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2009年1月18日 (日)

狙ってきました鳥海山

1月17日

 今週末の天気予報では晴れマークは無くて、下り坂
だという…。

 しかし、比較的穏やかそうだし、18日の午前中なら
晴れる可能性があると踏みました。仕事柄、冬は山に
行くことが出来る貴重な時期なので、毎日天気図と
睨めっこしていますが、天気が良い日は本当に少ない
ので真剣です。

 子供を高校へ送ってから鳥海山へ向かいました。
山仲間を誘ったものの、皆さん忙しいようでまたしても
一人です。暇なヤツもいますが、足が遅い上にスキー
が下手クソなので、速攻が前提の今回は見送りです。

 まあ、比較的天気が穏やかな週末ともなれば、誰か
が滝の小屋に泊まることへの期待感はありました。

Img_0087_1

 10:30に大台野T字路を出発しました。
5~6人のトレースがあるので楽チンですが、スキーの
他にスノーシューやワッパのパーティーのようです。
 ということは、滝の小屋には行かないと思われました
が、やはりそうで、最初の車道ショートカットから上は
一人旅となりました。彼らはきっと山雪荘に向かった
のでしょう。

 歩いていてスキーのトップが完全に隠れる程の新雪
がありましたが、宮様コースを順調に登りました。
今日は前回の1月4日とは違って時間がたっぷりある
ので、休憩しながら余裕綽々です。

 しかし、森林限界の上からは風が強く冷たくて、ただ
黙々と歩くしかありませんでした。
 やがて、岳人のオアシス、滝の小屋が見えてきました。

Img_0090_1

 オアシスの割には扉のレバーが凍り付いて動き
ません。やはり、ピッケルは必需品です。
更に、ストーブもない寒い山小屋です。catface

 まあ、風除室(?)の中に雪が吹き込んでいるので、
飲料水用の雪の確保で外に出る必要がないのは
楽で良いです。(笑)

 とにかく寒いので前回はツエルトを張りましたが、
支点が無くて難儀したので、今回はエアライズ2を
持参しました。フライが要らないのでとても軽いし、
結露もしにくくて快適sign01。二時には酒飲み開始です。wine

Img_0092_1

 無上の幸せを感じながら微睡んでいると、いつの
間にか暗くなっていました。結局、誰も登って来なくて
今日も貸し切りです。酒を酌み交わしたい気分だった
んだけどねー。catface

 気温は-11℃でしたが、羽毛服を着たまま超軽量
シュラフ+シュラフカバーだけで寝ました。ホッカイロや
ゴアカッパ無しでも朝まで温々でした。happy01


1月18日

 天気が良くても悪くても朝一で行動すると決めて
いたので、5時に起きて食事と撤収です。

 6時過ぎに身支度を調えて外に出ると、風は強い
ものの快晴です。ヨッシャーッsign03

 6:25。日の出前に上を目指して出発です。
河原宿近くになると風は一層強くなって寒~いです。
目出し帽とオーバーミトンを着用しました。

Img_0101_1

Img_0106_1

 河原宿を過ぎてしばらく登ると、手強いシュカブラ帯
が待ち受けていました。

Img_0107_1

Img_0113_1

 見た目には綺麗ですが、急になるほどにスキーで
登るのは大変です。これまで経験した中では一番
厄介な状態でした。

 そこで、ソロバン尾根ではなく、左の尾根に向かい
ました。月山森方面に続く尾根へです。ガリガリの
急なアイスバーンなので、シールは全く効きません。
ジルブレッタのクライムサポートを使わずに、スキー
アイゼンを深く刺して慎重に歩きました。

