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2009年11月29日 (日)

ドラム缶ストーブ その2

 ドラム缶風呂と全く同じ作りでは芸がない、というか
作っていて楽しくないので、少し工夫することにしました。

 まずは、天板に穴を開けました。大鍋でお湯を沸かす
には直火の方が効率が良いからです。

Img_1090

 ジグソーに自作のオフセット・ガイドをセットして正円に
切り出します。落ち込まないようにクランプで固定して
います。

 カット終了。煙突穴も開けました。

Img_1091

 次ぎに、全体的にサンディングしてから高さ可変式の
脚を取り付けました。

Img_1093

 拡大すると…、

Img_1095

 錆びが深いことから、かなり前の角パイプを使ったことが
分かりますね。

 さて、塗装前にもう一工夫必要ですが、工房二階の材料
保管所で丁度良い鋼材を見つけました。とにかく、お金を
掛けない為に在り合わせの材料だけを使っているので嬉し
いです。

 すでに完成しているパーツもあります。

Img_1094

 空気穴付きの扉と灰取りです。灰取りは、鉄板焼用に
昔作った大型ヘラを改造しました。鉄板のコビ取りにも
使うつもりです。

 明日には完成するかなー?。

http://farmersatoh.cocolog-nifty.com/zakkicyou/2009/12/post-8aa3.html

へつづく…

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2009年11月24日 (火)

ドラム缶ストーブ その1

 育苗ハウスでも使うつもりで改良したドラム缶風呂ですが、
設置場所を片付けてシミュレーションした結果、浴槽は邪魔
だという結論に至りました。

 そこで、午後から新たな薪ストーブ作りを始めました。
材料は軒先に転がっていた古いドラム缶です。
速攻で1/3を切断して、昔切断しておいた別のドラム缶の
底を落とし込みました。すると上手い具合にハマったので、
縁を叩いて包み込みました。

Img_1078

 拡大すると…、

Img_1079

 どうです?。ハンマーで叩いた割には綺麗でしょ?。

 この面を下にして使うのであればこのままで良いと思い
ましたが、対面が腐りかけていたので天板に使うのは
避けたい。

 ということで、予定通りにこの面を天板にすることにして
溶接しました。

Img_1080

 次ぎに、在り合わせの2.3mm平板を扉の大きさに
切ってからプラハンで叩いて彎曲させました。
ウルサイですが、板金屋みたいで楽しい作業です。

Img_1081

 次ぎは本体に口を開けて、扉に空気窓を開けたり周辺
パーツを揃えて本日の作業はお終い。

Img_1082

 その気になればあと2時間程で完成しますが、ネタは
取っておかないと…。(笑)

http://farmersatoh.cocolog-nifty.com/zakkicyou/2009/11/post-22b0.html

へつづく…

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2009年11月22日 (日)

火床

 短時間燃やすだけで済む薪ストーブ風呂なので別に
必要無いとは思いましたが、「究極のドラム缶風呂」と
称した手前、一応火床も作りました。

Img_1070

 普通の形状では面白くないので、平板を一枚一枚斜め
に取り付けて灰が下に落ちやすいようにしました。
一工夫することで作る意欲が増すワケです。

 一日中焚いているような薪ストーブなら脚をもっと長く
しないといけませんが、風呂を沸かすだけなら短時間で
済むので、燃焼室を広く取る為に最低限の高さにしました。

 でも、火床があると無いとでは大違いでしょう。

 これで、「究極のドラム缶風呂」は本完成です。

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2009年11月13日 (金)

究極のドラム缶風呂完成!!

 秋の夜長を最大限使って、煙突式のドラム缶風呂に
更なる改良を加えて、「風呂付き薪ストーブ」へと進化
させました。炊き出し用の鍋として使えば、豚汁400杯
が調理できます。

Img_1058

 昨日までの焚き口はこうでした。

Img_1039

 これでは火力調整が出来ないので、扉を取り付けた訳
です。
 
Img_1055

 2.3mm厚の鉄板を横長に切って彎曲させてから
切り出しました。空気調整用の窓も付けました。
写真では半開状態で、任意の位置で固定できます。
 ついでに、無駄に大きかった庇をカットしたので、中が
見えやすくなりました。

 写真では分かりませんが、扉を付ける都合上、去年
開けた焚き口の上部に30mm幅の鉄板を溶接して
塞いでいます。

Img_1056

 留め具を回して外すと、張力で扉が自動的に全開に
なります。

 それと、トラックで運搬する際には横置きになるので、
煙突下部が動かないようにステーを追加しました。

Img_1057

 あとは炉内に敷く火床を作るだけです。
これは簡単です。

 ということで、ここに「究極のドラム缶風呂」完成を
宣言します。(笑)

