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2008年10月 2日 (木)

稲刈り

 稲刈り二日目です。
全くと言っても良いほど見ることが無くなった旧式の
コンバインで、今年も頑張ってワンマン稲刈りです。


Photo

 約20年物の機械ですが、まだまだ元気です。
回りの田んぼでは、超高速コンバインがあっと言う
間に刈り取っていなくなりますが、私のは超低速です。
それでも、昔々、手で刈り取っていた時代を知っている
ので、

「凄い機械だなー。」

とマジ感動します。

 一方、お隣さんがコンバインを新調しました。
4条刈りで650万円だそうです。眺め回して、

「おーーー、凄げえなーー!!」

と素直に感動しました。

 でも、羨ましいとか欲しいとかは全く思わないんです
よね。というか、グレン式のコンバインを欲しいと思った
ことが全くありません。たかだか8日頑張れば良いの
だから袋のコンバインで充分!。ビールも旨いっ!!。
(実は第三のビールだったりしますが……)(^^;

 一般的に農家は最新式の機械を買うのが好きですが、
彼らの趣味だと思っています。大きい買い物は気分
良いもんねー。

 さて、稲刈り中に籾袋をトラックに積み込んでいると、
農機のセールスマンがやってきました。昔の山仲間
からの紹介だと言うことだったので、一応話を聞きま
した。

「機械が売れなくて困っているんですよー。」

 そりゃそうでしょう。農家がジリ貧なんだから農機
だって売れるワケがありません。困っているのは良く
分かりますが、農家はもっと大変なんだよ。
 だいたい、今時、袋のコンバインを使っているなんて、
フツーじゃないでしょ?。信念を持っている(=偏屈?)
と見て欲しいなー。

 私には、高い物を買う時の判断基準があります。

「自分にとって必要な物かどうか」

 ただ欲しいだけの物は自分の中で却下されます。

 ということで、欲しいと思ったことすら無いコンバイン
は全くの対象外ということです。袋のコンバインだと
筋トレにもなるしねー。

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コメント

ヤッホー~!って高い所に登ったりすると叫んだりするけれども、語源を探ってみるとイスラエルあたりの”オー!神よ!”ってことらしいです。

 先頃20年産米の作況指数が発表されましたが
全国で102(反収542㎏)、庄内で102(同606㎏)でいづれも101以上になったことから、集荷円滑化対策による過剰米処理の実行が確実となったようです。

 また需要と供給のバランスを保とうとしているわけですが、世界に眼を向ければいくらでも需要がありそうですがね~。天罰が下らなければ良いですが…。オー!神よ~!。

 

投稿: 面白ダデイ | 2008年10月 2日 (木) 20時06分

稲刈りご苦労様です。
いやホント最新式のコンバインは見てるだけでも見事なモンですね。でも、オラにも無用の長物?だす。

今日は我が家の旧式コンバインが疲労困憊のため仕事を放棄したので医者を呼んだら、6条刈りの最新式、定価で1400万だって(大笑)

あと少し頑張れば少しは山が見えそうです。

p(^^)qガンバ!

投稿: lison | 2008年10月 2日 (木) 22時34分

>面白ダディさん

 そういえば、山でヤッホー!と叫ぶ声を聞くことなくなりました。
子供の行く山に行かないからでしょうか。

 過剰米は関係ないですが、今の農政はしょうもないですね。
麻生さんは、自給率50%!、と言いながら攻めの農業!!、
などという相反することを力強く弁じていました。

「あんたは農業のこと何にも知らないんだから喋るな!」

と思ったのは私だけではないでしょう。


>lisonさん

 1400万ですか……。
そんなお金があったら子供の教育資金にします。
逆に、高卒で働いてくれれば買えるということにも
なるのかな??。絶対買いませんが。(^^;

 鳥海山が真っ白になった姿を早く見たいですね!。(^^

投稿: ファーマー佐藤 | 2008年10月 3日 (金) 08時35分

>1400万ですか……。

数年前に農業生産法人で働いていたときには5条刈りが二台あって、その一台は私が動かしていましたが、そんなに高かったんですね。
(高いんだろうなとは思ってましたけど・・・)
その二台で半月近く刈り取りをしてたくらいの結構な面積だから(委託の刈り取りもありましたけど、)、元は取れてたんでしょうね。

投稿: ツネオ | 2008年10月 3日 (金) 12時47分

 ツネオさん、こんにちは~。

 大面積を刈っていると、当然ですが消耗が激しいようですね。
なので、

「委託の刈り取りはやらない」

という農家も多いです。殆どの場合は行政の助成を受けて
購入しているので、更新時期が早まると買い換えに窮する
という事情があるからです。

 逆に、私のように、それなりの面積を小さなコンバインで
長年刈る方が低コストです。整備費も桁違いに安いしね。

投稿: ファーマー佐藤 | 2008年10月 3日 (金) 17時29分

>逆に、私のように、それなりの面積を小さなコンバインで長年刈る方が低コストです。整備費も桁違いに安いしね。

同感ですね。私にも4~5年前いわゆる岐路がありました。というのもそれまで2件共同で当時最新鋭の3条刈り機を所有していたのですが、相方が集落営農集団もどきの刈取り組合に鞍替えすることになって、大金叩いてコンバインを個人所有にしました。以来、我が地区でも個人で稲刈りをしているのは数人です。なぜか日本共産党員が多いですね。

