楊枝入れ
妻から爪楊枝入れを頼まれていたことを思い出したので、軽い
気持ちで作り出しました。欅の角材を適当に切り出して旋盤もどき
にセット。大胆にも面取りをせずに、いきなり回して削り出しました。
こんなことはバイトでは絶対にやりませんが、カンナだとサクサク
削れます。完全に角が取れると、刃の出を小さくして仕上げです。
僅かな時間で丸くなりました。バイトよりもずっと速くて綺麗です。
今度は、バイトでRを削り出します。
次ぎに旋盤から外して、自由錘で中を掘ろうとしましたが、材料が
堅いのとボール盤のパワー不足で断念!。
仕方ないので、えせチャックで旋盤にセットしましたが、
「あ゛ーー、センターが出ない……。」
そうです。超安物のチャックが狂っているんです。
ガッカリして写真を撮るのも忘れていました。(^^;
それでも、一応バイトで掘ってみましたが、やはり厚みが不均等
になってしまいました。ゴミ箱にポイです。
その時、以前作った酒器の失敗作があるのを思い出しました。
早速爪楊枝を入れてみると……、
ま、取りあえずこれで良いんでないかい?。(^^;
やっぱり、まともな旋盤が欲しいなー。高いから買うのは嫌なんだ
けど。(~~
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コメント
旋盤にかんなですか??!!
こりゃ実用新案ですね。
失敗に終わっちゃいましたか。
この際四角いので再挑戦ってのもありですね。
旋盤は私も今一番欲しいもののひとつです。
高いですね~~~。
ボール盤も持ってないし・・・・。
投稿: さくらい | 2007年12月16日 (日) 01時36分
酔っぱらって書いてます
細かいものを作る仕事ほど難しです。
真取りは細くなるほど出ません。
世界的にあんなに短い楊枝を工業的に出来る国は日本しかなかったのに戦時中に台湾に教えたって聞いたから多分日本と台湾位にしかないんじゃないかな。
中国から渡ってきた仕事(大昔に渡ってきた楊枝)も日本に来て仕事(真出し)するようになったそうです。
でも中国銀留学生にそう言ったら中国にも楊枝はあると言ったので実際に見させてもらったら日本にある楊枝とは段違いで単に竹の先を細くした物で真出しをしていません。
やっぱり楊枝は日本製か、真似しっこのの台湾製でしょう。
投稿: こうさく | 2007年12月16日 (日) 02時08分
>さくらいさん
イチローのバットも作っているというバット作りの名人が、
カンナで削っていたという話を聞いて、試してみたら
バッチグーだったんですよ。本当に気持ちよく削れます。(^^
何でもそうですが、安物はダメですね。
私の旋盤もどきは買ってきてすぐに壊れました。
得意の鉄工でガッチリ補強してして使っていますが、精度が
低くてイカンガーです。
旋盤は、タダで貰える話もあるんですが、重さが3トン以上も
ある代物なので手が出せません。(^^;
>こうさくさん
そうですね。特に腕の良い建具職人の技には目を見張ります。
私には絶対無理。
爪楊枝は何気なしに使っていますが、よく見ると芸が
細かいんですよね。あれであの値段。感心を通り越して
呆れます。どうなってんの??。
ところで、ご実家の近所にあるらしい旋盤屋はまだやって
いるでしょうかね?。見学に行こうと思いつつ、何年も
経ってしまいました。(^^;
投稿: ファーマー佐藤 | 2007年12月16日 (日) 08時27分
こんばんは!
すごいことしてますね
カンナを使うの最初は怖そうな感じですが、慣れればどおってことないのかな
最後のオチが面白かったです
投稿: 大工協奏曲 | 2007年12月17日 (月) 22時20分
>大工協奏曲さん
いや、カンナの方が安全です。
蹴られることがありません。ただ、やはり面をしっかり
取ってから削るべきですね。(^^;
投稿: ファーマー佐藤 | 2007年12月17日 (月) 23時04分