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2007年12月31日 (月)

木工ロクロ作り

 剛性の無い旋盤に懲り果てたので、念願の木工ロクロを作り
ました。昨日の半日で設計から溶接、塗装まで済ませたので、
今日は作業台にセットしてみました。

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 ジャ~ン!!、お披露目です。
こんなに簡単なので良いのかな~??。(^^;
ツールレストは、上下左右に移動出来て向きも変えられます。
 材料は、50mmと40mmの角鋼と320Wのモーター、カバー・
スイッチ、10mmボルト&ナット、ゴムシートだけですが、¥545で
買ったゴムシート以外は全て在り合わせです。超安上がり!!。

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 木製の円盤は、まだ仕上げ前のフライホイールです。
これがあると格段に安定するという齋田さんの助言により、作りま
した。高価なスクロールチャックなどを買う予定は今のところ無い
ので、フライホイールを取り付けている16mmのボルトに材料を
固定することにしました。そのために、ネジ切り用のタップも作りま
した。太いタップって高価ですが、なんと税込み¥50のネジ一個と
廃材一本で完成です。(笑)

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 まだ塗装前ですが、欅の端材に14mmの下穴を空けて試し切り
をしてみました。バッチグーです。充分実用になります。\(^〇^)/

 さて、まずはジグソーで切り出しただけのフライホイールの仕上げ
ですが、へ??、バイトを当てると回転がグンと落ちてしまいます。
何これ、フライホイールが重すぎるの?。それともモーターが壊れて
るの??。切れ味はバッチリなだけに残念です。(ーー
 仕方ないので、別のモーターを引っ張り出してきました。
パワー充分なので良いだろうと思いましたが、ナンと取り付けボルト
が逆ネジじゃん。(~~
 じゃ、取り付け部を交換しようと思ったら、軸径が2mm太い…。
あちゃー、古いモーターがゴロゴロしているというのに、使えるのが
ないっつーこと??。明日、山小屋にある機械のモーターも見てき
ましょう。あっさりロクロ完成!!と思ったんですが、ちょっと躓いて
しまいました。(^^;

 何はともあれ、今年最後の工作となりました。
皆様、良い新年をお迎え下さい。(^^

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2007年12月30日 (日)

箸立て完成!

 しつこくオイルを塗ってから乾燥させて、完成!としました。
これまで使っていたプラスチック製の安物はゴミ箱にポイッ!、と
一度はしましたが、勿体ないので工房でペン立てとして使うことに
しました。(^^;

 材料が何だか分からないまま削った後に、皆さんのお陰でカリン
であるとの確証を得られましたが、欅製の茶筒と似てますね。
良く見れば木目が違うし、元々の色合いが結構違うんですけど。

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 しかし、実際に手にしてみると風合いが違います。写真じゃ伝わ
らないのが残念ですけど…。
 次は、これらを載せている皿、というかお盆を作らなきゃねー。
その前にロクロを作らないといけないんですが。(~~

 製作過程はこちら

http://farmersatoh.cocolog-nifty.com/zakkicyou/2007/12/post_0f12.html

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2007年12月28日 (金)

テントシューズ

 寒くなりましたね。
暖房器具を置いていない私の部屋の気温は、現在6℃しかありま
せん。パジャマ姿の時はさすがに寒いので、上下羽毛服に身を包み
ます。さらに、厚手の靴下とテントシューズを履けばバッチリ!。
昨日までは、25年ほど前に買ったモンベルのダクロン綿ショート・
タイプを履いていましたが、不足を感じたので羽毛のロングタイプを
今期初めて取り出しました。通称「ゾウ足」ですね。

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 さすがは羽毛。暖かさが全然違います。首同様に足首が温かい
と体全体が暖まります。ヌクヌクです。(^^

 これらはテントシューズですから、本来は冬山のテント内で使う物
ですが、室内でも大活躍です。灯油が暴騰していても気になりま
せん。(^^
 特に、ロングタイプはテントの外の雪が深くても、そのまま出られる
ので凄く便利です。底もしっかりしているし、買うなら絶対これです。
冬山に登らない人にもお勧めしますよ~。(笑)

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2007年12月23日 (日)

箸立て

「もうこんな旋盤ヤダッ!。」

 心底そう思いました。
電動ドリルを使う旋盤もどきで箸立てを作ったんですが、旋盤として
の剛性が無くてぶれるんです。外側を削るのはまだしも、内側を削る
時は悲惨。激しくぶれてバイトは暴れてさっぱり進みません。

 それでも、何とかかんとか削り上げて、ペーパーもかけました。

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 カットしてからオイル仕上げにしました。
まだ本完成ではありませんが、こんな感じです。