 「お前は自分さえ良ければよいのかー!?」って村社会の酒の席など責められますが、個人の健全な経営の上に明るい農村があると思いますけどね。

投稿: 面白ダデイ | 2008年10月 3日 (金) 20時52分

 面白ダディさん、こんばんは~。

 日本共産党員とは長年一緒に仕事をしてきましたが、
すこぶる健全ですね。悪いのは党名だけです。
看板を掛け替えれば良いと思うんですがねえ…。(~~

 幸いなことに私の地域は国が進める集落営農には
背を向けているので、異端者にならずに済んでいます。
面白ダディさんの意見に賛同します。

投稿: ファーマー佐藤 | 2008年10月 3日 (金) 22時08分

 面白ダディさん、こんばんは。ツネオです。

>個人の健全な経営の上に明るい農村があると思いますけどね。

農家でないものとしては、「農業というのは特殊な産業」という印象があります。
商業や工業では"業務の合理化" "コストの削減" "経営の効率化"などが前面にでてきています。
一方農業では、あまりそういうものは目立ちません。
もちろん、ファーマー佐藤さんや面白ダディさんのように、そういうことを日頃から気にかけている農家はいるのはわかりますが、少数ですよね。
そうした資本主義の原則よりも、不可解な「村の原理」みたいなものに縛られているような印象がありますがどうでしょうか。
素人の私としては、農業もほかの産業と同じ原理でやらないと先行きが危ういような気がします。

投稿: ツネオ | 2008年10月 3日 (金) 22時43分

ツネオさん、お初でがんす!。
まさか私に振られるとは思っていませんでした。油断していました。

 ファーマー殿の座敷を借りて答弁させていただきますが、仰るとおり農家には不可解な「村の原理」が存在していますね。

 これも先の大戦までは有意義に機能を果たして来たものと推察されます。以降、米国の指導下に置かれて資本主義国家となり国民も他に例を見ない勤勉さと心骨を削るような努力を惜しまない国民性を十二分に発揮して、世界の大国の仲間入りを果たしてきたと思います。

 それはそれで素晴らしい事なのですが、問題は今後です。世界のグローバル化は益々進んで行くでしょうし、資本主義で世界を統一しようとする国もあるようですが果たしてそうでしょうか?。

 統一とか画一的とかが最も危うい様な気がします。人それぞれに個性があるように動物、植物、車、農業機械に至るまで個性(癖とも言う。)を持っていると思うのは私だけでしょうか?。

 良く我々人間は幸福を追求する権利を持っていると聞きますが、幸せの概念も人それぞれであって然るべきだろうと思います。私の場合は清貧を目標としています。
 
 また今のご時世を歩むには苦労が付き物ですが、そんな困難を楽しむ器量を養う必要もあるでしょうね。ファーマー氏のサイトに集う皆さんはその様な傾向にあるのではないかと思います。ツネオさんもそうなんじゃない?。

 

 

 
 

投稿: 面白ダデイ | 2008年10月 4日 (土) 00時38分

>統一とか画一的とかが最も危うい様な気がします。

これは私も賛成です。
でも、小さな世界の中でもそれぞれの世界で、資本主義の原則というのは基本的に働くのではないかと思います。

こうしたことから考えると、不可解な「村の原理」は、いまや「○協」や「○機具会社」が農家を支配するための基盤になってしまっている気がします。

投稿: ツネオ | 2008年10月 4日 (土) 07時23分

 面白ダディさんが代弁してくれたので簡単に。

 改めて考えなくてはいけないのは、資本主義の是非です。
産業革命以後の急激な社会構造の変化がもたらしたものは、
温暖化だったり、貧富の拡大や石油危機、食糧危機だったり
します。
 農業を他の産業と同様に考えてはダメです。
何故なら、気象という人智の及ばない要素があるから。
気象災害で最も恐ろしいのは台風なんかではなく、干ばつ
ですよね。四国の早明浦ダムは毎年のように渇水していますが、
全国レベルになる可能性は常にあります。
日本政府は主食用米の適正在庫量を100万トンに
設定していますが、大干ばつに見舞われたら完全に不足します。
危機感が無いことの証拠ですね。そのくせ、大問題になっている
MA米は130万トンも抱えているとか。

 ということで、普通に生活する上で最も重要な食料の確保は
実は難しいことです。特に日本は自給率が異常に低いですからね。
何らかの事情で輸入が停止したら、いきなり食糧難なるのは
確実です。

 攻めの農業を!という思想は良いと思いますが、
戸別耕地面積で1000倍もの開きがある大国とまともに
戦うなんてナンセンス。小国には小国なりのスタイルが
あって然るべきです。

 ただ、政府が農業後継者が育たなくなる政策を続けた
せいで、日本農業の未来は本当に危機的です。
現在勧めている集落営農なんて、篤い保護政策がなければ
失敗するに決まっています。

 ツネオさんから見れば「不可解な村の原理」にも
必然性はありますが、この辺は子供の頃からその中に
身を置いていないと分からないと思います。
残念ながら。

投稿: ファーマー佐藤 | 2008年10月 4日 (土) 21時07分

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