 本体以外の附帯品はこちらに載っています。(↓)

http://homepage3.nifty.com/farmersatoh/myweb1_131.htm

 煙突取付け編はこちら。(↓)

http://farmersatoh.cocolog-nifty.com/zakkicyou/2009/11/post-9aa9.html

 使うのがとっても楽しみです。

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2009年11月11日 (水)

煙突式ドラム缶風呂

 四日前に山仲間の小屋でやった飲み会に、また
ドラム缶風呂を持って行きました。保温用に銀マット
も巻きました。

Img_1018

 今回は、四連装式の練炭コンロを使ったので速く湧く
ハズでしたが、どうも中で酸欠気味になったようで、
イマイチ火力が上がりませんでした。

 山仲間も年齢が上がってきたので、せっかちになった
のでしょう。なかなか水温が上がらないことに業を煮や
して、

「ヌルぐでダメだ~。薪燃やせ~~

と騒いだ挙げ句に、通気を良くするために勝手に穴を
開けていました。

Img_1035

 電気ドリルが車に積んであるなんて、変な連中です。

 ウーム……。やっぱり練炭では無理があったか……。

 ということで、ドラム缶風呂を作る時から考えていた
煙突式に改造することにしました。

 ヤレヤレ…、まずは連中が開けた穴を塞ぐ作業から
です。ドラム缶は薄いので、溶接機の電流を最低にして
チョッチョッチョッと溶接棒を当てて、徐々に塞ぎます。
写真の穴の他にも開いていたので、完全に塞いでから
削って磨くまで40分程かかりました。

 あとは、煙突を入れる穴をジグソーで開けてから大きさ
を調整し、煙突を取り付けました。重さで下がらないように
支柱も付けました。

Img_1045

 ヨッシャー。完成です。
ついでなので、全体的に塗装し直しました。

Img_1044

 これで薪を燃やせば文句なしでしょう。巷のドラム缶
風呂と違って煙たくないだろうし、あっと言う間にお湯が
沸くはずです。

http://farmersatoh.cocolog-nifty.com/zakkicyou/2009/11/post-9728.html

へつづく…

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2009年11月10日 (火)

木製自転車!

 惚れ惚れするほど美しいマホガニー製の自転車が
ありました。

20090129191928

 メインコンポ以外は殆ど全てが手作りです。強度を出す
ために積層されたマホガニーを使っていて、なんとホイール
までも木製ですよ。曲げ木の技術も超一流です。
 しかも、総重量が8Kg程度だというのですから驚きモモ
ノキです。(@@

 それもそのはず。この自転車の製作者は、非常に美しい
木造艇を作ることで知られる名人、佐野末四郎氏なのです。
佐野氏のことは木工の専門誌で知っていましたが、まさか
自転車までも作っているとは昨日まで知りませんでした。

 こりゃー、とんでもなく手間が掛かっているなー

 ということで、私は200万円以上の価格を予想しました
が、ユーロバイクショー2009に於いて、招待した企業から
約260万円の値がつけられて3台の注文があったそうです。
佐野氏が持つ高度な技術が世界に認められた訳で、他人事
ながらも嬉しいです。\(^〇^)/

 いや~、これは本当に見事です。
なんといっても、金属フレームと遜色のない強度を持ちながら
も、独特の走行感があるというのですから、買うことの出来る
超マニアにはたまらないでしょう。私だって大金持ちだったら
買います。プリウスより佐野氏のマホガニー・バイクですよ。

 これは是非、実物を拝見してみたいものですねえ。
拝観料を払っても良いくらいです。

詳しくは下のサイトをご覧下さい。

http://sanomagic.world.coocan.jp/

 それと、you tubeで佐野氏自らが語っていたので、
是非ご覧下さい。(↓)

http://www.youtube.com/watch?v=pzO_YpwEf_Q&feature=related

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2009年11月 6日 (金)

♪は~~~るばる~~来たぜ深浦~~~♪

 今年最後のロングライドになるだろうということで、
BOMAによる「チャレンジ!ワンデイラン3」の予定で、
目標301Km以上だったんですが、予想外の
霧に阻まれました~。

