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2009年1月31日 (土)

水中ラッセル訓練

 ふと思い立って、山形県県民の海・プール「スパール」
に行ってきました。

http://spall.jp/

 入館料¥600で、25mプールの他に流水プール、
ジャグジー、ウォータースライダー、小プール、卓球台、
トレーニングルーム、休憩室等が整備されていて、
かなりお得です。

 一通り泳いだり、ウォータースライダーで遊んだりしま
したが、水深1mの流水プールが私的に大ヒット
流れに逆らってガンガン歩くと、非常に優れたラッセル
訓練になるのです。これは良いな~。\(^〇^)/

 深雪の上なら玉の汗が噴き出すような強歩でも、
水温が低めなので暑くありません。脚力と心肺機能の
強化に最適だと思いました。水中で腕を振ることで、
山スキーで登る場合のストックワークの訓練にもなり
ます。

 この水中ラッセルを30分ずつ、休憩を挟んで2セット
やったら足が悲鳴を上げたので3セット目はやめました
が、普通の人では10分でも無理だと思います。
ジャグジーで一緒になった、毎週来ているというご婦人
は、流れに逆らっては全く歩けないそうです。
それほどハードなのです。

 そのご婦人。私がジャグジーに入るとすぐに、

「見事な体していますね。何かスポーツされているん
ですか?」

と声を掛けてきました。オバさん、オジさんにはよく
そう言われるんですが、もっと若い子に言われたい
ものです。

 それにしても、土曜日だというのに本当にガラガラ
で、気の毒なほどでした。幼子を連れた家族が数組。
中学生グループが数人。熟年グループが10人ほど。
常連と思われる個人客が10人ほど……。
 カップジュースは¥100だしカップラーメンは¥180。
アイス¥120と安いです。食堂はありませんが、実に
もったいない施設です。

 ということで、全く期待はしていませんでしたが、
やはり目の保養は出来ませんでした。

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2009年1月30日 (金)

プレミアギフト

 オーディオ&ホームシアターのプロショップである
AVACから来たDMで、貯まったポイントで貰える
プレゼントがあることを思い出しました。
たしか2年間何も買わないとポイントが失効するので
調べたら、残りあと一ヶ月でした。

 でもねえ…、こういうプレゼントって大した物無い
んですよね。洗剤など日用品があれば良いのですが、
そういうのは皆無だし、僅か249ポイントでは欲しい
と思う物が全くありません。(↓参照)

http://www.avac.co.jp/point.html

 それでも、何も貰わないのはシャクなので、LED
ライト付のキーホルダーを二個にしました。
非常用として車にでも置いておくつもりでです。

Img_0160

 無駄に缶ケースに入っています。
ボタンを押すと点灯しますが、暗いし光が緑色なので
見づらいです。

 ウーム……、こりゃ使えん……。
夏の肝試しで、お化けを下から照らすのには良い
かも知れないな。ハハハ……。

 そもそも車の鍵穴を照らす為のライトなので、
それ以上でもそれ以下でも無いということです。

 結局、キーホルダーとして使うつもりは全くない
ので、使い道がほとんど無いみたい…。

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2009年1月29日 (木)

ヘリテイジ スーパーツェルト 

 昨日の鳥海山行で待機した時に張ったのが、20年
以上前に買ったヘリテイジのスーパーツエルトS(1~
2人用)です。テントのように張ったのは本当に久しぶり
でしたが、今更ながら実に良く出来ていることに感心
しました。

Img_0194

 普段は広さに余裕があるICI石井スポーツのフェザー
ライトツエルトの2~3人用を使うことが多いので、その
良さをすっかり忘れていたということです。

 どこが良いのか。

 まず、石井スポーツ製は入り口と対面の下が閉じ
られていないので、テントとして張った時には風が
入り込み易いのです。当然、気密性も悪いです。

Img_0214

 一方のヘリテイジはというと、

Img_0215

 きちんと閉じています。この差は大きいです。
何人かで被る場合でも全開になる必要性はほとんど
無いと思います。
 これで、入り口の下部が紐ではなくダンロップの
テントのように逆T字型のファスナーなら完璧だと
思います。ここだけが実に惜しいです。

