« 独楽作り | トップページ | 独楽作り2 »

2008年2月15日 (金)

ベルヌーイの定理

「飛行機はなぜ飛ぶのか?」 

という話になると必ず出てくるのが「ベルヌーイの定理」です。
私は「えせ飛行機乗り」ですから一応知っていますが、どうも
釈然としません。

「湾曲している翼の上部は下部よりも長く、空気が速く流れて
密度が低くなるので、そこに揚力が発生して飛行機は浮く」
というものです。
 一方には、ニュートンの「作用反作用の法則」説もあります。
「下方に湾曲した翼の後端が空気を押し下げる「作用」によって
翼が持ち上げられる「反作用」が働くことで翼は浮く」
というものです。

 それぞれ理解できるような気もしますが、それじゃあ、なんで
背面飛行が出来るの?。お盆にお供えする発泡スチロール製
の飛行機の羽は平面なのに、なんで飛ぶの??。
そもそも、なんで、翼上部の空気は速く流れるの???。

 まあ、背面飛行に関しては鳥がすることはないので、プロペラ
やジェットエンジンを搭載した飛行機の専売特許なのかも知れ
ませんが、専門家の明確な説明はまだ目にしていません。
 第一、ベルヌーイがその理論を打ち立てたのは270年も前の
ことで、飛行機が全く存在しない頃です。ライト兄弟が人類初の
飛行機を飛ばしたのは1903年ですから、ほんの105年前で、
日露戦争の頃です。それなのに、大昔の理論が尊重されるのは
何故?。現実には、

「そんなの関係ねえ!!」

 とばかりに、私の疑問、いや、専門家も明確には分からない中
でも飛行機は毎日世界中を飛んでいるワケで、何やら不思議な
気がします。

 不思議と言えば、どうして鳥のように羽ばたいて飛ぶ飛行機が
存在しないのか?。速度は出ないとしても滑走路が要りません。
渡り鳥は何千キロも飛行するワケで、非常に効率が良い筈です。
それを見習わないのは何故???。

 ところで、「そんなの関係ねえ!」の小島よしお氏を今年初めて
テレビで見ました。去年の大ブレイクで終わってしまったのかと
寂しい思いをしていただけに非常に嬉しいです。
彼には、「パンツ一丁」を社会一般で通用する衣文化にまで昇華
させて欲しいと切に願っていますからね、私は。

「もうすぐ春だ!、応援してるから頑張れよっ!!」

|

« 独楽作り | トップページ | 独楽作り2 »

コメント

航空力学でベルヌーイの定理がでるのは基本で一般の人にもわかりやすいからでしょう。
ロケットが飛ぶのも作用反作用で説明される事が多いですがそれと同じなんでは。
ちなみに、フラットな羽の発泡スチロールの飛行機は飛行とは言えずに滑空している(空気の相を滑り落ちている)だけ。
えせ飛行機乗りですから当然知っているでしょうが羽の形状を上下逆にして飛行させたらあっという間に急降下です。
背面飛行時も同じでエレベーターもエルロンも動かさずに飛行させたら推進力を考慮に入れなければ落っこちます。
なんてね。航空力学は今やコンピュータによる厳密かつ細かい計算無しに成り立たないのも実際。基本の基本はベルヌーイだけど、進歩してるのよ〜。

さておき、小島よしおまだ消えてないね。
札幌雪祭りに出るとかでないとか。
凍えるなよ〜

投稿: こうさく | 2008年2月16日 (土) 10時00分

 へえ~、こうさくさんは航空力学も詳しいんですね。
そういえば、研究所もあるしね。
 確かに、背面飛行の時は無意識に昇降舵を操作していますね。
庄内空港からボーイング737で離陸して、旧松山町の上空で
背面飛行からのハーフロールで180°方向転換して庄内空港に
着陸するなんてこともやっていますが。(笑)

 人間、鍛えれば寒さにも強くなります。ぜひ頑張って貰いたいです。
私の部屋は現在1℃なので、パンツ一丁は厳しいな…。
 ところで、彼のパンツはレア物で入手できませんね。残念です。

投稿: ファーマー佐藤 | 2008年2月16日 (土) 12時48分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 独楽作り | トップページ | 独楽作り2 »