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2007年10月27日 (土)

蜜蝋燭

 取りあえず蜜蝋が出来ました。

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 まだ不純物が混じっていまが、早速蝋燭を作ってみましょう。
調べてみると蜜蝋燭はいろいろ売られていますね。
手間を考えると買った方が安いような気もしますが、今晩、山仲間
とレトロな宴会をやるので、そこで使おうというワケです。
今回作った蜜蝋は量が少ないので、精製は無しです。

 いつものように、溶かした蝋をカップに流し入れました。
芯は凧糸を撚って太くしています。

 しばらくして固まりました。

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 普通のパラフィンと違って、カップに入れた場合の蜜蝋はヒビ割れ
するんですね。収縮度が大きいようです。
どうせ、自分で使う物なので気にしませんが~。
 
 この蜜蝋燭とパラフィンで作った蝋燭を並べて灯してみました。
左が蜜蝋燭です。

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 ウーム…、蝋燭を灯した写真は難しい……。
肉眼で見比べても明確な違いは見られないし、消した後の煙は
蜜蝋燭の方がずっと多くて、テントの中では文句が出そう。
独特な匂いも好き嫌いがありそうです。
 蜜蝋燭を灯すというと何やら風情を感じますが、山での照明具
として見ると、好んで使う物じゃない気がしてきました。

 ちなみに、私が山で使う蝋燭はこれです。

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 芯が3本あるので、明るさを調節出来ます。
普通の蝋燭と違って蝋が流れることもない優れものです。
容器には水ようかんの空き缶を使っています。簡単に作れる
ので薦めですヨ。芯には、凧糸じゃなくともティッシュペーパーや
トイレットペーパーをコヨリにして使ってもOKです。

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2007年10月25日 (木)

蜜蝋

 今日は蜂蜜の巣箱の回収日だったので、空いた箱を集めました。

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 せっかくなので、以前からやりたいと思っていた蜜蝋燭作りを実行
することにしました。
 まずは巣箱を開けて巣を取り出します。

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 それをむしり取ります。

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 ウーム、蛾の食害があるのであんまりキレイじゃないなー。
まっ、良いか。(^^;

 それを要らないワイシャツに包んでお湯で茹でます。

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 煮えて溶け出しました。

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 これが冷えれば蜜蝋が浮かんだ状態で固まるハズです。
明日がチョット楽しみです。

 初めてやっての反省点は、

①害虫の被害の無い新鮮な巣を使った方が良い。

②煮沸する布袋の目は粗めの方が良い。ワイシャツは細かすぎ。

 まだ巣箱はたくさんあるので、再チャレンジの予定です。

 つづく…。

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2007年10月20日 (土)

茶さじ

 というよりスプーンですね。

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 妻と喜多方へ遊びに行った際に、塗り物屋で茶筒を買ってきた
ので、それ用にヒバで作りました。ササッとね。

「箸入れに立てるから、小さめで長いのが欲しい。」

という要望に応えました。茶筒が小型なので茶箕は入らないし、
食事用と区別するには木のスプーンも良いだろう、ということです。
 スプーンを作ったのは全く初めてですが、結構楽しいですね。
最初は欅で作ろうとしたんですが、薄く削ったら木目から割れて
しまったので、ヒバに変更しました。削りやすいし香りも良いので
好きな木材です。とても軽いです。

 上から見るとこんな形です。

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 仕上げには、リボスのウッドオイルを塗りました。柑橘系の臭いが
します。

 さて、茶筒ですが、欅製で拭き漆仕上げです。
大変精密な作りで木目も良いので、気に入って買いました。
作れそうな気もしましたが、安物の旋盤もどきじゃ無理っぽいので
ヤメました。腕はさておき、漆も扱えないしねえ。(^^;

 妻には気に入って貰えましたが、

「一本で良いからね!」

と釘を刺されてしまいました。
ちぇっ、もう少し作ろうかと思ったのに、見抜かれています。(ーー

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2007年10月19日 (金)

エアライズ2

「山小屋が閉まる時期は、やっぱりテントだ!」

 先の北アルプス山行で強く思ったことです。
ツェルトでは、森林限界を超えるとポールやストックが
無いと張るのが難しいし、あっても耐候性が低いです
からね。居住性もテントの方が圧倒的に優れています。

「軽量コンパクトなテントは無いものか。」

 モンベルとダンロップの2~3用は持っていますが、
嵩張るので大型ザックじゃないと入りません。
全てが重くなります。雑誌やネットでは見ていました
が、いつもの富樫スポーツで現物を見て驚きました。