 更に、床を合わせるための紐が、石井スポーツ製は
結びにくい紐が一カ所に付き一本だけなのに対して、
ヘリテイジは裏と表で二本です。

Img_0219

 分かる人にしか分からない話ですが、この違いは
大きくて、きっちりと閉じることが出来ます。

 また、今はほとんどの場合、2~3人用にしか使用
出来ないというインナーポールですが、この1~2人用
モデルでは使えます。

Img_0217

 この紐は持ちやすく長くて結び易いし、ほどくのも
簡単です。お店に純正のポールがなかったので、
モンベル製品をカットして代用しました。居住性と
耐風性が格段にアップします。

Img_0223

 あと、ベンチレーターが大きいので、頭を出すことが
出来て便利です。石井スポーツ製は小さいので無理。

 重さを量ったら、袋込みで僅か99gでした。

Img_0222

 ピッケルやストックで固定しやすいように細引きを
付けているので少し重量が増していますが、本体を
合わせても、僅か612gです。

Img_0225

 現行のモデルにはこの半分以下という驚きのモデル
もあるようですから、これから買おうという人には良い
かも知れませんね。

 ということで、テントとしても充分使える性能です。
これまでとは違って、ヘリテイジをメインに携行すること
になりそうです。

 って、以前はテントとしても使ってたし~。

 さて、一応、石井スポーツ製の利点も上げておきま
しょう。リップストップが少し細かいので丈夫かも知れま
せん。(強風で破れたことアリ…)

 あと、メインポール用の穴が大きいのでストックが使え
そうです。

Img_0220

 私の場合はスキー板をポール代わりに使うので意味
ないですが。

 その後、快適性を求めて改造しました。(↓)

http://farmersatoh.cocolog-nifty.com/zakkicyou/2009/02/post-347c.html

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2009年1月28日 (水)

晴れて頂戴!鳥海山 

 気圧配置から見て、鳥海山が晴れる確率はかなり
高いと判断して日帰りで行ってきました。

 朝6:50に鳥海牧場を出発です。なんと先行者が
いました。珍しいことですが、写真撮りの方で山には
入りませんでした。

Img_0164

 気温はー11℃でも風がないので寒くはありません。
今日は下りの快適さを求めて車道コースをショート
カットして登りました。山雪荘から先は車道歩き無し
です。最初の登りだけは急ですが、その先は楽勝

Img_0173

 下りはトレースを辿ればいいのでノンストップという
ワケです。

 今回はフル装備ですが、結構軽いです。

Img_0170

 ピッケルのシャフトを切って50cmにしたら、枝に
引っかかることがなくなって快適です。

 やがて、車道終点に着きました。

Img_0182

 ソーラー式の立派なトイレで、もちろん冬季は利用
不可ですが、目標物として大変重宝しています。
今回は、滝の小屋には寄らずにこのトイレから真っ直ぐ
登って、ソロバン尾根の右側にルートを取ることにしま
した。全く初めてですが、知らないルートを使いたい
気分だったんですよね。

Img_0183

 しか~し!、ガスが湧いてきました。
今日は下界では完璧に一日中快晴でしたが、山では
なかなかそうはいきません。

Img_0195

「夕方までには必ず晴れる!」

という確信があったので、1,714m地点で待機する
ことにしました。

Img_0194

Img_0200

 風が強くて外は寒いですが、ツエルトを張れば中は
温々です。コンロを付けなくても温室効果で気温が6℃
もありました。

 まずはプシュッ
山頂で飲むはずだった大奮発のエビスビールです。

Img_0198

 晴れたら速攻で登らなくてはならないので軽量化
が必要です。ラーメン昼食とつまみで一杯です。(笑)

 しかし、持参したビールは一本だけなので、非常酒
に手を付けました。時間はたっぷりあります。

 いや~、ツエルトの中はホント気持ちいい~。
ザックのウレタンパッドとザックを敷いたので冷たくも
なく、羽毛服も着ないでそのまま昼寝していました。
強い風のために結露が顔に降りかかって、時々目が
覚めましたが、まあまあ快適でした。

 結局、2時間半待機していましたが、タイムリミットが
近づいたので諦めて撤収しました。取りあえず行ける
ところまで行って、ダメなら下るという作戦です。
GPSがあるので視界が無くても登頂することは可能
ですが、「楽しく登る」ということが私の目的なので、
無理はしないのです。

