アンナケイ/タッチ
アンナケイのリーダーアルバムでは三作目となる
「タッチ」が本日発売されました。\(^〇^)/
デンマークの音楽一家に生まれ育ったアンナケイは
早くから才能を発揮し、音楽活動のために21歳で
ニューヨークに渡ったという行動派です。(1981年
11月9日生まれ)
独特の歌唱はもとより、ピアノやギター、ベースを弾き
こなし、作曲や編曲も思いのままという才女です。
その美貌も目を引きます。
その彼女も渡米してすぐに成功したワケではなく、NY
で地道に活動していたところを日本人プロデューサーの
目に留まり、日本のレーベル、ZAIN RECORDSから
CDデビューを果たしたという経歴の持ち主です。
デビューアルバム、二作目とも私のお気に入りです。
彼女自身も、大の日本贔屓だそうです。
それが、今回はジャック・リーとの共作「レター」と同じく
ビデオアーツ・ミュージックからのリリースで、あのリー・
リトナーがプロデュースしたということで、楽しみにして
いました。
ジャケットはこれまでにない派手さです。
「えっ?、これってホントにアンナケイ?」
と思ったほどです。
ともかく、聴いてみましょう。
一曲目の冒頭から心地良いフュージョンサウンドが
流れてきて、思わずニンマリ。
裏を返せばありきたり?とも思いますが、そこはアンナ
ケイ。彼女独自の世界を構築しています。収録曲14曲
中、彼女のオリジナルが13曲ですよ。(@@
プロデューサーとミュージシャンが日本人だった一作目
と二作目はシンプルながらも力強いアレンジと演奏で、
何か日本的なワビサビのようなものが感じられて良かった
と思いましたが、今作ではもっと明るくて垢抜けた印象です。
音作りも重厚かつ多彩です。悪く言えば、少々ウザイ…。
まあ、それぞれの良さがあるので、優劣をつけるつもりは
ありません。どっちも良いです。
それでも、あえて好みを言うなら、一作目の”Annekei”が
一番好きかナー。特にサックスバンドを大胆に使ったアレンジ
は最高です。(Bull Fight)
アレンジと言えば、アンナケイは今作でも冴えています。
タイトル曲の「タッチ」では、ギターのハーモニックスに
リズムを載せ、ピアノを載せ、コーラスを重ねていくという
多重録音の技術を駆使した独特の音楽を作っています。
うーん、お見事。
ということで、愛聴盤がまた増えました。
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コメント
へぇー、フュージョンの貴公子リー・リトナープロデュースですか?。
拝聴する価値がありそうですね。(^^
音楽ネタですがバブル期に活躍した時代の寵児マイケル・ジャクソンが逝きましたね。御冥福を祈ります。
投稿: 面白ダディ | 2009年6月26日 (金) 21時21分
お!?、面白ダディさんも興味を示されましたか。
リー・リトナーがお好きなら「タッチ」で良いと思いますが、
特にそうでなければ”Annekei”か”Tsuki”をお薦め
します。
投稿: ファーマー佐藤 | 2009年6月27日 (土) 21時09分