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 ところで、この木材が何なのかが分かりません。色が赤紫っぽく
て欅よりも堅い感じです。かなり重いです。
分かる方、ぜひ教えて下さ~い。

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 もうこんな旋盤はこりごりなので、決心しました。

「旋盤を作ろう!!」

 丁度手頃なモーターはあります。買えばこれだけで2万円ほど
しますからね。

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 鉄骨もストックがあるから材料費はかかりません。
問題はチャックをどうするか…。軸は12mmです。
そもそもチャックがどういうものかが分かりません。何をどう取り付け
ればいいのか??。それが分からないと先に進みません。
誰か教えて~!。(^^;

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2007年12月21日 (金)

セミ・アクティブ方式

 「AUDIO BASIC 2006 AUTUMN vol.40」をめくっていたら、
スピーカーシステムの新しい方向性として、「セミ・アクティブ方式」
が載っていました。大型システムの低音だけを分離して、専用の
パワーアンプで制御するという方式ですが、去年は読み飛ばして
いました。
 何故なら、ウィルソン・オーディオのSystem8が¥3,885,000、
YGアコースティックのKIPODが¥3,990,000、ヴィラティ・オー
ディオのParsifal Ovationが¥3,412,500という超高額製品が
紹介されていて、

「そんなの関係ねえ!!」

だったからです。(去年はまだ流行ってなかったような?)

 オーディオ評論家の三浦孝仁氏は、

「低域だけを専用パワーアンプでドライブさせるのは、設置する部屋
によって大きく印象が異なる低域方向の量感バランスと部屋のクセ
というべき低音のピーク&ディップを容易にコントロール出来るから
だ。」

 更に、

「低音のエネルギーは想像以上に大きく、ウーファーの動作による
エンクロージャーの振動や共振がトウイーターやミッドレンジの音に
悪影響を及ぼす場合がある。」

と述べています。私が実践していて惚れ込んでいる方式だけに、

「全くその通り!!。あなたは正しい!!」

と断言します。それほどに優れています。大がかりになるのが欠点
ですが、難しい方式じゃありません。自作も可能です。
 それだけに、先に紹介した三製品は、ハッキリ言ってボリ過ぎ。
いいとこ百万円でしょ?。

 ま、ハイエンド・オーディオの世界では高い方が売れる向きも
あるので、それはそれで良いのかも知れませんがね。

 セミ・アクティブ方式はお薦めですが、メーカー品は高価なので、
既存のシステムと組み合わせられる高品質なサブ・ウーファーが
あれば良いと思います。

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2007年12月16日 (日)

サブウーファー製作第二弾⑫型番決定!

 「ほろ酔いシアター」のページの一部を手直しした際に、完成以来 ずっと「型番無し」になっていたサブウーファーに名前を付けました。 7z160005  見た目は無骨だけど、その音は筋肉質ですこぶる俊敏なので、 FK-macho と命名しました。FKは「ファーマー工房」の略です。(笑)  ただ、サブウーファーということに、実は違和感があります。 通常のサブウーファーは、既存のスピーカーシステムに超低音を 付加する物ですが、私の場合は3wayスピーカーの超低音部分を チャンネルデバイダーでカットしています。つまり、4wayシステムと なっているワケです。こうすることで低音域から中音域の音の濁りと だぶつきが無くなって、非常に明快で生々しい音が出るようになり ました。倍音成分が豊かになって音楽性が格段に向上した点も 特筆ものです。  そんな優秀なスピーカーに名前が付いて嬉しいです。(笑) CDプレーヤーへのD-CLOCK搭載と相まって、音楽再生に何ら 不満が無くなったことは喜ばしいですが、オーディオ趣味的には チョットだけ寂しい気もします。(^^;  この”FK-macho”を販売する計画はありませんが、もし受注 生産するとしたら定価はいくらにしようかとか、考えるだけでも楽しい です。(^^

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2007年12月15日 (土)

楊枝入れ

 妻から爪楊枝入れを頼まれていたことを思い出したので、軽い
気持ちで作り出しました。欅の角材を適当に切り出して旋盤もどき
にセット。大胆にも面取りをせずに、いきなり回して削り出しました。

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 こんなことはバイトでは絶対にやりませんが、カンナだとサクサク
削れます。完全に角が取れると、刃の出を小さくして仕上げです。

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 僅かな時間で丸くなりました。バイトよりもずっと速くて綺麗です。

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 今度は、バイトでRを削り出します。

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 次ぎに旋盤から外して、自由錘で中を掘ろうとしましたが、材料が
堅いのとボール盤のパワー不足で断念!。
仕方ないので、えせチャックで旋盤にセットしましたが、