 で、1,902m地点で登高中止としました。
前回、1月18日の外輪までにも届きませんでした。
一月の鳥海山は本当になかなか晴れませんねえ。
一日中晴れるのは、数年に一度くらいではないで
しょうか。

 ということで、記念写真を一枚。(笑)
目玉クリップにボルトを取り付けただけのカメラホルダー
をピッケルに挟んでパチリ。

Img_0203

 ウン、これは使えます。

 でも、晴れてると液晶パネルって本当に見にくい
ですね。というか、ほとんど見えないしー。

 さて、あとは滑りを楽しむだけです。
全く初めてのコースなので楽しみ~。

 固い斜面のシュカブラを避けながら、まあまあ楽しめ
ました。

 トイレから下は、一転して重い深雪です。

Img_0208

 踵加重の両足ターンで気持ちよく滑れました。
ターンが不規則なのは多分性格によるものです。(笑)

 下りは本当に速いですね。
特に、車道ショートカットコースは宮様コースと違って
滑りっぱなしですからね。たちまち、山雪荘まで下りて
しまいました。

「ウーン…、ナンか物足りない……」

というワケで、またシールを貼って登り直しました。
上まで行く時間は無いので、まあ適当にということです。

 すると、予想通りで山頂が晴れてしまいました。
やっぱりなー。

「さてと…、風呂にでも入って帰るか」

と30分ほどで登高をやめて下りました。

Img_0210

 それにしても、見事に晴れたナー。
今日のような場合では、山頂に泊まって翌朝下山と
いうパターンも是非やってみたいと思いました。
厳冬期は非常に難しいですけどね。

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2009年1月21日 (水)

スピーカー修理

 鶴岡のオーディオラボ・オガワさんに依頼していた
B&W製15インチウーファーの修理が終わりました。
早速取り付けて鳴らしてみるとバッチグーです。
この一ヶ月間、ウーファー無しでは音楽を聴く気に
ならずにいただけに、感動的です。

Img_0152

 予定では一週間で済むはずでしたが、新工房への
引っ越し作業のために遅れたそうです。

 お店のすぐ近くに完成した工房は、

「おおおっ

と思わず声を上げたほどに大きくて立派でした。
駐車場も広いです。よくまあ、あんな古くからの住宅地
に…、と一瞬思いましたが、都市のドーナツ化現象の
恩恵なのでしょう。

 外には廃棄処分にされると思われるスピーカーの
箱が山積みされていました。大繁盛の様子です。

 それにしても、景気が悪くなるほどに買い換えを
控えて長く使おうという人は増えるでしょうから、
高度な専門性が必要な「スピーカー修理」に目を
付けた慧眼振りは大したものです。
佐藤絹子さんという、類い希な技術力と感性を持った
達人が社員としていることが大きくて、最初は細々と
やっていたのが、いまや目を見張る規模です。
全国から送られてくる名器群は壮観です。
メーカーから見放された物も修理するんですから
素晴らしい

 そんな優秀な修理工房が地元にあるというのは
実に嬉しいことです。\(^〇^)/ 

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2009年1月18日 (日)

狙ってきました鳥海山

1月17日

 今週末の天気予報では晴れマークは無くて、下り坂
だという…。

 しかし、比較的穏やかそうだし、18日の午前中なら
晴れる可能性があると踏みました。仕事柄、冬は山に
行くことが出来る貴重な時期なので、毎日天気図と
睨めっこしていますが、天気が良い日は本当に少ない
ので真剣です。

 子供を高校へ送ってから鳥海山へ向かいました。
山仲間を誘ったものの、皆さん忙しいようでまたしても
一人です。暇なヤツもいますが、足が遅い上にスキー
が下手クソなので、速攻が前提の今回は見送りです。

 まあ、比較的天気が穏やかな週末ともなれば、誰か
が滝の小屋に泊まることへの期待感はありました。

Img_0087_1

 10:30に大台野T字路を出発しました。
5~6人のトレースがあるので楽チンですが、スキーの
他にスノーシューやワッパのパーティーのようです。
 ということは、滝の小屋には行かないと思われました
が、やはりそうで、最初の車道ショートカットから上は
一人旅となりました。彼らはきっと山雪荘に向かった
のでしょう。

 歩いていてスキーのトップが完全に隠れる程の新雪
がありましたが、宮様コースを順調に登りました。
今日は前回の1月4日とは違って時間がたっぷりある
ので、休憩しながら余裕綽々です。

