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2008年10月31日 (金)

ドラム缶風呂のフタ

「ドラム缶風呂のフタなんて、コンパネで良いだろ」

 ということで、野ざらしになっていたコンパネを使う
つもりでしたが、良く見てみると歪んでいました。

 そこで、矯正するための骨を兼ねて取っ手を付ける
ことにしました。古いコンパネなので汚くて変色して
いましたが、この際良いでしょう。丸く切り出してから
サッとサンディングして、取っ手を付けました。

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 今回のドラム缶風呂作りでは、極力お金を掛けない
ことを前提にしているので、見栄えは犠牲にしています。
煤けたコンパネに、建築廃材の間柱、「カンナで旋盤
加工」で試したケヤキの丸棒が材料です。
 まあ、ケヤキを取っ手にしているあたりは、一点豪華
主義とでもいうべきか。(笑)

 長持ちするようにと、防水性の高い浸透性防腐剤を
塗りました。塗った後で説明書きを見たら乾燥時間が
48時間でしたが。明日使うのに…。

 別の使い道としては……、裏に鉄板を張れば、戦で
使う楯にもなりま~す。

 しかしまあ、ドラム缶風呂ごときでこんなにも作る物
があるなんて、意外と楽しいモンですね~。 

http://farmersatoh.cocolog-nifty.com/zakkicyou/2008/11/post-32fe.html
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ドラム缶風呂用ミニテーブル

「やっぱりドラム缶風呂には缶ビールでしょ!?」

というワケで、ドラム缶の縁にセットして使えるように
ミニテーブルを作りました。臭いだけでも木風呂のよう
にしたいという思いから、材料は米ヒバです。

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 接着中なので逆さまになっています。
下にあるのは、脱衣場用に作ったスノコです。

 これにて工作はほぼ終了ですが、もう少し工夫する
箇所があります。お金を掛けないで作るにはアイディア
が必要なのです。

http://farmersatoh.cocolog-nifty.com/zakkicyou/2008/10/post-15d5.html
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2008年10月29日 (水)

ドラム缶風呂用すのこ

 ドラム缶風呂作りも佳境に入ってきました。
今夜は、必需品である「すのこ」を作りました。
材料は全て在り合わせです。物置ハウスに転がって
いた出所不明の材料ですが、充分間に合います。

 まずは、根太をスライド丸ノコでいい加減にカット。

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 それを万能木工機の自動カンナ盤にかけます。
素人木工としては最も簡単な代物を作るというのに、
随分大仰な気がします。普通は一般家庭にこんな
大型機械は無いですよねえ。

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 板もカットして、根太に載せて真鍮の釘で固定した
後にジグソーで丸くカットしました。余った根太を、
根太が無い部分に足して更にカット。オービタル
サンダーで角を落として完成!。

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 出し入れ用の紐も付けました。
何故かというと、すのこを浮き上がらないように固定
するつもりだから。

 準備は着々と整ってきましたが、もう少し作る物が
あります。本番が楽しみになってきました。
上手くいかなかったら笑われるだけですが~。

http://farmersatoh.cocolog-nifty.com/zakkicyou/2008/10/post-deda.html
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2008年10月28日 (火)

ドラム缶風呂 改良!

 たかがドラム缶でどこまで引っ張るんでしょう。
会議の後の懇親会を少し早めに切り上げてきて、
飲酒工作です。

「塗装する前に付けろよ!」

と言われそうですが、焚き口にヒサシを付けました。

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 このところずっと雨だし、最初の出番の日も雨の
予想なので、やっぱり必要かな?と思ったワケです。
お湯に入った時に溢れるお湯は、ドラム缶を水平に
設置した時でも焚き口の反対方向に流れるように
していますが、これならザンブと豪快に入っても炉内
にお湯が侵入する心配がありません。

 材料には厚さ2mmの鉄板を使いました。やや湾曲
させています。

 でも、大雨になったら誰も入らないか…。

http://farmersatoh.cocolog-nifty.com/zakkicyou/2008/10/post-877d.html          へつづく

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2008年10月27日 (月)

ドラム缶風呂 本体完成!