「あ゛ーー、センターが出ない……。」

 そうです。超安物のチャックが狂っているんです。
ガッカリして写真を撮るのも忘れていました。(^^;
 それでも、一応バイトで掘ってみましたが、やはり厚みが不均等
になってしまいました。ゴミ箱にポイです。

 その時、以前作った酒器の失敗作があるのを思い出しました。
早速爪楊枝を入れてみると……、

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 ま、取りあえずこれで良いんでないかい?。(^^;

 やっぱり、まともな旋盤が欲しいなー。高いから買うのは嫌なんだ
けど。(~~ 

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2007年12月 9日 (日)

トップ靴店

「トップ靴店は、なぜ店をたたんだのか。」

 新宿区高田馬場にあった登山靴専門店、トップ靴店が消えてから
約20年。その疑問はずっと私の中にありました。
三季用の登山靴をオーダーして以来、その履き心地に惚れ込んで、
冬山用登山靴、ワークブーツ、チロリアンシューズと、四足の靴を
作って貰いました。愛おしくて、手入れするにも熱がこもります。

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 どれも大のお気に入りで、左の三季靴はソールを二回張り替えても
全くへたりがありません。一生物です。

 こんな素晴らしい靴を作った人が、何故やめたのか??。
ソールを張り替えて貰った、山形市の後藤靴店のオヤジさんは、

「あそこは、あまりにも良い靴を作りすぎて、買い換え需要がなく
なったんだ。」

と言いましたが、そんなことってあるんでしょうか。謎です。

 ま、メンテナンスの面では、後藤靴店に全幅の信頼を寄せている
ので心配ありませんがね。あそこの技術は一流ですから。

 今は無きトップ靴店…。本当に良い仕事をする靴屋だっただけに
惜しいです。誰か真実を知っていたら教えて下さい。

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2007年12月 6日 (木)

Google Earth

 これってチョー面白いですねー。
我が家は分かりませんが、かなり鮮明な画像です。

 で、北朝鮮を覗いてみると、これは凄い!。
建物は非常に鮮明だし、走っている車の種類もだいたい分かり
ます。何だか情報機関の人間になったような気がしてきます。

 こんな凄いシステムがタダで使えるなんて、どうなってんの?。

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2007年12月 3日 (月)

関東突貫ツアー

 昨日は、家族を連れて車で関東へ行ってきました。
当初は一泊の予定でしたが、日帰りに変更して4カ所を巡って
きました。往復約千キロの強行軍です。

 いやー、関東はやっぱり天気が良いですねー。
生暖かくてキモチ悪いほどです。冬はピリッと肌を刺すような冷たさ
が無いと、どうも違和感があります。
 さすがは都会。車が多くて道も複雑でしたが、文明の利器、
カーナビとETCのおかげで全く迷うことなくスイスイと走ることが
出来ました。本線料金所って田舎にしか無いのかと思っていたら、
環状道路とかには結構あるんですね。巨大な料金所にもビックリ!。

 行きはエコ運転でしたが、帰りはガンガン。燃費最悪です。(^^;
宮城県付近から雨でしたが、月山第一トンネルを抜けたら雪が
降っていたので、

「おっ!、雪だ!」

と思わず歓声を上げてしまいました。やっぱり冬らしくて良いです。
今回のツアーで一番嬉しかったなー。(^^;

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2007年12月 2日 (日)

スキー・シール

 白く輝く鳥海山を見たら、俄然山モードになりました。
今年の正月山行で切れて、一応修理したシールではやっぱり
心許ないので、20年近く振りに買ってきました。
昔は、スキー・シールと言えばポモカでしたが、店にあったのは
マジックマウンテンとモンベル製。時代は変わったようです。

 早速、スキー板に合わせて加工します。
まずは、トップの長さを決めて余分な分をカットして、外れないように
縫います。これは説明書にも書いていませんが、重要です。
耳は斜めにカットします。

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 次ぎに、板のエッジが出るようにセンター付近をハサミで切り
取って細くします。これをやらないとアイスバーンで泣くことに
なります。

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 次は、テール部分の角を斜めにカットして、剥がれにくいように
します。

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 これで、バッチリ!。
後は、板の汚れとワックスをリムーバーで拭き取って接着性を良く
して、貼ってからシール面にワックスを塗れば完璧!。
山に行く準備完了となります。体調は常に万全なので、仕事と天気、
それと、山の状態のタイミングが上手く合えば、楽しい山行が期待
出来ます。早く行きたいなー。

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