 しかし、森林限界の上からは風が強く冷たくて、ただ
黙々と歩くしかありませんでした。
 やがて、岳人のオアシス、滝の小屋が見えてきました。

Img_0090_1

 オアシスの割には扉のレバーが凍り付いて動き
ません。やはり、ピッケルは必需品です。
更に、ストーブもない寒い山小屋です。

 まあ、風除室(?)の中に雪が吹き込んでいるので、
飲料水用の雪の確保で外に出る必要がないのは
楽で良いです。(笑)

 とにかく寒いので前回はツエルトを張りましたが、
支点が無くて難儀したので、今回はエアライズ2を
持参しました。フライが要らないのでとても軽いし、
結露もしにくくて快適。二時には酒飲み開始です。

Img_0092_1

 無上の幸せを感じながら微睡んでいると、いつの
間にか暗くなっていました。結局、誰も登って来なくて
今日も貸し切りです。酒を酌み交わしたい気分だった
んだけどねー。

 気温は-11℃でしたが、羽毛服を着たまま超軽量
シュラフ+シュラフカバーだけで寝ました。ホッカイロや
ゴアカッパ無しでも朝まで温々でした。


1月18日

 天気が良くても悪くても朝一で行動すると決めて
いたので、5時に起きて食事と撤収です。

 6時過ぎに身支度を調えて外に出ると、風は強い
ものの快晴です。ヨッシャーッ

 6:25。日の出前に上を目指して出発です。
河原宿近くになると風は一層強くなって寒~いです。
目出し帽とオーバーミトンを着用しました。

Img_0101_1

Img_0106_1

 河原宿を過ぎてしばらく登ると、手強いシュカブラ帯
が待ち受けていました。

Img_0107_1

Img_0113_1

 見た目には綺麗ですが、急になるほどにスキーで
登るのは大変です。これまで経験した中では一番
厄介な状態でした。

 そこで、ソロバン尾根ではなく、左の尾根に向かい
ました。月山森方面に続く尾根へです。ガリガリの
急なアイスバーンなので、シールは全く効きません。
ジルブレッタのクライムサポートを使わずに、スキー
アイゼンを深く刺して慎重に歩きました。

「これ以上はヤバイ!」

という所に丁度良い足場があったので、スキーを
デポしてアイゼン歩行に切り替えです。
標高2,015m地点です。

Img_0117_1

 前歯でガンガン登ります。凍った急斜面ではスキー
より圧倒的に速いです。たちまち尾根に着きました。

Img_0118_1

 こんな所を登ること10分ほど。
8:45に伏拝岳に着きました。

Img_0120_1

 最高峰の新山(2,236m)がよく見えます。

Img_0121_1

 当然、そこまで行くつもりでしたが、ちょっと待て!。
七高山付近に怪しい雲が……。風も落ちてきました。

Img_0131_1

「あ、こりゃ、もうすぐガスるな……」

 こういう時の判断は速いに限ります。
記念写真を撮って下山することにしました。

Img_0126_1

 といっても、カメラを置く場所が無いので辛いです。
ピッケルにカメラ用のネジでも付けようかな…。

 デポ地点に戻ると、速攻でシールを剥がしてワックス
も塗らずに滑り降りました。

 ほんの10分もしない内に外輪付近にガスがかかって
きました。河原宿でワックスを塗って快適に滑降して、
伏拝岳からの下山開始から僅か40分後にはこの通り。

Img_0136_1

 新山に向かっていたら、間違いなく視界ゼロです。

 滝の小屋から下は、車道コースショートカットで下り
た方が快適で楽しいのは分かっていましたが、久し
ぶりに宮様コースを下りたら、やはり面白くない。
雪が深いので半分は歩きになってしまいました。

 牧場近くでは何人かに出会いました。
山屋は減りましたが、麓を散策する人は増えました。
見れば昔の山屋さんです。おかげで、最後の直線は
快適に滑り降りることが出来ました。

 ザックを降ろして山を見ると、

Img_0142_1

 すっかりガスの中です。
なにはともあれ、外輪まで行けたので大満足
鳥海山荘で汗を流してすっきり爽やかです。

 いや~、鳥海山は最高です。\(^〇^)/

 山中での行動データです。

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2009年1月17日 (土)