 夜なべ三日目。本体が完成しました!。

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 重量27Kg程ですが、取っ手を付けたので楽に
持つことが出来ます。

 あとは、すのこやハシゴ、専用小物を作ればOK。
今度は木工です。

 ん?、待てよ……。トラックの側に置けばハシゴは
要らないか。

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2008年10月26日 (日)

ドラム缶風呂 その2

 昨日の状態でも、ブロックに載せれば使えますが、
それでは全然面白くありません。一工夫します。

 今回のメインテーマは、「スマート」。

 ドラム缶風呂と言えば野趣溢れる風呂の代表格
ですが、あえて「スマート」です。

 具体的には、

①煙が出ない

②火加減が自由自在

③火持ちが良い

④残り火を再利用できる

 ということで、住宅街でもOKという利用価値の高い
ドラム缶風呂なのです。(ホントか?)

 と言うわけで、まずは中のお掃除です。
古着で油汚れをサッと拭き取ってから、パーツクリー
ナーで綺麗にしました。

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 次ぎに、別のドラム缶を、切断砥石を取り付けた
丸ノコで1/3カットして、底の部分に足す形で溶接
しました。

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 ドラム缶は肉が薄いので、穴が開かないように慎重
に作業しました。立てた状態でスポット溶接してから、
今度は寝かせて、一周目は隙間を埋めるように溶接
して、二周目で盛り上げました。
 脚となる部分を溶接したおかげで、浴槽底の淵に
貯まっていて取るのが困難な油が燃えて綺麗になり
ました。一挙両得です。

 次ぎに、ジグソーで穴開けです。低速で切りました。

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 ディスクグラインダーとペーパーで磨けばOK!。

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 後は、磨いてから耐熱塗料を塗れば本体は完成
です。あっ、そうだ。取っ手はつけよう!。

 次ぎに、在り合わせの鋼材でこんな物を作りました。

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 「スマート」を実現するための重要なアイテムです。

 さてと、後は磨いてからペンキ塗りをして、すのこを
作れば本完成です。普通は排水用のバルブを取り
付けますが、バルブは高価だし別に必要ないので
取り付けません。ずっと安価な方法を採ります。

http://farmersatoh.cocolog-nifty.com/zakkicyou/2008/10/post-0eae.html          へつづく

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2008年10月25日 (土)

ドラム缶風呂 その1

 いや~、全く作りたいと思っていなかったのに作り
初めてしまいました、ドラム缶風呂。

 以前から、何処でも使える檜風呂を作りたいなー、
と思っていて、ここ数ヶ月は構想も具体化して、頭の
中では設計が出来ていました。重量級にはなりますが
一人で簡単に移動出来て、好きな所で楽しめるという
画期的な露天風呂です。あとは材料を買うだけという
段階になりました。

 しか~し、どう考えても年に数回も使うか使わない
かという代物に、安くもない材料費を掛けるのは正当とは
思えません。更に、たまにしか使わないとなると、木が
狂ってしまうに決まっています。

 ウーム、残念無念……。

 というワケで、結局諦めてしまいましたが、今日は
籾摺り作業が終わったので、秋の夜長に何か作りたい
気分…。

「そうだ!、ドラム缶風呂でも作るか!。それなら
金かからないし~。」

 全然作りたいと思わなかった代物ですが、ドラム缶
なら何故か家の前に3本も立っているのでチェック!。
爺様がどこからか持ってきて以来、何年も経っている
ので錆び始めていますが、何とか使えそうです。
早速、工房へ持ち込んで作業開始です。

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 中に10リットル程の水を入れてからアーク溶接で
蓋を焼き切ります。モウモウと煙が上がりますが、
換気扇を回しているので快適です。
 
 作業中はこんな感じです。

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 オイル缶なので、中はとても綺麗です。
 
 今度は切り口をディスクグラインダーで削ります。
共鳴するので物凄い音がします。あまりにも騒音が
大きいのでティッシュで耳栓をしました。イヤーマフ
なんて物はないですから。

 入浴中に怪我しては大変なので丁寧に削っていたら、
あれ?、蓋の裏側ってこんな風になっていたんですね。

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 20mm程、内側に重なっています。ドラム缶の穴開け
はこれまで2回やりましたが、開けっ放しだったので
気付きませんでした。

 そうと分かれば肩の部分だけ削って剥がします。

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 ウン、これで綺麗になりました。手を切ったりする
心配無しです。