「ウワーッ!、小せえ~!!」

 最初に見たのはアライテントのトレッキングモデル
でしたが、ツェルトを一回り大きくした程度の大きさ
です。しかも軽い!!。
 次ぎに見たのは、同じくアライテントのエアライズ2。
2~3人用なのに本当に小さい。ポールもコンパクトで
ビックリしました。当初は1~2用を考えていましたが、
これなら、居住性が良くて2人でも実用に耐える2~3
人用の方が良いです。ダンロップのV-300と比較
すると、大きさは1/3、重さは半分って感じです。
他にもいろいろありましたが、これに決めました。
 
 早速、DVDと並べて撮ってみました。

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 次ぎは、ダンロップのV-300と。

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 続いて、モンベルのムーンライト3と。

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 ついでに、石井スポーツのフェザーライトツェルト
2~3用と。

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 どうです?。ツェルトとそんなに変わらないでしょ?。

 ところで、エアライズ2はフルフライ式です。
軽量テントには、ゴアテックスを使った一枚物もあり
ますが、ゴアは真冬だとバリバリに凍り付くことがある
のでパスです。フルフライの方が温かいし、靴なんかも
置けるしね。
 更に、このテントは山用なので冬用の外張りも用意
されています。嬉しい点です。息の長い製品なので
改良箇所も多いし、アフターもバッチリ。(^^

 しかし、吊り下げ方式の方が張るのは簡単ですね。
エアライズ2はスリープ方式なので、ちょっと面倒です。

 あと、不満なのは、

「四隅の縫い目にシーリング材を必ず塗布してください。」

と目止め材が入っていたこと。メンドクセー。
目止めしてから出荷して欲しいよねー。
 それに、目止め材って数年でボロボロになって剥がれる
のよね。だから最初からやりませ~ん。
昔はマメにやったような気がしますけど。(^^;

 本体とフライの間がもう少し空いていればと思い
ますが、使い勝手は良いです。

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2007年10月18日 (木)

イワタニ/フーボー

 カセットコンロの大傑作です。
4.1Kwの大出力で、名前の通り風にも強いです。
大出力型だと、ガス缶内の気圧が急速に下がるので缶が冷えて
ガスの出が悪くなりますが、これには加熱装置がついています。
捨てるために空き缶に釘を刺しても、「プシュ」とも音がしません。
完全に使い切ります。形もコンパクトでスマートです。

 これを田んぼに持参しました。風が強い中でのトラクター作業
だったので、すっかり体が冷えました。
 そこで、お昼はトラックの車内で調理です。

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 たちまち暑くなって、窓全開です。
凄いパワーで、お湯もたちまち沸きました。

 ラーメンが出来た後は、荷台で鳥海山を眺めながらズルズル~。
旨いなー。(^^

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 このコンロは、昨夜も大活躍でした。
ミニ白菜の現地講習会から発展して、すき焼きでの試食会開催と
なりましたが、大鍋でも全く不足なし。生ビールも旨い!。
男8人で最高級霜降り肉に舌鼓を打ちました。
いやー、あの肉は本当に旨かった。

「どこにも負けない良いお肉」

の平田牧場の部長に電話をして急遽調達してきた肉で、格安!。
やっぱり持つべきものはコネですネー。\(^〇^)/
 刺身&タタキ用の固まり肉も大量にあっただけに、写真でお見せ
出来ないのが本当に残念!。またやるに違いないので、その時は
撮りたいと思います。

 それはともかく、一家に一台カセットコンロ。フーボーはお薦め
です。非常時にも活躍するしねー。(^^v

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2007年10月15日 (月)

ツエルト

 先日の北アルプス山行で心残りだったのは、羽毛ズボンを持って
行かなかったこと。それさえあれば天狗池まで行ってビバーク出来た
からです。小屋の陰にツエルトを張って、静かな夜を楽しみたかった
なー。

 私は、山へ行く時は一年中いつでもツエルト持参です。
これさえあれば、天気の急変や不慮の事故にも対応できるから。
ちょうど今頃にあった真砂岳での大量遭難も、ツェルトさえあれば
死なずに済んだことでしょう。それほど重要なアイテムです。