Google Earthのフライトシミュレーター

 Google Earthには、実はフライトシミュレーターが
搭載されているという情報を中年飛行隊の隊長から
得たので、早速調べて試してみました。

 Google Earthを立ち上げてから Ctrl+Alt+A で
開きます。F16か単発プロペラ機SR22を選ぶことが
出来ますが、まずはF16に搭乗します。

Img_0086_1

 Ctrl+A ではすぐに飛行します。
help画面で操作を覚えてから早速飛んでみました。
音が出ないのは大いに不満ですが、タダなんだから
仕方ありません。ロックを流して気分を盛り上げます。
映画「トップガン」のサントラが欲しいところです。

 F16はとても速いので、富士山があっと言う間に
迫って来ました。

Img_0082_1

 このシミュレーターではジョイスティックが使える
ので楽勝ですが、マイクロソフトのフォースフィード
バック2では、スロットルとラダーの機能が入れ替わ
っているので違和感があります。すぐ慣れましたが。

 つい出来心で、富士山を通過してから甲府盆地に
着陸を敢行。現実には出来るハズありませんが、
とにかくやってみましょう。

 推力を落として高度をグッと下げ、フラップを下げて
ランディングギアを降ろしました。音と振動が無いので
分かりづらいですが、そこは長年の勘で微妙な操作を
します。全輪着地してから徐々に減速し、ブレーキを
かけて停止しました。着陸成功です。(笑)

Img_0084_1

 一息ついてからスロットル全開で離陸です。
まったくもって無茶なパイロットです。

 いやー、愛機零戦21型とは違ってF16はホント速い。
あっと言う間に北アルプスです。

Img_0085_1

 まあ、衛星画像なのでリアリティがあってなかなか
面白いですが、やはり音が無いのは物足りない…。
バージョンアップに期待しましょう。

 どうせなら、バルカン砲やミサイルも撃てるように
して欲しいなー。(笑)

 それと、試してみたらちゃんと墜落もしましたヨ。
ぜひお試し下さい。古いヴァージョンの場合は更新
した方が良いそうです。

 最後に、見たことがない角度からのエベレストを
プリントスクリーンで保存してみました。

Photo

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2009年1月16日 (金)

縞黒檀製キーホルダー

 一作目が青黒檀製で二作目は紫檀製。
ということで、三作目のキーホルダーには縞黒檀を
使ってみました。

Img_0077_1

 裏はこんな感じ。

Img_0078_1

 こういう小物は短時間で作れるのが嬉しいです。
青黒檀や紫檀よりも柔らかい分、磨くのが楽なので、
一時間半で完成しました。

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2009年1月14日 (水)

五輪

 昨日完成した作品ですが、実は名前を考えるまでも
なく、最初から五輪以外の何物でもありません。

 下の輪を作った時に、

8z290001

 「そういえば、オリンピックの五輪ってどうなってんの?」

 と思って調べました。

800pxolympicrings

 色はともかく、一輪ずつ繋がっているので作れそう。
2016年のオリンピックを東京へ招致することに熱心
なワケでは全くありませんが、やるき満々です。(笑)

 材料は6寸角の欅材です。

8z290010

 昇降盤で切り出してから、

8z300003

余分な部分を切り落とします。

8z300004

 この後はジグソーを駆使して、何とか輪を切り出して
から、ベルトサンダーとトリマー、スピンドルサンダー
もどき、オービタルサンダーで整形しました。
その後はひたすら手磨きです。60番のサンドペーパー
から始めて、何日かかったことか……。
気が遠くなるような作業で、指には血が滲みました。

 完璧に仕上げようと思うといつまで経っても完成
しないので、テキトーなところで切り上げです。
バフ掛けしてからチークオイルで仕上げました。

Img_0070_1

 これをオリンピックマーク通りに配置しようと試み
ましたが、ハッキリ言って無理でしょ

Img_0066_1

 紙のように薄い輪なら可能だと思いますが、厚みが
ある輪ではかなり無理があります。両端で引っ張って
もそれっぽくなりません。不自然だし、ヘタに触ると
グチャグチャになってしまいます。
 
 現実的な配置はこうです。

Img_0067_1

 五大陸の結合、連帯を意味しているのであれば、
こうあるべきだと思います。見た目にもバランスが
良いし。

 まあ、自然体で連帯することなどあり得ないことを
思えば、あの配置で良いのかも知れませんがね。 

 それにしても、こういう作品は何の役にも立ちませんが、
難しいだけに妙なやり甲斐があります。

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2009年1月13日 (火)

玉飾り?

