MTBで鳥海ブルーライン
午前中の仕事を早めに済ませて、お昼前からMTBで出かけ
ました。ヘルメットのテストがてら鳥海ブルーラインまでです。
テストにしては遠いですが~。
先月は遊佐町から登りましたが、やや物足りなかったので、
今回は象潟町まで足を伸ばしました。久しぶりに快晴となり、
かな~り暑かったですが、穴あきメットの効果は十分感じられ
ます。汗が流れるのでバンダナは必要ですけどね。
遊佐町の外れの辺りからは日本海が望めます。
とっても暑いので泳ぎたくなります。
鳥海ブルーラインの秋田側コースへは象潟まで行かなくても
栗山池の側を通って行く方が近いのですが、コンビニや商店が
無いために遠回りしたワケです。
それにしても、暑い中ずっと向かい風だったので、やっと見つ
けた象潟町の酒屋では、疲労回復にと、
「プシュッ!、プハーッ!」
とやってしまいました。本生ロングだけでは足りなくて、チョー奮発
しました。
いや~、やっぱり旨いな~~。贅沢贅沢!。\(^〇^)/
お湯を貰ってカップラーメンで腹ごしらえです。酒田市内でも
かつ重弁当を食べたのに腹ぺこです。車で高価なガソリンを
消費するよりも燃費が悪いなー、こりゃ…。
コンビニと違って客が全く来ないので、静かで良いです。
涼しい風も吹き抜けて、とても気持ち良い休憩場所でした。
「鉾立へ自転車で行くの??。そりゃお気の毒様。
車で行くのも大変なのにねえ……。」
と店のオバチャンに言われました。
軽く笑い飛ばしていましたが、しばらくして後悔することに……。
ドリンクのせいもあったかも知れませんが、とにかく暑くて風も
無く、汗がダラダラ流れました。上りは急で、象潟スキー場を
過ぎた辺りからはずっと10%の急勾配で、ギアは1速固定と
なりました。キビシイ~。
歩いた方がずっと楽ですが、絶対イヤ。ただ黙々とペダルを
踏み続けました。喉が渇きます。水は残り僅か……。
ヤバイな……。マズイな…………。ドリンク計画の失敗です。
県境まであと7Kmの地点で、水を飲み干してしまいました。
諦めて下ればあっという間に麓の自販機に着きますが、
それは何としても避けたい。ここはひとつ、遭難したと思って
頑張ることにしました。山登りの為の鍛錬としてはうってつけ
の状況です。
鳥海ブルーラインは山形県と秋田県の両県に跨っていて、
全長35Kmあります。かつては有料道路でしたが、1997年
から無料解放された山岳道路です。純然たる観光道路ですが、
県境付近の鉾立と大平にしか売店や食堂がありません。
もちろん、途中には自販機も無し。
とにかく、鉾立まで行かなくては……。
秋田県側の上りは山形県側よりもずっとキツイです。このコース
は冬に歩いていますが、スキー歩行だと楽勝ですからね。
全く甘く考えていました。
「あ~~、水飲みてえ~~。」
上りもいよいよ九十九折りの急坂になって喘いでいると、清水
発見!!。ヤッター。\(^〇^)/
ホントに助かりました。たっぷり飲んで水浴びして水筒にも補給。
これでまた頑張れます。
しばらくすると、鉾立のビジターセンターが見えてきました。
もう少しの辛抱です。
エッチラオッチラ漕ぎ続けてやっと鉾立に到着しました。
奈曽渓谷越しに稲倉山と鳥海山が見えます。絶景です。
今回はカーナビに加えてラジオを装備し、パンク修理道具や
カッパの搭載、ハンドル改造等で重量アップした分、上りが
一層辛くなったようです。
さて、鉾立到着です。急いで食堂に入りましたが、無い…。
よ~く見回しましたが、渇望している飲み物が無い!!。
ガッカリですが、大平山荘ならあるはずなので、何も飲まずに
出発しました。
大平は閑散としていましたが、食堂に入ると全席配膳が済んで
いて、満室なのが分かりました。鳥海山の人気は全国区ですから