 で、思い出しました。数年前の2月の鳥海山でツェルトの一部が
破損していたことを。今の内に直しておきましょう。
裁縫の時間となりましたが、バッチリ直しました。
ついでに、開きっぱなしの底を閉じておこうというワケで部屋の中に
張ってみました。中に入って閉じる方がやりやすいからです。

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 これは石井スポーツの二人用ですが、先日はヘリテイジの一人用
を持って行きました。用途により使い分けています。

 中に入ると、あの独特な匂いがして凄~く良い気分になりました。
冬山で連泊した思い出が甦ります。シミジミ……。
 あんまり気持ち良いので、マットと夏用の寝袋を入れて眠って
しまいましたー。(笑)


「バタンッ!」

 という音と衝撃で夜中に目が覚めました。
ツェルトの一方を結んでいた譜面台が、伸びをした際に倒れて
ツェルトも倒壊してしまったんです。そりゃ倒れるよね、軽いんだ
から。直すのも面倒なので、そのまま撤退しました~。(^^;

 バカミタイダカラサイショカラネルナッテ?。そう思います。(笑) 

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2007年10月11日 (木)

小谷村の怪

 北アルプス山行の番外編です。

 下山後に、五竜スキー場での車中泊で夜8時に寝たら、夜中に
目が覚めてしまいました。予想通り雨が降り出しています。
ETCの深夜割引も使えるので、そのまま帰途につきました。

 草木も眠る丑三つ時……、午前2時頃に新潟県小谷村を走って
いた時です。なんと、反射材を身につけて走っている老人がいま
した。雨の中ですよ!。目を疑いましたが間違いありません。
いやー、驚きました。ボケてんのか!?。

 が、なんとなんと、またいました。点滅式の電飾タスキを肩に
掛けて走っている爺様が……。

「一体どういう所なんだあーー!!??」

 すっかり呆れていると、また出現しました!!。
ナナナント!、更にもう一人!!!。(@@
4人とも別の場所で単独……。小谷村の老人は真夜中に走ること
にしているのかっ????。奇々怪々です。

 さて、今回の山行で一番感動したこと。
それは、北アルプスの大絶景!!!、ではありませんでした。
行く時に新潟県中条のインターチェンジから高速道に入った時の
こと。初めて通ったETCゲートがパッと開いた時、

「おおおおっ!!!」

思わず声に出ました。凄~い!!。(^^;

 昨日は、

「喜多方ラーメンが食べた~い!」

という妻にもその感動を、と思って山形道に乗りましたが、ETCの
ゲートは修理中でした。ダメじゃん、山形道…。(ーー 

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2007年10月10日 (水)

北アルプス縦走記 その2

10月7日

「まだ寒いなー。」

 午前6時。未明からご来光を仰いでいた他の登山者を尻目に、
カッパも着ないで唐松岳へ登り出しました。ガンガン歩いて暖まろう
という作戦です。だから速いです。頂上にいたのはほんの20秒程。

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 360°の大展望が広がっていますが、5年前の冬に見た絶景
にはとても敵いません。サッサと先に進みました。
 でも、5時に起きて以来、天気は良いのにずっと辺りが霞んでい
ます。おかしいなー?。
 って、使い捨てのコンタクトレンズを前日から入れっぱなしだから
です。(^^;

「キレット通過までには晴れるだろ」

と思っていましたが、一向に晴れません。そのまま、このコースの
核心部、不帰嶮に突入しました。
 ま、ガスっていると思えばどうということはないワケだし、他には
ビバークしていた登山者しかいなかったので、どんどん先へ進み
ました。

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 こんな岩場が続きますが、鎖も設置してあるのでどうということは
ありません。登山者が大勢いたら人工落石の危険性が高いし、
オバチャン達の歩みは考えられないくらい遅くて吐き気がするほど
ですが、その心配が全く無いので楽勝です。(^^v
 過ぎた所を振り返ってみると、信じられないほどヤバそうな気が
しますがー。(笑)

 そんな不帰嶮もそろそろ終わりです。

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 それにしても寒い!!。天気は良いのに西風が猛烈で、とにかく
寒い!!。温度計は5℃を表示していたので、体感的には-20℃
位か…。
 おかげで、いくらガンガン登っても汗をかかないので、唐松小屋
から天狗小屋までの標準タイムが6時間のところを、2時間半で
歩いてしまいました。ヤレヤレですが、やっぱり寒いのでようやく
そこでカッパを着ました。
 いやー、何と!、まだ雪渓が残っていて水が出ているんです
ねー。こりゃあ良い場所だなー。\(^〇^)/

