超低山
昨年亡くなった養母の供養のために、20Kmほど離れた観音堂
へお参りに行って来ました。ご隣近所連れだってのドライブです。
「ドロドロの急な山道をしばらく登るぞ」
と脅かされましたが、年配者も行ける所のようなので、全くの普段着
に軽登山靴、バンダナ、帽子、お供え物とおにぎりを入れたリュック
という姿で行きました。ご近所さんは、フーフー言って登っていました
が、私には単なるお散歩って感じ。時計は見ていませんでしたが、
多分15分位の所要時間ですからね。(笑)
山頂の観音堂付近には顔なじみの人達が大勢お参りに来て
いました。和尚さんがせっせと受付仕事に励んでいます。
要するに和尚さんの金稼ぎの場なワケですが、昔から年に一度だけ
行われてきた供養であり、きっとレジャーでもあったんでしょう。
とても賑やかなので、なんとなく楽しい気もしました。(^^;
2時間ほどで100人ほどが一斉下山となりましたが、ぬかるんだ
細い山道では皆さん歩みが遅いです。雨も本降りとなってきました。
私も最後列を人並みに歩いていましたが、突然「カチッ!」と山屋の
スイッチが入ったようで、走り出してしまいました。前にいる登山者は
全て追い越すという私本来の歩き方になったワケです。(^^;
とにかく道が狭いので、左右にポンポン飛びながら追い越して、
結局全員を追い越して駐車場までひた走り。パンツまでは濡れずに
済みました。セーフ!。(笑)
すぐに数百m離れた登山口まで女房を迎えに行きましたが、やはり
感謝はされませんでした。予想通りに、
「どうしていっつも人並みに出来ないの!?。」
と言われました。ハハハ…。(^^;
で、帰宅してから国土地理院の地図閲覧サービスで調べたら、
今日登った山は、「森山」。標高は僅か121.5mでありました。
これぞ超低山!。
笑っちゃいますが、これこそ最も日本的な風習という気がしました。
無形民俗文化財に指定されているのにも頷けます。
3年続けなければならないそうなので、どうせだったら、もっと高い
山を会場にして欲しいものです。(^^;
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