木工ロクロ完成!
ペンキが乾いたので昇降盤にセットしました。
木工用の機械ですが、カテゴリーは「鉄工」です。(^^;
M10ボルト4本で昇降盤に固定してから、カバー・スイッチを
を取り付けて配線し、三方向移動式のツールレストを取り付け
れば完成です。
試しに材料取り付け板兼用フライホイールを削ってみましたが、
バッチグーです。実に安定しています。総重量が約130Kgなので、
ワークステーションに取り付けた時とは全く違って、ガタついたり
しないので凄く楽に削れます。バイトの切れ味が違います。
これは、充分楽しめる予感がしてきました。モーターは強力だし
音も静かです。こりゃ良いな~。\(^〇^)/
鉄骨に庄内砂丘の焼砂を充填したのも、きっと効いていることで
しょう。ウンウン。しかも、製作費は僅か¥575也。(^^v
このキャスターベースは、10数年前に機械屋からこの中古
昇降盤を買った時に作った物なので結構錆びていますが、気に
しません。キャスター付きなので、移動も楽々です。(^^v
さて、この自作ロクロには既製品には無い機能があります。
深い器物の内側を削る時に、前屈みになる必要がありません。
元々が昇降盤なので傾斜盤が付いているし、高さ調節も自由に
出来るからです。(笑)
問題はチャックですが、昔の工人はスクロールチャックなどという
便利な物がなくても立派に作っていたワケなので、工夫次第で
何とかなるでしょう。成田壽一郎著「木工挽物」を参考にします。
それって江戸時代以前のチャックなんですけど…。(^^;
それにしても、この昇降盤はルーターテーブルとジグソーテーブル
を兼ねています。果たして30Kg以上あるロクロベースを一回ずつ
脱着する気になるかどうか……。
それは私にも分かりませ~ん。(^^;(^^;
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コメント
いやぁ~~、すごいのが完成しましたね。
安定感があって安心ですね。
とても真似はできませんが、今日ふと思いついたことがあるので
早速明日取り掛かろうと思います。
うまくいけば超々簡単ロクロなのですが・・・。
問題はツールレストの作成とバイトですね。
でも、明日はちょっとしか時間が取れないんです。
思いついたらすぐにやりたいですよね。
投稿: さくらい | 2008年1月11日 (金) 00時17分
さくらいさん、忙しそうですね。
忙中閑あり、で頑張って下さい。忙しい時の方が
集中力が出るように思いますが、どうでしょう?。
やっぱり木工機械は重いのに限りますね。
安定感が全く違います。精度はそれに比例するようです。
簡単ロクロといえば、のほほんさんも実践されていましたね。
バイトがカッターナイフだったりしてましたから、
何でも良いのかも?。
投稿: ファーマー佐藤 | 2008年1月11日 (金) 06時54分
なんと!まあ大型ろくろを手作りとは!
重量130kgとはすごいですねぇ!
チャックも手作りですか。どんな作品が作れるのか楽しみです。
暗いフィガロ?どんなフィガロなのかな?私も楽しいフィガロがいいなぁ。
投稿: のほほん | 2008年1月12日 (土) 20時13分
ギクッ!、のほほんさん、あんまりプレッシャーを
掛けないで下さ~い。(^^;
暗いフィガロ…、はお薦めしません。残念ながら。
投稿: ファーマー佐藤 | 2008年1月12日 (土) 20時28分
やりましたね。130キロとは。私は、1を見落としていました。これなら、どんな偏芯ものも、びくともしませんね。チャック江戸時代版とは、どんな物なのか、どきどきしています。
投稿: 書龕洞主人 | 2008年1月13日 (日) 21時21分
>書龕洞主人さん
昔のチャックは、爪を刺したり挟んだりするものの
ようです。その程度でも出来るということですね。
まだ試してはいませんが。
投稿: ファーマー佐藤 | 2008年1月13日 (日) 22時44分