リカンベントを作ろう!①
新企画スタートです。(笑)
リカンベントというのは、仰け反るようなスタイルで乗車
する独特な自転車のことです。知らない人は検索して
調べてみて下さいね。
私が初めてリカンベントを知ったのは、1998年公開の香港
映画で、ジャッキー・チェンが主演した「WHO AM I?」です
が、未だに実物を見たことがありません。田舎では皆無なの
でしょう。乗り手の体格に合わせるためにフルオーダーで、
買うと30万円位するみたいなので無理もありません。
ですが、興味津々。とても楽な姿勢で乗れて、空気抵抗
が少ないので高速巡航が出来るそうなんですよね。
ということで、作ってみましょう。
もちろん、見たこともないのですから、完成するかは全く
分かりません。まあ、お遊びということで。
お遊びですから材料費は最小限にしないといけません。
用意したのは我が家にあったポンコツの自転車3台です。
安物MTB+BTRのフロント・フォーク&タイヤの合体
自転車1号と……、
BTR+一輪車の合体自転車2号、
それと、ご用済みのババチャリです。
どれも満足に走行出来ない状態です。
さて、どうしましょ。
考える前に行動です。
まずは、MTBをベースにすることにして、不要な部分の
切除です。フレームとクランクに続き、フロント・フォークも
80mm短くしました。
これに、シートに合わせて作った台座を取り付けました。
材料は21mm角パイプと3×25mm平板です。
シートを台座に取り付ける為の金具を、6mmステンレス
ボルトと3mmの平板で作りました。
これをシートに無理矢理取り付けました。
シートはニトリの座椅子です。14段階調整式の背もたれ
があるのと、合皮張りで安かったのが決め手です。
ボルトを通すために布を破ったので、解れないように靴底
補修材を塗っています。
補修材が固まるまで一晩はかかるので、今度はハンドル
回りです。ハンドルはババチャリのを採用することにしました
が、取り付け高さとステム長が足りません。
そこで、即断即決。
ステムを切断しました。
溶接部分を削り落としてからサンディングして太さを
合わせて、パイプハウス用の32mmパイプと合体です。
シートを取り付けてから長さを決めて、両者を溶接すると
いう寸法です。目指すはイージー・ライダー。
ついでに、圃場移動用だったMTBが犠牲になったので
ババチャリを後継に据えることにして、ハンドルとサドルを
MTBの物に交換しました。
少しはスタイリッシュになったと思いません?(笑)
いや~、こういう工作は楽しいですね~。\(^〇^)/
http://farmersatoh.cocolog-nifty.com/zakkicyou/2009/12/post-88be.html
へつづく…
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コメント
こんばんは
今回も目が点になっています(笑)
リカンベントですか、探究心が留まる所がないようで、感心させてもらっています
”つづく・・・・” が、楽しみですね
投稿: HAMA | 2009年12月10日 (木) 21時57分
HAMAさん、こんばんは~。
笑って貰って本望です。(^^v
探求心というよりも、単なる遊び心ですかね。
投稿: ファーマー佐藤 | 2009年12月10日 (木) 22時20分
こんばんは。
毎度毎度やることに本当に脅かされます^^;
実物を見たこともないものを思いつきで作り出すとは…。
でも、おかげさまで、たまに見るあの変わった自転車が
リカベントということが解りました。一つ勉強になりま
した(^^)
>とても楽な姿勢で乗れて、空気抵抗が少ないので高速
>巡航が出来るそうなんですよね。
乗ったことがないので良くは解らないのですが、自分が
見たことあるのはとても楽そうには見えなかったのです
が…(^^;) しかもアレで高速走行が出来るんですね。
何はともあれ最終章を楽しみにします!
投稿: K-DMC | 2009年12月16日 (水) 02時50分
K-DMCさん、おはようございます。
都会でもたまにしか見ないようでは田舎で全く
見ないのも当然ですね。
実は、リカンベントを作る構想は数年前から暖めて
いました。ただ、作る時間と材料がなかったのです。
サポート無し自転車での最高速度記録は、
リカンベントが持っているんですよ。あっと驚く
動画もあるので、別途紹介しますね。
投稿: ファーマー佐藤 | 2009年12月16日 (水) 08時38分