイルの演奏が出来る人のようで、尖った
演奏からウットリするようなバラードも聴かせていました。
凄いなあ、と思います。
 そんな一流のジャズマンと飲み仲間なんて、なんとも羨ましい
ことです。飲みながらおもむろに楽器を手にする、なんてことも
あるんでしょうか。


 

投稿: ファーマー佐藤 | 2006年4月 9日 (日) 20時27分

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