 今回も北に行くほど天気の回復が早い見込みだった
ので、午前二時起きして道の駅「象潟」までBOMAを
載せたトラックで直行しました。

 が、まだ路面が濡れてる……。

 ならば、ということで、更に北上して西目の道の駅まで。
まだ路面は濡れていましたが、それ以上に厄介なのが
濃い霧です。内陸と違って沿岸部に霧が出ることは
少ないので予想外でした。霧の中を走るなんて考えられ
ないので、諦めて車中で寝ました。

 午前7時前。日の出となりましたが、まだロードレーサー
で走る状況にはなかったので、更に北上して道の駅
「岩城」まで行くと、ようやく路面乾燥です。

 やれやれ……。やっと走れます。7:16出発。
が、あちこちで霧が発生していたので、寒いしメガネが
濡れて困りました。ウインドブレーカーを着ていても
寒くて手もかじかみました。

 一時間余り走って秋田市に近づいた頃、ようやく霧が
晴れました。「予定」通り快晴です。

Img_0996
 
 秋田市内では朝のラッシュアワーに遭ってしまいま
したが、市外へ抜けるとまずまず快適に走ることが
出来ました。

 今回は国道7号線を能代まで北上しましたが、そこ
までの平均速度は31Km/hで快調快調

 能代からは国道101号線に入りました。
時間的に深浦が適当と考えたからですが、深浦といえば
やっぱりイカでしょう。焼イカを思い浮かべながらひた走りま
した。

 しか~し、アップダウンが連続する海岸道路を走っていると
両膝に痛みが出てきました。明らかに脚力不足です。
こりゃあ、どげんかせんといかんなー。

 道の駅ごとに休憩しながら深浦を目指し、ようやく秋田青森
の県境に到着したのは12:30でした。時間切れです。

Img_1007

 県境の50m先に食堂があり、念願のイカ焼きもやって
いました。

Img_1011

Img_1013

 焼き上がると写真を撮るのも忘れてすぐに食べてしま
いました。塩味で、なかなか美味しかったです。

 それにしても、高台になっている店の前から望む日本海
は見応えがありました。

Img_1008

 海の側に住んでいるくせに海を見ることは滅多にない
ので、海、特に磯を見るのは好きです。走ってもとても
気持ちよさそうな道が続いていますが、また今度にしま
しょう。

 近くには景勝地もあるようです。

Img_1009

 実は、この道は20年以上前に山登りの帰りに車で
通りましたが、やっぱり自転車の方が、

「来たぞーっ

という思いが段違いに大きいですね。岩城から走り出し
て、往復228Kmのサイクリングですから、さもありなん
です。

 今度行く時には日帰りではなくて、深浦から鰺ヶ沢に
抜けて、下北半島も巡ってみたいと思いました。
いつになるかは全く分かりませんが。

 最後に記念写真を一枚。

Img_1010

 って、カメラマンが私なのでチャリだけです…。

 帰り道は上り坂は多いし向かい風ということもあって
ペースがさっぱり上がりませんでしたが、日没前からは
無風になってそれなりのペースに戻りました。膝の痛み
にも慣れたようで…。

 特に、秋田市内に入ってからはラッシュの車の流れに
乗ってバンバン飛ばしました。時速50Km前後で車道の
真ん中を疾走するのはかなり気持ちいいです。
今日の最高速もそこで記録したくらいです。

 で、今日の走行記録は、道の駅「岩城」を出発して戻る
まで丁度11時間で、228Kmとなりました。
行き帰りともラッシュアワーで膝の調子も悪い中ではまず
まずって感じです。ホントは不本意だけど……。

 他の記録は以下の通りです。

最高速度    60.5Km/h

走行時間    8時間24分

平均走行速度 27Km/h

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2009年11月 1日 (日)

さらばTS!

 30年もの間、バイクに乗り続けてきましたが、ついに
降りました。最後の愛車TS125Rを手放したのです。
BOMA購入のために苦渋の決断をしたワケです。

Img_0982

 今日の夕方、青森の若いご夫婦が引き取って行きま
した。旦那さんはヤマハのWR250にお乗りだと言うこと
で、夫婦で林道を走りに行くのだそうです。良いですね~。
 
 そこで、奥さんが乗る足つき性が良いオフロードバイクを
探していたということでした。

「これなら両足が着く~

と大変喜んでくれました。軽いキックの一発始動でパワー
も丁度良いし、サスも柔らかめなので女性には理想的です。
良い人に貰われていって私もとても嬉しいです。

「♪ドナドナド~ナ~ド~~ナ~~♪」

 元気でな~~。

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