歌劇「カルメン」
ヴェローナ音楽祭2003の、ビゼー作曲「カルメン」をDVDで観ま
した。会場は野外劇場で、幕開けは丁度日没頃。雰囲気は抜群
です。大がかりなセットに大人数の出演者は圧倒的で、本物の
馬車やロバまで出てきます。ヤルモンダ!。
音は、雑音が入るものの割と良く録れていて、お馴染みの名曲を
存分に楽しむことが出来ました。(^^
しか~し!、ストーリーは呆れるほどお粗末で、面白みは全く
ありませ~ん。まあ、オペラのストーリーって、この程度の物が
多いような気はしますが、昔の人はこんなんで満足したんでしょう
かね??。
ただし、カルメン役のマリーナ・ドマシェンコとミカエラ役のマーヤ・
ダシェクはかなりの美人で、ピッタリと役柄にマッチしていてとても
良かったです。歌も上手いしねー。(^^
一方、マルコ・ベルティのドン・ホセには魅力を感じませんでした。
純朴な役柄という面では良いのですが、太っている上に演技力が
無いんですよね。ライモンド・アチェストのエスカミーリョはまずまず。
映像的には厳しいものがありますが、見るに堪えないという程では
ありません。10点満点で、6点というところでしょうか。
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