煙突
薪ストーブに必要不可欠なのが煙突ですが、私の
認識としては、
「煙突は横はなるべく短く、縦には長くでしょ?」
程度のものでした。
しかし、今回の薪ストーブ化したドラム缶風呂は
育苗ハウスでも使うつもりなので、改めて調べて
みました。仕事後に入浴しようというのではないですよ。
スイカの接ぎ木(断根刺し継ぎ)作業には温度と湿度を
高く保つことが必要なのですが、既設の灯油暖房機や
反射式ストーブで使う灯油代がバカにならないので、
ドラム缶風呂をそれらに代えようということです。
何せ、薪の材料ならいくらでもありますから。
さて、専門業者のHPによれば、横筒は1m以内で、
縦筒は5m以上にし、屋根を貫通させて設置するのが
望ましいとのこと。へ~、そうなんだ。
しかも、煙突内のドラフト(上昇気流)を効率よく発生
させる為には煙突の温度を高く保つのが重要なので、
二重煙突を使うようにだって。
そういえば、実家で昔焚いていた薪風呂の煙突は
太い陶管で屋根よりも高かったです。逆流なんて全く
ありませんでした。なるほど、そういうことだったんですね。
へ~へ~へ~~。
そこで改めて改良型ドラム缶風呂を見てみましょう。
横筒に対して縦筒の長さは6倍あります。
外で風呂として使う場合はこれほど長く要りませんが、
育苗ハウス内で使うことを想定しています。実際には
横筒がもう少し長くなるので、まだ足りません。
まあ、接ぎ木で使うのは来年のことなので、少し
遊びながら詰めていきたいと思います。
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コメント
なるほどぉ~。
究極のドラム缶風呂は、究極のエコ保温加湿器であったのですね。(^^
営業用器具を遊びから試行するあたり、さすがはファーマー流と称賛せずにはいられません。(^^
投稿: 面白ダディ | 2009年11月16日 (月) 19時45分
こんにちは!
私の父はビニールハウスやってましたが、スイカもやっていました。冬になると、深夜に起きだしてビニールハウス内の温度が下がりすぎないように暖房の火をつけていました。
ところで、我が家のまきストーブは、室内を垂直に1.2メートルくらい上がり、そこから横に曲がって水平に1.2メートルくらい進み(その間に1階の壁を貫通し)、屋外に出てから6メートルくらい垂直に伸びています。屋外は、温度が下がらないように断熱煙突になっています。
まきストーブを設置するときいろいろ勉強しましたが、やっぱり基本は縦に長く横に短く、そして外気に触れるところでは温度の低下がすくないようにということみたいですね。
投稿: 大工協奏曲 | 2009年11月16日 (月) 21時34分
>面白ダディさん
「究極のエコ」を考えると、昔に返るような
ところもありますね。先人は偉いです。
>大工協奏曲さん
さすがに詳しいですね。
シングルの煙突だと、木酢液が垂れやすくなるそうです。
そういえば、煙突の継ぎ目に空き缶をぶら下げている
のを見たことがあります。煙突の保温が大事なんですねえ。
私も育苗中にうんと冷え込むような夜には、加温します。
お任せ暖房機ですが~。(^^;
投稿: ファーマー佐藤 | 2009年11月16日 (月) 22時22分