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2009年9月11日 (金)

山用ラジオ

 「山用ラジオ」と検索すると、ソニーのICF-R100MTが
最初に出来てきます。日本百名山を主に、山名を選択
するとその周辺で受信可能な局が簡単に聴けるという
ものです。去年行った北アルプスでは、持参した安物
ラジオが全く役に立たなかったので、それなりのラジオ
が必要と思ったワケです。昔も今も、山での貴重な情報
源はラジオですからね。

 しかし、高い!。必要とも思えない程に立派なポーチ
も付属しています。

 そこで、ほとんど同じでもっと安い機種にしました。
ICF-R550Vです。

Img_0606

 山名の代わりに地域が選べるのでそれで充分!。
充電器付きのもありましたが、山用だから必要なし
です。

 というのは、ニッケル水素電池って、満充電しても自己
放電するので、僅か2ヶ月ほどで空になってしまうのです。
ザックに入れっぱなしのラジオには使えません。
やはりアルカリ乾電池がベストです。よりハイパワーの
オキシライド電池もありますが、過電流で故障やエラー
の元になるので電子機器には使わない方が良いそう
です。

 今回買ったラジオは小さくて軽いし、高感度らしいので、
バッチグーでしょう。収納式イヤホンも使いやすいです。
ホールドスイッチがあるので、ザックの中で電源が入って
しまって電池を無駄に消耗する心配がないのも嬉しいです。
連続使用時間では本家「山ラジオ」より33時間も長いという
点も見逃せません。

 実際に山で使ってみて、短所もありました。
オートチューニング機能が無いので、選局がかなり面倒です。
エリア選択が出来ても奥深い山ではほとんど使い物になら
ないので、手動で局を探すことになります。暇つぶしに良い
かも知れませんがチョットね。もし壊れたら他の機種を買い
ます。

 ちなみに、ニッケル水素電池には自己放電を抑えた
改良型もあります。エネループとかで、一年経っても
80%ほど保つそうです。パワーが劣る点が惜しいですが。

 

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