「これ以上はヤバイ!」

という所に丁度良い足場があったので、スキーを
デポしてアイゼン歩行に切り替えです。
標高2,015m地点です。

Img_0117_1

 前歯でガンガン登ります。凍った急斜面ではスキー
より圧倒的に速いです。たちまち尾根に着きました。

Img_0118_1

 こんな所を登ること10分ほど。
8:45に伏拝岳に着きました。

Img_0120_1

 最高峰の新山(2,236m)がよく見えます。

Img_0121_1

 当然、そこまで行くつもりでしたが、ちょっと待て!。
七高山付近に怪しい雲が……。風も落ちてきました。

Img_0131_1

「あ、こりゃ、もうすぐガスるな……」

 こういう時の判断は速いに限ります。
記念写真を撮って下山することにしました。

Img_0126_1

 といっても、カメラを置く場所が無いので辛いです。
ピッケルにカメラ用のネジでも付けようかな…。

 デポ地点に戻ると、速攻でシールを剥がしてワックス
も塗らずに滑り降りました。

 ほんの10分もしない内に外輪付近にガスがかかって
きました。河原宿でワックスを塗って快適に滑降して、
伏拝岳からの下山開始から僅か40分後にはこの通り。

Img_0136_1

 新山に向かっていたら、間違いなく視界ゼロです。

 滝の小屋から下は、車道コースショートカットで下り
た方が快適で楽しいのは分かっていましたが、久し
ぶりに宮様コースを下りたら、やはり面白くない。
雪が深いので半分は歩きになってしまいました。

 牧場近くでは何人かに出会いました。
山屋は減りましたが、麓を散策する人は増えました。
見れば昔の山屋さんです。おかげで、最後の直線は
快適に滑り降りることが出来ました。happy01

 ザックを降ろして山を見ると、

Img_0142_1

 すっかりガスの中です。
なにはともあれ、外輪まで行けたので大満足sign01
鳥海山荘で汗を流してすっきり爽やかです。

 いや~、鳥海山は最高ですsign03。\(^〇^)/

 山中での行動データです。

Img_0144_2

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コメント

  やりましたね!。素晴らし~い!。\(^o^)/

  冬の鳥海山は滅多に姿を見せませんが、よくぞ、チャンスをモノにしましたね。
 しかも外輪まで登るとは……貴方は偉い!!。(^^

投稿: 面白ダデイ | 2009年1月18日 (日) 19時36分

 面白ダディさん、こんばんは~。

 1月に外輪まで登ることは滅多に出来ないことなんです。
冬の鳥海山の荒れ方といったら半端じゃないですからね。
私自身、ほんの数回の筈です。

 それだけに、満足感は大きいのです。

投稿: ファーマー佐藤 | 2009年1月18日 (日) 20時36分

逃げ足の速さは山屋の美徳です。
自分でもどうにもならない時には脱げるが勝ちと信じてます。
ちょっと鳥海山も狙ってましたが、今回はお手軽な蔵王で遊んでました。来週もあまりぱっとしない様子なので、今度のチャンスは2月ですかね?
snow

投稿: sakano | 2009年1月18日 (日) 20時54分

 sakanoさん、こんばんは~。

 逃げ足が遅い→遭難

という例は今年も多いですね。初めに日程ありき、
ということなんでしょうが、自然相手には通用しませんね。

 一月に何度も晴れるということはほとんど無いので、
やはり二月ということになるかも知れませんね。

投稿: ファーマー佐藤 | 2009年1月18日 (日) 21時27分

うわー、日の出きれいですねー!
こらちは今日、天気はもっても昼までか?と思いながらも、いつもの遅出。志津を10時半スタートでしたが、月山は午後遅くまで晴れてました。朝しか晴れないパターンが多いんですけどね。
湯殿の肩までトレースがあったおかげで、山頂まで行けました。1月に湯殿山頂まで行ったのは、私は初めて。いつもは2月になってからです。山頂に着いたのは2時で、もう鳥海山は雲の中でした。

投稿: あかねずみ | 2009年1月19日 (月) 00時53分

 早起きは三文の得、といったところでしょうか。

 今回の天気は、高気圧の中心が南方にあったので、
月山の方が天気が良いだろうとは思っていました。

 でも、気分は鳥海山だったんですよね。
見た目とは違って男性的な山です。私は決して男好き
ではありませんが。(笑)

 そういえば、湯殿山に登ったことって、一度も無いなー。(?)

投稿: ファーマー佐藤 | 2009年1月19日 (月) 06時40分

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