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 案の定、氷が張っていました。寒いワケですが、あんまり水が
美味しいので、まだ8時半だというのにウイスキーの水割りを
楽しみました。旨いなー。(^~^
 冬季閉鎖はされていますが、天狗小屋も立派です。
 
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 さて、燃料を補給したところで出発です。
相変わらず風が強いので調子は良いです。白馬岳からの登山者
も多く見るようになりました。鑓温泉口へ降りる人も多いです。

 相変わらず良い景色です。

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 杓子岳辺りからは風が落ちました。頂上直下の巻き道の這い松
の陰で大休止です。

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 ウイスキーの水割りを楽しみながらチャルメラに舌鼓!。
下界で食べるよりも10倍は旨い気がします。絶対気のせい
ですけどね。(笑)

 大休止の後、酔った勢いで杓子岳へ登り返しました。

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 頂上から下を見下ろすと、これは凄い迫力!!。
スカイダイビングが出来そうな気がするし、失敗しても気持ちよく
あの世へ行けそうです。(^^;
ウン、来て良かった。

 お次は白馬岳ですが、その前に予定通り白馬山荘に寄りました。
お目当てはこれです。

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 そう、生ビールです。プハーッ、たまんないねー。(^^v
飲酒運転の罰則は厳しいですが、飲酒歩行はお咎めなしです
からね。逆に足の回転が良くなって、ますます加速するというもの
です。零戦のエタノール噴射みたいなものかなー?。
 折しも、後ろからダブルストックの空身男が迫ってきたので、

「フンッ、越せるものなら越してみやがれ!」

と白馬岳から下りの馬の背ではスピードアップしました。
我ながら絶好調です。足が勝手に反応して、ポンポンと岩を確実
に捉えます。人間の脳って凄いですねー。ホント感心します。

 まもなく、大きく引き離して、そのまま調子よく下山を続けると、
白馬大池に着きました。

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 おおおおっ!、これは実に良い所ですねー。泊まる気は無い
けど気に入ったなー。(^^

 そこで、74歳という大ベテランの山男と、ビールを飲みながら
暫く話をしていました。私って、昔から年寄りに好かれるんです。(^^;
予定では蓮華温泉泊でしたが、栂池の方が近いということだし、
小屋番に聞いたらバスも出ているというので、そちらへルートを
変更しました。
 そこは、私好みの岩場が延々と続く道でした。もう楽しくて楽しく
て、ポンポン飛びながら下りました。

 午後3時半。栂池に到着しました。
まずは生ビールです。旨いなー!!。\(^〇^)/

「バス停は近くですか?」

「バス??、そんなの、もう随分前になくなったよ。
今はロープウェイだよ。」

 へ??、バスが無い????。ちゃんと地図に載っているし、
上の小屋番も時間を教えてくれたのに????。
 
 栂池は大勢の観光客で賑わっていたので、

「これは、遅れを取ってはマズイぞ!」

とロープウェイ駅を目指しましたが、時すでに遅し。駅へ向かう
道なりに長い長い列が出来ていました。あちゃー…。
スキー場の中に道路はあるものの、10Kmくらいはありそうで、
普通に歩くのもチョッカリをするのもゴメンなので、待つことに
しました。中には歩いて下りる人もいて、すぐ後ろにいた若い
カップルも追従しそうでしたが、

「暗くなるからヤメた方がいいよ~」

と止めました。親切でしょ?。(^^;
 すぐ前にいらした山帰りのご夫婦とも楽しく話が出来たし、非常用
ボトルを取り出したので、全く退屈することなく上機嫌で2時間近くも
順番待ちが出来ました。
 更に、旦那さんとモンベル製の全く同じ年代物シャツを来ていた
ヨシミ?で、降り口から白馬駅まで送って頂きました。

「前橋のお二方~!、本当にありがとうございました~!!!」

 おかげで、頼まれていたお土産品も買えたし、駅前の飲食店で
鱈腹飲んで食ってからタクシーで車に戻りました。
久しぶりにタップリ歩いて飲み食いしたから、もうバタンキュー。
お休みなさ~い。(ーー

 番外編へつづく(↓)

http://farmersatoh.cocolog-nifty.com/zakkicyou/2007/10/post_8383.html


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2007年10月 9日 (火)