 ついつい調子に乗って昨年末から作っていた物が、
ようやく完成しました。というよりも、完璧に仕上げよう
と思うと全くキリがないので、大きく妥協しました。

Img_0063_2

 神社の玉飾り風のこの作品は何なんでしょう??。
作った本人も分かりません。よって、命名出来ないで
います。どうしましょ。

 材料は欅ですが、

「こんな面倒な物は二度と作るまい…」

と固く心に誓いました。

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2009年1月12日 (月)

北八ヶ岳周遊

1月11日

 長野県へ行ったついでに北八ヶ岳へ遊びに行って
来ました。低気圧が発達して、青森では190cmも
雪が降ったそうですが、長野県は大したことありません。
特に、八ヶ岳付近は低気圧通過時以外は天気が
良いので、山歩きには最高です。

 八ヶ岳は、ちょうど今の時期に南の方へは何度も
登りましたが、黒百合ヒュッテから北は初めてです。
蓼科ピラタスロープウェイの始発に乗りました。
大混雑していましたが、しばしの我慢です。

 今回は北八ツだけなので軽装備です。ピッケルや
アイゼンは不要ですが、尻セードの制動用に伸縮型
ストックを一本と、念のためにワッパを持参しました。

 まずは北横岳へ向かいました。
予想通りのトレースバッチリでツボ足で全然平気でした
が、風がかなり強くてチョー冷たかったです。気温が
-16℃ですからね。樹林帯に入るとホッとします。

Img_0026_2

 北横岳ヒュッテです。静かで良さそうな小屋ですね。
山頂はそこからすぐでした。

Img_0031_1

 とにかく風が強くてノンビリなんて出来るモンじゃ
ありません。写真を撮るのもやっとです。
隣の北峰にも足を伸ばしました。

Img_0035_1

 正面の山は蓼科山でしょうか。
浅間山もハッキリ見えます。

Img_0040_1

 とにかく寒いのでサッサと下山しました。

 北八ヶ岳は冬山入門にピッタリだからでしょう。
アイゼンやスノーシューを付けて歩いている人が殆ど
でした。そんなモン邪魔なだけだし、尻セードで下の
人に追いついた時には危険ですらあるんですけどね。

 下りは三ツ岳を経由しました。

Img_0041_1

Img_0042_1

 へ~~、北八ツにもこんな岩稜帯があるんですね。
ちょっと得した気分。

 三ツ岳の下りでは尻セードで20人ほどを追い越して、
アッと言う間に雨池峠に着きました。

 風を避けて小休止した後は縞枯山への直登です。
これがまた尻セードに最高のコースになっていました。
ステップのない斜面をドンドン登ってたちまち山頂です。
枯れ木のために展望は良くありません。

Img_0048_1

 下りは、用意していった銀マットに細引きを結んで
大滑降です。登ってきた大集団の面々は迷惑そうな
顔をしていましたが、八ヶ岳ではステップを潰しながら
尻セードで一気に滑るのはごく普通のことなので気に
しません。
 それにしても、あの集団。信じられないほど歩くのが
遅かったな…。

 連休ですから縞枯山荘は大繁盛でしょうね。
泊まりたい気もしましたが、いずれまた東京の山仲間
と来ることもあるでしょう。

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 スキー場の下りは銀マットで滑るつもりでしたが、
ゲレンデの大混雑にすっかり嫌気が差しました。
 そこで、登山道を下りたら大正解。ゲレンデから離れ
ているのでとても静かでした。途中で出会ったのは、
出遅れてしまったという地元の男性一人だけでした。
ほとんどの登山者はロープウェイで下りるようです。

Img_0054_1

 朝9:15にロープウェイ山頂駅を歩き出して山を周遊
し、駐車場に下りたのは12:45でした。本当に手軽な
山ですね。
 スキー場としても、雪質と交通の便が比較的良いので
人気が高いのでしょう。ロープウェイ乗り場には長い列が
出来ていました。蔵王とはエライ違いです。
今シーズンから駐車場が完全無料になって、休日料金
がなくなったのも人気の理由かも知れません。
以前一度滑った時の記憶では、コースも悪くなかったと
思います。

