サイクル・ウェア
明日の夜、50Kmほど離れた山中にある山仲間の小屋で
ある宴会に自転車で行くことにしました。まずは準備です。
9日に鳥海山までの往復112Kmを走った時に感じたことは、
「長距離を走るには、それなりの装備が必要だ。特にパンツ!。」
体にフィットした股パッド入りの専用パンツが必要だと思った
ワケです。尻の痛さを軽減し、空気抵抗も減らせるので目標の
時速70Kmを出すにはこれしか無い!!。
いわゆるモッコリパンツですが、街中を歩くわけじゃないので
問題ないでしょう。
しかし、このところ貧乏なので、虎の子の500円玉貯金の
ビール缶を破りました。
一番安いのがジャストフィットしたのはラッキーでした。
これをはいただけでも楽に速く走れそうな気がします。
Tシャツも揃えたいところですが、自転車用は非常に高いので、
別を当たります。アンダーアーマーなんかは空気抵抗が非常に
少なくて良さそうですが、凄~く汗臭くなるそうなのでパス。
暑い時期の山登りで、光触媒Tシャツの性能を実感しているだけ
に、やっぱり臭くならないTシャツが良いな~、と思って酒田の
富樫スポーツに相談しました。強力消臭糸デオシームを使った
フェニックスのシャツを勧められました。普通のルーズタイプです
が、小さいサイズのを着れば結構タイトになります。
「ま、これで良っかー。」
空気抵抗を減らす目的を考えるとイマイチですが、山用として
着ているのよりはマシ。長距離を走る場合には臭くならないと
いうのは大きなメリットなのです。値段もアンダーアーマーより
安かったし、ハッキリ言ってそれしか無かったので妥協したと
いうワケです。
これら二点以外は在り合わせです。
靴下は昔から山スキー兼用靴に使っている真っ赤のヤツだし、
手袋は農協から粗品で貰った園芸用。
滑らずに通気性抜群の優れものですけどね。
頭には、奥穂高小屋で買った赤いバンダナを巻いて、
涼かちゃん帽子を被れば完璧。
売り場でヘルメットも一応被ってみましたが、バイク用と違って
非常に粗末だし、フィット感ゼロなので、欲しいとは全く思いま
せんでした。形から入るのが嫌いなので、
「あんなモン被りたくない!」
という思いも強いですがね。
靴も重要です。売り場の専用靴は皆1万円以上!!。
そりゃそうでしょう。専用なんだから……。
こちらの方は最初から買う気は無くて、ある物で間に合わせます。
中学校の親子レクで必要になって買った¥498のズックです。
紐は下駄箱に入っていた別のと交換しました。我ながら気色
悪いと思いますが、これも勢いというものです。
このズックの優れている所は、ソールが結構堅いのでペダルが
踏みやすいし、布製なので蒸れないと言うことです。
バッチグーです。
更に嬉しいのは地下足袋と甲回りが同じなので、トウークリップ
の調節が不要なこと。ほとんど仕事用の自転車なので、これは
とても重要です。
さあて!、滅茶苦茶な配色はともかく、これで準備完了!。
明日はガンガン走ってガッチリ飲むゾー!!、と思っていたら
一本の電話。山岳会の会長の母親が亡くなったとのこと。
あ゛ー、山小屋宴会は速攻で中止です。
自転車に乗れなくなりましたが、場所を変えて飲むことには
変わりません。まっ、良いかっー。
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