北アルプス縦走記 その1

 なんせ、稲刈り最終日の前の夜に思い立った山行なので、計画も
大ざっぱです。去年中止になった計画は、爺ヶ岳から南へ縦走する
ものだったのに、今回は逆方向です。気分次第で行き先が変わる
ワケで~。(^^;

 10月6日

 いつものように真夜中に出発して、朝7時には五竜とおみスキー場
に到着しました。一眠りすることもなくゴンドラ駅の中で運転開始を
待っただけに、大勢の登山者に後れを取ることなく、乗り継ぎリフト
では一番でした。ヨッシャー!。これで、オバチャン達の立派なお尻を
見ないで済むゾー!。

 リフト終点からチョット登っただけで、展望が開けました。

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 山の名前はこの通りです。

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 ウーン、やっぱり北アルプスは良いナー。\(^〇^)/
今回は、冬に遠見尾根を登るための下見を兼ねているので、冬を
イメージしながら歩きましたが、これは実に良い尾根です。
ルートがはっきりしていて展望も良く、大変魅力的です。

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 上の写真は白岳から遠見尾根を見下ろしたところですが、上部
の痩せ尾根に付くだろう雪庇に気を付ければ、特に問題はなさそう
です。雪洞、テントのどちらでもOKで、考えただけでもワクワク
します。

 で、五龍岳を見上げれば、実に立派ですねー。

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 眼下には五竜山荘がありますが、もう少し足を伸ばして唐松方面
へ向かいました。予定では五龍岳に登ることになっていましたが、
北へ行きたい気分でした。(^~^

 予想通り、八方尾根からの入山者は非常に多かったようで、南下
してくる登山者も多くて、唐松小屋へ着いたらこの通り。

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「あ゛ー、やっぱり羽毛ズボン持ってくりゃよかったなー。」

 ツエルトと羽毛服、コンロ類はあるので、ズボンがあれば天狗池
まで行って、冬季閉鎖された天狗小屋の陰でビバーク出来るから
です。

「ウーム……、おそらく明日の朝は氷点下…。厳しいナ…。」

 ビールを飲みながら考えましたが、当然のごとく唐松小屋へ泊まる
ことにして、お昼過ぎから酒飲みとなりました~。(^^;
 まあ、8人部屋(棚)に6人収容されたので、混雑していた割には
それほど窮屈な思いをしないで済んだのは幸いでした。
相部屋の人は楽しかったし、従業員の接客態度も良かったしね。

 飲んで食えば後は寝るだけですが、飯食って5時じゃ夜は
長いね~。朝飯まで12時間もあるしー。(~~

http://farmersatoh.cocolog-nifty.com/zakkicyou/2007/10/post_1fc7.html
へつづく

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2007年10月 6日 (土)

北アルプスへGO!!

 やっと稲刈りが終わりました!!。\(^〇^)/

 で、山へ行くことは漠然と考えてはいましたが、調べたらこの
連休を最後に山小屋が閉まってバスの運行も終わるみたいだし、
ちょうど天気もそこそこ良さそうです。大急ぎで計画を立てて、
これから行ってきま~す。ウキウキ。今午前1時です。
じゃあね~。(^^

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2007年10月 5日 (金)

学校のニワトリ

 建設会社に勤務する山仲間から電話がありました。

「ニワトリ5羽要らないか?」

 小学校の改築工事とかで、子供達が世話をしているニワトリの
行き場所がなくなったので、処分しないといけないらしいです。
忙しくてそれどころではないのは別にしても、そんなの要らん!。
全くもってバカな話です。学校で飼っているニワトリを、なぜ建設
会社が処分しないといけないのか!!??。会社でも誰も要ら
ないと言うことで、私の所に話が来たというワケです。

 校長には、

「子供達には、旨かったとか言わないで欲しい。」

と言われたと聞いて、ますます頭に来ました。
バカヤロ!!、自分たちで何とかしろっ!!!。

 どこぞの小学校で、飼っている鶏を自分たちで解体して給食で
食べるということをテレビで放送したことがありました。
子供達は泣きながら食べて、最後には、

「美味しかった。」

と感想を述べていました。それが本当の教育というものでしょう。
ゆとり教育で「生きる力を育む」ハズではなかったのか??。
 ま、今の先生や保護者では鶏の解体が出来る人もいないんで
しょうが、自分の手は汚したくないという虫のいい話で、久しぶり
に頭にきました。

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2007年10月 4日 (木)