 さて、今度は130Kmほど離れた妙高杉の原スキー場
へ向かいました。その上にある山へ行くことを考えての
下見です。なんとそこも大混雑!。ビックリしました。
スキーをレンタルするにも時間が遅いのでパスして、麓の
妙高温泉に寄りました。共同浴場を探して入浴です。

Img_0057_1

 ありました。昔ながらの鄙びた温泉地ですね。

Img_0055_1

 10人も入れば一杯の浴槽でしたが大満足でした。
ちょうど良い湯加減で湯質最高
体の芯まで温まりました。

 蓼科にも温泉は豊富にあるワケですが、こちらの方が
私好みです。何たって¥200だったし。(笑)

 ケチな私は、ETCの深夜割引を使うために今夜は
SAで車中泊です。米山まで移動してから、

「プシュッ!、グビグビ、プハーッ!」

 たまんないねー。\(^〇^)/
SAには酒がないので、惣菜と共に下でしっかりと買い
出し済み。それを布団の上で広げました。

Img_0058_1

 これで足りなければ食堂や売店があるので、SA
って本当に便利です。諏訪SAのように温泉があれば
言うことナシですね。

 しっかり飲んで食えばあとは寝るだけ~。
ステーションワゴンは布団が敷けるので実に快適
おやすみなさ~い。

いや~、良い山でした。

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2009年1月 9日 (金)

棚増設

 食器棚の中で、全く棚がなかったスペースに二段式
の棚を作って欲しいと、妻から依頼がありました。
季節によって使い分けるから板は一枚で良いとのこと。

「板が一枚余っているから簡単でしょ?」

と言います。見ると確かに同じに見えますが、別の
食器棚の板でした。奥行きが50mm足りないしダボ
受けが付いています。

 化粧ベニアを買ってくれば体裁良く出来ますが、
そこはケチケチ作戦です。
 フラッシュ家具の板は中が空洞なので、4mmほど
長く切断してから骨を入れて接着。奥行きが足りない
分は別の板を足しました。奥なら色が違っても見え
ないから気にならないでしょう。

 ボンドが乾くまでの間にねじ込み式の10mmダボを
買ってきて、二段分8ヶのダボ受けを打ち込みました。
狭いのでドリルでの穴開けがやりにくかったです。
この辺は、他と同じにして欲しいという要望通りです。
ダボは4ヶあれば良いワケですが、簡便性を考えて
全部付けました。

 あとは、板を正確にカットしてから磨いて載せれば
完成

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 喜ばれたのは言うまでもありません。
家庭平和のためならお安いご用です。

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2009年1月 7日 (水)

冬用シュラフも超軽量!

 モンベルの超軽量シュラフ、U.L.スーパーストレッチ
ダウンハガー#4を鳥海山で試した結果、真冬でも
ホッカイロと水筒湯たんぽを使えば充分温かいことが
分かったので、実用的にシュラフカバーを併用すること
にしました。保温力が上がるし濡れるのを防ぎます。
 このシュラフには撥水加工が施されているそうですが、
ツエルトの中で使ってみた結果、ほんの気休め程度
だということが分かった以上、濡れる条件下ではカバー
が必要です。
 
 買ってきた6.5リットルのスタッフバッグに、ミクロ
テックス製シュラフカバーを被せた#4を詰めてみると
丁度良い大きさでした。

Img_0008

 左が今回買った袋に入れた#4+シュラフカバーです。
右の大きな袋は、これまで使ってきた冬専用の改造羽毛
シュラフにカバーを被せて収納した時の大きさです。
違いは歴然としていますね。大きさの基準としてシェラ
カップを一緒に撮りました。

 体積は約1/4で重量は約1/2です。
この違いは大きいですよ~。

 まあ、薄着で寝ても暑い位の保温性能というのは
極楽気分に浸れて良いんですが、スキーでの滑降性
を考えると小さく軽いにこしたことはないワケです。

 ということで、使用条件によって使い分けることに
なりますが、大方は超軽量シュラフで間に合いそうな
気がします。

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2009年1月 5日 (月)

鳥海山 新春山行

 1月4日

 3日は高校の同級会でしたが、やや散漫な会と
なって、クラス会のような盛り上がりに欠けました。
そのために、翌日は少々欲求不満が残りました。

 そこで、急遽、鳥海山へ行くことにしました。
天気が回復に向かっていたからです。といっても、
急なことなので、誰に電話しても都合が悪い。
仕方ないので、一人で行くことにしました。
素早く支度して、行こうとした矢先。

