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2009年7月13日 (月)

劔岳〈点の記〉

「観た~い

と思っている映画が、現在公開中の「劔岳〈点の記〉」
ですが、調べてみたら新田次郎原作なんですね。

「へ??」

という感じでした。何故かというと、山登りを始めた頃に
新田次郎の山岳小説は文庫本で全部読んだつもりで
いたからです。中学時代から読み貯めていた大量の
文庫本を処分した際にも、長編歴史小説と山岳小説
だけは取っておきましたが、本棚に同書はありません。

 よくよく思い起こしてみると、新潮文庫で刊行されて
いる分を全部読んだ後に文集文庫を読み出したら、
七作を読んだところで飽きてしまったようです。

 ということで、買ってきて一気に読みました。

Img_0474

「地形図を作った人は偉いなー」

と山登りで山形県境を歩いていた頃とか、よく思ったもの
ですが、正にその測量官の物語です。主人公の測量官、
柴崎芳太郎が山形県大石田町出身というのも何やら
嬉しいです。

 さて、内容としては、日本地図の空白地帯だった中部
山岳地帯の劔岳周辺を踏査することを名目にして、劔岳
の初登頂を狙っていた日本山岳会に負けてはならぬ!、
という軍部の強い意向で、測量官柴崎と部下が奮闘する
というものです。実話だそうです。
 しかも、ただ単に劔岳に登頂すれば良いというのではなく、
その地帯一帯をくまなく測量するというのだから大変です。
一枚二百数十円の地形図を見る目が少し変わるかも…?。

 描写的にも、気象観測のプロで山登りにも精通していた
新田次郎ですから具体的で真に迫っています。
 まあ、若干ウザイと思う部分もありますが、時代が違うから
ねえ…。

 DVDが出たら買わなくては

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