ウエイト・ベルト

 使わなくなった箪笥を入れるために土蔵を片づけて、無造作に
置いてあったキャンプ道具やダイビング道具を別の場所に移しま
した。特にダイビング道具はあちこちに分散していたので、一カ所
にまとめました。

 が、ウエイト・ベルトどこにも無い…。
変だナー??。あちこち捜しても見あたらないので諦めていました
が、出てきました。何と肥料庫の隅から。なんでこんな所にある?。

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 って、何気なしに置いて忘れていたに違いありませ~ん。
ボケたもんダ。(^^;

 これで、いつでも潜りに行けるなー、と思いますが、多分行かない
でしょう。貝を捕って見つかれば警察に捕まるし、アマチュアの
ライセンスを持っていないのでエアータンクも借りられません。

「プロのダイバーだったんだけど…。」

と言ってもダメなんです。すると、

「あたし、ライセンス持ってるよ。」

と妻。信じられん。運動神経ほとんどゼロで取れたなんて…。
実に怪しげなライセンスですが、あれはレジャー・ダイビング業界
の金蔓ですからね。(~~

 ま、お金を貰わないと潜る気がしないので、実際に潜る機会は
なさそうですが、道具が揃っていれば安心です。(?)
遺体捜索のアルバイトでもないかなー。(^^;

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2007年10月 3日 (水)

籾摺り

 ゴマすりは嫌いですが、モミすりは好きです。

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 近年は、コンバインで刈り取った籾を、ライスセンターやカントリー
エレベーターといった大型乾燥調整施設に搬入して、それでお終い
という農家が多いですが、私は最後まで自分でやります。
子供の頃から、玄米の感触が好きでね~。(^^
 昔の人が苦労して、改良に改良を重ねて築き上げた技術を踏襲
して仕上げることに、ある種の感慨を覚えます。
皆、お米を当たり前のように食べていますが、日本人として最も
根元的な部分に携わっている事への誇りもあります。

 でも、こんなに米価格が暴落しては、いくら低コスト生産でもやって
いけないな。そうしたら、もう家族で食べる分しか作りません。
国民が飢えても、そんなの知らんもんねー!。全てはお国の責任
なんだよ!!。フンッ!!。

 取りあえず、今回の出荷分だけ仕上げました。

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 とっても美味しい庄内のお米、はえぬきです。買って食べてね~。

 ところで、美味しいお米と言うと、みんなバカの一つ覚えみたいに
コシヒカリって言って大人気ですが、はえぬきも魚沼コシヒカリと同じ
く、最も食味が良い「特A」に長年ランキングされています。
「ひとめぼれ」もそうですが、美味しいと言われるお米は、ほとんど
皆コシヒカリと腹違いか種違いの兄弟なんです。
コシヒカリは足腰が弱くてすぐに倒れますが、はえぬきは、なんせ
「はえぬき」ですから倒れることがありません。非常にタフです。
高温にも低温にも強くて、台風にも負けずに収量も上がるという、
本当に優秀な品種なのです。
 
 しか~し!、稀に見る逸材が必ずしも正当な評価を受けるワケ
じゃないのはお米の世界でも同じ。勿体ないなー…。

 ちなみに、魚沼コシの田んぼは山登りのついでに見てきましたが、
山間部のために生産性は悪いものの、灌漑用水は思わず飲みたく
なるような水で、

「こりゃ、良い米が出来るなー!」

と大いに感心したことを鮮明に覚えています。
生産量の割りに流通量が異常に多いのはギモンですが。(ーー

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2007年10月 1日 (月)

無花果

 子供の頃から好きでした。イチジクです。

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 これは婆ちゃんが作った甘露煮です。旨いなー。(^^
子供の頃は、完熟して赤く開いた実もよく食べました。

 で、イチジクと言って思い出すのは、やっぱりイチジク浣腸
でしょう。子供の頃に母親に挿された記憶が長い間トラウマに
なっていましたが、大人になって大腸検査のために、病院で
太い注射器で浣腸されて、それは消えました。
ミョーーに気持ち良かったんです。(^^;

「看護婦さん、今度はオレがやってあげるよ。」

という冗談を言う余裕すらありましたからねえ。(^^v

「そんなこと言う患者さんは初めてですウ。」

と、若い看護婦さんは仰け反って喜んでいました。

 あれから20数年…。
チョー快便の毎日なので使う機会はありませ~ん。

 ハハ、グルメネタからシモネタへ落ちてしまいましたネ。
え?、予想通り?。ヤッパシ?。(^^;

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