「婆ちゃんが具合悪いから病院に連れてって~」

 症状を聞くと、どうも胃腸炎が疑われます。
仕方ありません。山は諦めて酒田市内の病院に
連れて行きました。日曜日なので行き先が限られて
しまいます。

 その結果、確かに胃腸炎ではありましたが、症状が
軽いので二日も寝ていれば治るだろうということでした。
元々誰よりも腹が丈夫な婆ちゃんなので、その程度で
済むのでしょう。

 そこで、山行復活です。(笑)
お昼12:30という、かなり遅い時間の出発となって
しまいました。途中で買い出しをして、大台野牧場を
歩き出したのは13:40。非常識なほど遅いです。
帰り支度をしていた人も呆れていました。

 まだ風が強いのでトレースは期待できません。
それでも、暗くなるまでには滝の小屋に着くだろう
と思って急ぎました。

 歩き出して間もなく、スノーシューで帰ってくる御仁
に出会いました。山雪荘に向かったものの、途中で
バテたから帰ってきたとのこと。

 へ?、山雪荘へ行くまでにバテる??。そんなこと
ってあるのか???。
山で一度もバテたことが無い私には全く考えられない
ことです。

 雪が少ないので宮様コースはブッシュまみれでした
が、とにかく時間がないので突入しました。
登りなら大丈夫です。休憩無しで登りました。
時間節約で写真もナシです。

 16:10。強風下の滝の小屋に到着です。

91040006

 シーズン初山行で、トレース無しの単独行で出発から
2時間半なら上出来です。

 気温はー8℃程。もちろん、誰もいません。
二階の個室は畳が上げられていたので、広いところに
ツエルトを張りました。紐を張るところが無いので面倒
でした。テントにすれば良かったな。

91040012

 まずは、雪で水を作りながら、好物の酢蛸を肴に
グビグビやります。たまんないね~。\(^〇^)/

 今回は篠笛を持参したので、滝の小屋では初めて
吹きました。適度に残響があって大変気持ち良く
吹くことが出来ました。ついでに、ipodも持参しま
した。なかなか良くて、そのまま夢の中です。(笑)

1月5日

 目を覚ましたらすっかり明るくなっていました。
羽毛服は上下に着ていたものの、モンベルの
U.L.スーパーストレッチ ダウンハガー#4一枚では
寒かったので、ホッカイロを腰と首筋に張って寝たら
朝までホカホカ。熟睡できました。
 これで、シュラフカバーも使えば東北の冬山なら
この小さなシュラフで間に合うことが分かりました。
よしっ!。

 まだ風は強いものの、青空も見えます。山頂は
見えません。雲が低くくて寒いです。
最初からスキーアイゼンを装着しました。
雪は、発泡スチロールを細かくしたようにサラサラ
です。滑るには最高の雪質です。

91050013

 滝の小屋を振り返りました。
と、この一枚を最後にカメラの電池が切れてしまい
ました。交換してもダメです。スイッチの動作もヘン。
10年使った2MPのデジカメもついに寿命か?。

 風が強くて地吹雪状態なので、とにかく寒かったです。
まだ体が寒さに慣れていないので、オーバーミトンと
目出し帽が必要だと思いました。

 河原宿を少し登った辺りで登高中止です。
すばやくシールを剥いでいると、チラッと山頂が姿を
現しました。今日はこんな天気が続きそうです。
 
 滑りはもう最高
先月、蔵王で練習した甲斐がありました。どうせ誰も
いないので絶叫しながら滑っていました。(笑)
堅いシュカブラを避けながら快調にターンを重ねました。
いやあ、山冥利に尽きるね~。\(^〇^)/

 そのまま滝の小屋を素通りして車道コースへ進み
ました。車道をカットして滑る方が雪が少ない宮様
コースよりも遙かに楽しめます。樹林帯も苦もなく
スイスイでした。山雪荘の100m手前までの車道は
全てカットという徹底振りです。

 いや~。面白かったな。

 帰りはそのまま富樫スポーツに直行しました。
次回以降のために、今回使ったシュラフをカバーごと
入れる袋とチェストハーネスを買いました。

 さて、山中での行動データです。

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