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2007年8月27日 (月)

浮力計算

「これじゃ沈む!、人数を減らさなきゃダメだっ!!」

「まだだ!、まだ大丈夫だっ!!」

 20数年前、最上川船下りレースのスタート地点での会話です。
カヌー作りのプロが設計、製作した双胴船に、ぶっつけ本番で
9名が乗り込むと、明らかに重量オーバーでした。案の定、
スタート直後に他の船の波を浴びただけで沈没と相成りました。
岸に着けようとしたら、岩に挟まれて船体は無惨にもバラバラ……。

「ちゃんと浮力計算しなかったのかよ!!??」

と言いたいところでしたが、飲み込みました。
自ら船を作った船長の落ち込み込みようが酷かったからです。
何とも浮かばれないお話でした。


 さて、こちらは浮かんでは困るお話。

 スイカやカボチャの栽培では、果実を載せるために発泡スチロール
製のマットを使うんですが、汚れが酷いものは洗浄します。
下の写真は綺麗なサンプルです。

78250026

 85婆力のばあちゃんが400リットル入りの容器に揃えて入れて
くれました。業務用の漂白剤を入れてから水を注ぐのです。

「漬け物石の3個も置げばい」

「ばあちゃん、それじゃ浮がぶがら全然ダメだ」

 発泡スチロールの浮力は半端じゃないですからね。
85歳の婆様に「アルキメデスの原理」を説明しても無駄なので、
構わずにチョット計算してみました。容積からして約4,000枚
入っている勘定です。マットの体積を測るのは面倒なので、
手っ取り早くデジタル秤に載せた水入り容器にマットを沈めて
浮力を測りました。なんと一枚で70gもあります。
つまり、約280Kgもの浮力があるワケです。マット一枚の重さは
僅か2gです。恐るべし発泡スチロール!!。

 そこで、500リットル入りのタンクを蓋代わりのコンパネに上げて
400リットルほどの水を入れて重しとしました。

78250025

 二日間浸けっぱなしにして、バッチリ綺麗になりました。
船ほどではありませんが、浮力計算は大事です。(^^;

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