ね。邪魔にならないようにロビーで「生」をグビグビ。
「プハーッ!!、やっぱ最高だあ!!、もう一杯!!」
生き返りました。真夏に自転車の上りでかく汗は半端じゃない
ですね。全身に水分が行き渡る感じがしました。格別です。
もうすぐ6時。暗くなる前に下山開始です。
下りの爽快感は最高です。もうぶっ飛び。
オバチャンライダーを軽く追い越し、カーブを鋭く抜けます。
バイクと違って車体が軽いのでカーブは断然楽です。
最高速チャレンジもしましたが、膝に疲労感があって思うように
足が回りませんでした。ヘルメットの風切り音が凄かったので、
空気抵抗も大きかったのかも知れません。67.1Km/hが
最高でした。80Km/hへの道のりは遠いなー。
時間が遅くなったので追い風がなくなって、先月のような
帰路の平均時速が36Kmなどというスピードは不可能。
なにやら、山行最後のダラダラとした長い下りのようでもあり
ました。
途中のコンビニでプレミアムな燃料を補給してもう一踏ん張り。
夕方からスイカを収穫するハズが、辺りは真っ暗になってしまい
ました。全く予定外ですが、そういうこともあります。
自宅の近所の飲み屋に直行しました。
「マスター!、大ジョッキ頂戴!!」
また生き返りました。(笑)
で、本日の走行データ。
半日で124Kmも走ったのは初めてです。
一日では25年ほど前に走ったことがありますが、ホント久しぶり。
いや~、鉾立の上りはホントきつかったな。
今度は山形県側から登って秋田県側に下りることにしましょう。
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コメント
お疲れ様です~。
鳥海山はスッキリと晴れていたんですね、無理してでも行けばよかったかな・・・といっても、暑さには滅法弱いのですが(苦笑)。
ところで、矢島カップというレースもあるみたいですね、参加基準が良く分かりませんが、MTBルック車でもOK??・・・一度周りの目を気にせずに(爆)参加してみたいものです♪
投稿: superdioaf27 | 2008年7月28日 (月) 19時20分
頑張ったね〜。
前述の方の書いた矢島カップは鳥海山のロードレースとして有名ですが、「鳥海山グルッと一周MTBサイクリング」というのも有るみたい。
こちらは親睦会のような違うような、MTBで鳥海山を走ろうと言う企画です。
ただ参加費16000円。高いのか妥当なのか分かりません。興味が有ったら調べてみては。
投稿: | 2008年7月28日 (月) 22時13分
いつも楽しみに見ています。猛暑の昨日、酒田の端からMTBで鉾立まで!?
私、スクーターでなら登った事ありますが
ふかしても登らず壊れるんじゃないかと思うほど急でした。
でもこう言う書き方って見ていてドキドキします。上手いです!
投稿: レオ | 2008年7月28日 (月) 23時29分
>superdioaf27さん
「土曜日なのに何で自転車乗りが全くいないんだ??」
と思いながらペダルを漕いでいましたが、丁度その日に
矢島カップが開催されていたんですね。
ブルーラインを自転車で上るような酔狂な人は皆さんそちらに
行っていたのかも知れません。あのレースにはMTB部門も
あるようですよ。
私はお金を払ってまで自転車に乗る気は無いので、出場する
ことはないでしょう。第一、人が大勢いる所は嫌いだしねえ。
>レオさん
スクーターではキツイでしょうね。
若い頃はバイクでよく走りに行きました。凄く楽しいコースです。
料金所を通らずに侵入するルートを見つけてからは、
特に多く行きました。(笑)
投稿: ファーマー佐藤 | 2008年7月29日 (火) 08時43分