 ディスクを換えて更に磨きます。

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 妻のお供で行った骨董市で買ってきた¥100の
ペーパーサンダーですが、バッチグーです。
4枚もあるのでドンと来い!。

 今度は裏返します。

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 底も錆びていたので磨いてから中を水で流し、水を
切ります。

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 ここまでの作業時間は1時間半で、本日の作業は
終わりです。

 さて、どういうスタイルにするかはこれから考えます。
なんせ、何も考えずに作り始めたので~。

http://farmersatoh.cocolog-nifty.com/zakkicyou/2008/10/post-3529.html          へつづく

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2008年10月21日 (火)

超軽量シュラフ

 今回の北アルプス山行は軽量化がカギになった
ので、思いきって超軽量シュラフを購入しました。
モンベルのU.L.スーパーストレッチ ダウンハガー#4
です。詳しくは↓を参照して下さい。

http://webshop.montbell.jp/goods/disp.php?product_id=1121730

 何と620gしかありません。しかも、超コンパクト。
足下の紐は不要なので切り取ったら、更に7g軽く
なりました。(笑)
 #4の使用限界温度はー6℃ということですが、
裸で寝るわけではないので、実際にはもっと低く
ても大丈夫と踏みました。

 さて、北アルプスの稜線上で二晩使ってみての感想
はというと、バッチグーでした。羽毛服を着たまま寝た
こともありますが、最低気温ー7℃でも温々でした。
無意識にファスナーを開けていた程です。

  このシュラフの画期的なところは、回りにゴムが
入っているので、無駄な空間が少なくなって中の
空気が暖まりやすいことです。しかも、生地が薄くて
良質なダウンを使っているので超軽量コンパクト!。
良い仕事してますね、モンベルさん。

 ただし、個人的にはファスナーは不要です。
毛布のように掛けたり、彼女のとつなげて使うことは
無いので、マミー型が理想的。ファスナーを止める
ベルクロは外れやすくて、寝ている内にファスナーが
開いてしまうことも多いし、ファスナーから暖気が漏れ
るから。ファスナーが無ければ更に小さく軽くなるし。

 いっそのこと、冬専用にしているシュラフみたいに
ファスナーを自分で切除してしまおうかとも思いました
が、一度も使わないうちに切るのは、ちょっと抵抗感が
ありました。

 でも、今回使ってみて、羽毛服に加えて羽毛ズボン
とテントシューズも併用すれば冬山でも充分使えること
が分かったので、ファスナーを切ってしまうかも知れま
せん。テントや雪洞で使う場合は、シュラフカバーを
被せれば完璧です。冬用の羽毛シュラフの出番がなく
なるかも知れません。

 とにかく、この小ささと暖かさは感動的です。

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2008年10月20日 (月)

嗚呼、筋肉痛の北アルプス!

 稲刈りが遅れた上にスイカの収穫中ということで、
かなり厳しい状況でしたが、唯一のチャンス!と、
無理して北アルプスに行ってきました。


10月16日

 紅葉もそろそろ終わりの平日です。黒部ダムの
玄関口でもある扇沢に余裕で駐車すると、種池
山荘へ通じる柏原新道を登りました。昼下がりの
遅い出発です。

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 いや~、良い天気ですね~。
登山シーズンも終わりなので、出会う人は少ないです。
日頃から自転車に乗っているし、長距離走もこなして
いるので絶好調!。道路を普通に歩く程度の速さで、
しかも楽に登れました。心拍数160でも全然苦しく
ありません。若い頃でも、標準コースタイムの半分
で登っていましたが、それ以下です。特に頑張っては
いないのですから、自転車様様です。
 
 柏原新道は、12年前に下ったことがありますが、
バス時間が迫っていてガンガン走ったせいか、どんな
登山道だったか全く覚えていませんでした。
だから新鮮!。気持ちよく歩いていたら、1時間50分
で種池山荘に着いてしまいました。少し遅れて到着
した熟年夫婦は5時間もかかったそうですが、そりゃ
いくら何でもチョットかかり過ぎでしょ?。

