鳥海山三ノ俣山行
山仲間のタカ氏を誘って、鳥海山の三ノ俣コースへ行ってきま
した。雪が少ないという情報は得ていましたが、ストーブのある
小屋で酒飲みしたかったんですよね。(^^;
2月10日
案の定ブッシュが酷いですが、気にせずにどんどん登りま
した。お昼過ぎの出発なのでトレースがバッチリでした。
珍しく入山者が多くて、登る時に6人とすれ違いました。
鈴木小屋に着いたら、何だかお祭りみたいで、3パーティで
10人ほどが休憩していました。ワオッ!。
その中には、20年前以上前に冬になると毎週のように一緒
に山スキーをしていた二人が、それぞれ別パーティで来ていま
した。一人は私のお師匠さんで、鶴岡の大滝輪店の大滝さん
です。鳥海山では超有名人なので、写真を載せても構わない
でしょう。
帰したくなかったですが、「仕事」では仕方ありません。
またね~。
午後3時には全員下山したので、二人だけになりました。
私の荷物はこれですが、異常に大きいですね。
主な中身はこれです。
暖かな一夜を過ごすための豆炭12Kg袋。ザックが一気に
軽くなりました。(笑)
灯りは特製キャンドルですが、終いにはこうなりました。
もはや風情はありません。(^^;
ビールとウイスキーを楽しみながらモツ鍋フーフーで、
「こりゃ、たまんねえなー」\(^〇^)/
やっぱり、ストーブのある小屋は良いです。かなり老朽化
してますがネ…。9時消灯。
2月11日
すっかり明るくなってから出発しました。パッとしない天気
ですが、風はありません。昨日は大勢入ったのでトレースも
賑やかです。
上はガスっています。
ついには何も見えなくなりました。
天主森の頂上を直ぐ下で撮ってみましたが……。
完全なるホワイトアウトです。
ほんの10m程登ったら頂上に着きました。
景色も全く見えないので、これ以上登っても仕方ありません。
相棒のタカ氏も諦めモードです。
とにかく何も見えないので、シールを外して滑り出したら、
いきなりコケてしまいました。ホワイトアウトの中での滑降は
雪面が全く読めないので難しいです。
それでも雪質はまずまずで、ブッシュが見えるようになると
滑りを楽しむことが出来ました。快適~。(^^
で、そのまま下山するには早すぎる時間なので、森林限界
からまた登りました。すると、まもなくガスが晴れてきたので、
今度は月山森へ向かいました。ラッキーですね~。
稜線まで登りました。月山森はガリガリです。
景色も少しは楽しめました。
天候の回復はなさそうなので、即決で降りることにしました。
見えるウチに滑るのが得策です。雪は重めでも快適な斜面
ですからね。ウン、登り直して良かったなー。(^^
小屋に寄って荷物を回収してから下山です。
しかし、小屋から下は大変で、特に最後の下りは雪も腐って
いて悲惨。
ここを華麗に滑る人がいたら見てみたいです。
タカ氏は杉林の中を滑っていました。オレもあっちにすれば
良かったなー…。それでも何とか無事にスキー場まで着いて
メデタシメデタシ。あそこはしばらく行かなくて良いな…。(^^;
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コメント
あああ、先越されちゃいましたねf(^^;)
月山森までとは、いがったいがった。
写真の大先輩、多分オラも数回お会いしてますな。パワフルかつ華麗な滑りに溜息でした。
今日はオラの岳友も登ったはず、スノーシュー履いたご麗人をば見ませんでしたか?
佐藤さんの華麗な藪スキー見てみたかったです( ̄ー ̄)ニヤリ
投稿: lison | 2008年2月11日 (月) 19時39分
ああ~、賑やかなご婦人達がいましたね。
遠くからでも元気な酒田弁がハッキリと聞こえました。(笑)
肝心のスキーの方は……、ヨタヨタでした。(^^;
投稿: ファーマー佐藤 | 2008年2月11日 (月) 22時31分