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 遠くからでも良く目立つ山小屋です。

 さて、今回の登山計画は、扇沢~種池山荘~
岩小屋沢岳~鳴沢岳~赤沢岳~スバリ岳~針ノ木
岳~蓮華岳~北葛岳~七倉岳~船窪岳~不動岳
~南沢岳~烏帽子岳~南烏帽子岳~三ツ岳~
野口五郎岳~真砂岳~水晶岳~赤牛岳という
18座もの山々を縦走して針ノ木谷に下り、針ノ木峠
まで沢を上り詰めてから針ノ木大雪渓を下り、出発
地点の扇沢へ戻るという遠大な周回コースでした。
 しかも、種池山荘以外の山小屋は全て今年の営業
を終えて閉鎖されているという悪条件です。
 ということは……、ビールが無いし、水すら無いと
いう心配がありました。全てテント泊で、山中3泊
という強行軍ですし…。

 とはいえ、

「今日の調子なら行けるかもなー。」

と種池山荘のテン場に張ったテントの中で、売店で
買ったビールをガブ飲みしながら思っていました。

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 アライのエアライズ2に一人だから快適です。

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 フルフライ式のテントは、外に靴が置けるので
便利です。
 
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 もちろん、軽量化には拘りました。最も有効なのは
食料減らしです。厳しい山行の場合はこれと決めて
います。

「米とフリカケ」

 これ、私の定番。

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 所詮はフリカケですが、よりどりみどりです。
ご飯をたっぷり食べれば、後は寝るだけ~。


10月17日

 テントが霜で真っ白になっていました。
気温は-7℃。霜柱がサクサクいって気持ち良い
朝です。素早く撤収すると、日の出前の5:40には
出発しました。計画では烏帽子までですから。

 ウン、今日も絶好調!!
と、ホイホイ歩きました。剱岳や立山が見事です。

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 少し霞んでいましたが、絶景が続きます。
黒部湖も見えます。先週の写真では薬師岳が
雪で真っ白になっていましたが、すっかり融けて
いました。

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 針ノ木岳には10時に着きましたが、ちょっと遅れ
気味です。あれっ?、そんなハズは……。

 間もなく針ノ木峠に着きましたが、当然のごとく小屋
は締まっています。ウーム…、ビール飲みたい……。

 それでも気を取り直して蓮華岳に登りました。
振り返れば針ノ木岳が見事です。

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 さて、蓮華岳に着きました。

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 「蓮華の大下り」ということで、長くて急な下りが
続いていました。何だかペースが上がりません。
初めはザレ場、後半は岩場が続いて、足が悲鳴を
上げ出しました。

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「こりゃ、烏帽子どころか船窪も怪しいゾ!?」

 北葛乗越では、マジでそう思いました。

「何でこうなるの??」

 そうだ!、ビールを飲んでないからだ!

と思いついて、せめてもとアルコール度数50°の
ウイスキー、キリンの富士山麓 樽熟50°をラッパ
飲み!。たちまち元気回復です。

 しかし、これで三晩目の酒が不足するのが決定的
となりました。酒の無い夜は絶えられません。
 更に、遅れを取り戻すのも無理なので、北葛岳の
頂上で決断しました。計画を中断して、船窪から
針ノ木谷~針ノ木峠経由で扇沢へ下山することに
したのです。幸いなことに、借り物の携帯電話が
通じたので、変更内容をメール出来ました。
ソフトバンクは山では通じないというのが定説だった
ので、ラッキーです。というか、奇跡的かも。

 時折見る雷鳥が旨そうでなりませんが、我慢して
先を急ぎます。

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 船窪の小屋には15:30に着きました。
3時間の遅れは決定的です。このコースは意外に
ハードだし、小屋が閉まっているのがツライです。
そこには四畳半ほどの冬季小屋がありましたが、
水場がないのでテン場に向かいました。
北アでは珍しく、小屋から結構離れています。

 まずは水の確保ですが、ン??、何か変……。
水の臭いがしません。ホントに出てるのか??。

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 警告を見ながら下りていくと、

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 なるほど、こんな風です。なのに……、水は
無い。涸れていました……。恐れていた事態です。
 ま、それも考えて種池山荘から5リットルの水を
背負ってきたので朝までは保ちます。針ノ木谷に
下りれば水はいくらでもありますからね。

 そうと決まれば、あとはウイスキーを飲むだけです。
素早くテントを張りました。

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 トイレがあるのは○です。

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 非常酒にまで手を付けて反省します。

「やっぱり、北アルプスには小屋が開いている時に
金をたんまり持って来るに限る!。」

 この日は全く誰とも出会わなかったし、テン場の
受付も出来ないので、万一遭難した場合には、
あまりにも範囲が広すぎて探しようがありません。
不動沢になんか落ちたら絶対助かりそうにないしね。

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10月18日

「あーー、早くビール飲みてえ~~」

 というワケで、夜明けと共に下山開始です。
今回は自転車効果を過信して、山用のトレーニングを
全くしなかった為に筋肉痛が酷いです。ミスったな…。
濡れ落ち葉が積もっていて滑りやすいので、更に緊張
を強いられます。あー、しんど……。
 そもそも、6ヶ月振りの山登りだしねえ……。

 それでも、一時間で針ノ木谷に着きました。
300cc程しか残っていなかった水筒を満たしました。
日程がたっぷりあるんだったら、また登り直すところ
ですが、それは無理。去年だったか整備したという
黒部湖方面の古道を下見してから、針ノ木峠方面に
進みました。

「登山靴で沢歩きはしたくないなー」

 と思いながら歩いていると、なんと渡渉に失敗して
しまいました。ツルンと滑って尻餅をつく形で水に
落ちてしまったのです。やっちまったー。
すぐに水から上がって靴下を絞ったし、濡れても
乾きやすい服を着ていたので平気でしたが、お尻に
痛みが……。軽い打撲のようです。沢で転んだなんて
初めての経験です。参ったなー。

 しばらく歩くと、針ノ木峠に通じる沢に着きました。

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 ここからも沢歩きが続きます。
大昔の人達もここを通ったんですよね。凄いなー。
ペースが上がらないので、諦めモードでゆっくりと
登りました。

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 針ノ木峠に着いても感慨はありません。
もちろん、誰もいません。せめてもと、非常酒で水割り
を作って、槍ヶ岳を遠望しながら、

「カンパ~イ!!」

 三杯も飲んでしまいました。どうせ、後は下るだけ
だし~。

 大雪渓を避けるように作った登山道を慎重に下り
ます。酷い筋肉痛の足には結構な距離です。

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 大沢小屋近くでは、やっと人に会いました。
登山歴数年の熟年夫婦でしたが、登ろうか、諦めて
下ろうか迷っているところでした。装備は万全でした
が、そこで判断を迷うようなら中止した方が良い。
もっと気軽に楽しめる山を紹介しておいたので、多分
下山したでしょう。

 というワケで、計画よりも一日早く扇沢到着しましたが、
猛烈な筋肉痛です。これまでの経験では2番目の酷さ
かも。やっぱり、ハードな山行には、それなりの準備を
しないとダメですね。大いに反省しましたが、次回への
心づもりが出来たので、良しとしましょう。
 ちなみに、北アルプス山行は何度も経験しましたが、
初めてキツイと思いました。

 宿泊所に移動してからは、馬刺しにレバニラ、モツ煮、
ピータン、野菜炒めで生ビールを大ジョッキで3杯流し
込んで栄養補給しました。プハーッ!!。
これだから山はやめられない。\(^〇^)/

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2008年10月15日 (水)

北アルプスさ行ぐぞ!

 いや~、やっぱり好きなんですよ、北アルプス。
東北の山には無い、高度感のある岩稜帯が長々と
続く縦走路は、たまらなく魅力的です。

 というワケで、万難を排して明日から出かけることに
しました。\(^〇^)/

 昨夜は恐らく雪が降ったと思いますが、明日からは
穏やかな晴天が見込まれます。主稜線をガンガン歩く
には今年最後のチャンスと言っても良いでしょう。
アドレナリンが出まくりです。
 例年だと夜中に走るんですが、今回は家庭の都合で
朝の出発になります。その分、日程に余裕が生まれま
した。

 と言うことは……、初日のテントではビールが
飲めるということです。

 山で飲む酒は本当に旨いですからねー。
かなり冷え込む時期の山中三泊(テント)の予定なの
で、さすがに30リットルのザックというワケにはいきま
せんでしたが、かなり軽量化しています。
ガンガン歩くゾーッ!!。

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