ドラム缶ストーブ 完成!
ドラム缶ストーブが完成しました。
大穴を開けっぱなしの天板では歪みが酷くて蓋をすること
すら出来ないし強度も足りないので、五徳を取り付けました。
五徳には3×25mmの平板を使っています。4mm厚では
曲げるのが困難なので3mmが適当な厚さです。
曲げ方は簡単です。必要な円よりも二回り程小さい管を型
として使います。今回は畑に転がっていた200mmの塩ビ管
を使いました。繋ぎ目の太くなっている部分が丁度良い感じ
だったからです。
こんな風に平板の端を管にボルトで固定してから、管に
密着させるようにしながら少しずつ曲げていきます。
一周したらボルトを外して最後までキッチリ曲げます。
穴の円周が940mmなのに対して、探し出した平板が
980mmしかなかったので、別の鋼材を足して最後の
部分を曲げました。
余分な部分をカットしてからバイスプライヤーで両端を
挟んで繋いで溶接すれば円形五徳の出来上がり~。
写真撮るのを忘れてましたが。
五徳を取り付ける時には、角パイプとクランプ6本を使って
天板の歪みを矯正した上で、部分的にチョコチョコ溶接した後
にクランプを外して全周を溶接しました。そうしないと五徳自体
が歪んでしまいます。
育苗ハウスで実際に使う大鍋を載せるとこんな感じ。
加温と共に水蒸気を発生させるのが目的なので、天板にも
水を張るつもりです。痛みも防げるしね。
丁度合うように穴を開けたんですから当たり前ですが、
バッチグーです。芋煮会や大人数のキャンプとかでも
活躍出来そうですね。
蓋には昔作った物をそのまま利用することにしました。
バーベキュー用の鉄板ですが、厚さが9mmもあるので
どんなにガンガン燃やしても反ることが無いし、すぐに鉄板
焼きを楽しめます。18Kgもあるので少々重いですけどね。
火床はドラム缶風呂用に作った物を兼用します。
両方を一緒に使うことは無いですから。
ということで、薪ストーブは完成しました。
要した費用は煙突代だけです。それもドラム缶風呂と
兼用するので最低限で済みました。
でも…、肝心の薪が用意出来ていませ~ん。
まずはチェーンソーの刃を研がなくては……。
http://farmersatoh.cocolog-nifty.com/zakkicyou/2009/12/post-4a4b.html
へつづく…。(設置編)
製作編はこちら(↓)
http://farmersatoh.cocolog-nifty.com/zakkicyou/2009/11/post-9089.html
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コメント
コンバンワ
あのドラム缶がこんなに素敵なストーブに・・・
佐藤さん凄すぎ・・・
投稿: NaO | 2009年12月 1日 (火) 18時26分
NaOさん、こんばんは~。
10年以上外に放っておかれたドラム缶ですが、
何とか使えるようになりました。
でも、凄いというのは、あんな見事な作品を次々と世に出す
NaOさんのような方を言うんだと思いますよ~。
投稿: ファーマー佐藤 | 2009年12月 1日 (火) 19時25分
こんにちは!
ファーマーさん、いい仕事するなあ~
まるで売り物ですね。
塗装をしたんでしょうか、仕上がりが美しいです!
投稿: 大工協奏曲 | 2009年12月 1日 (火) 21時05分
大工協奏曲さん、こんばんんは~。
ハハハ、化粧すると見違えるようになりますね。
どうせ剥げるでしょうが、最初だけでもキレイにと
耐火塗料を塗りました。
投稿: ファーマー佐藤 | 2009年12月 1日 (火) 22時15分
こりゃ、とても廃物利用して作った作品に見えませんね。このまま売って良い様な立派なストーブではないですか。相当な値段で売れるのでは?
金工で何でも作ってしまうファーマーさんに脱帽です。
ドラム缶風呂、ドラム缶ストーブ完成披露パーティも盛り上がるでしょう!
投稿: のほほん | 2009年12月 2日 (水) 09時39分
>のほほんさん
鋳物のストーブでも、ヤスイ物では3万円位から
あるので、高値を付けるのは無理でしょうね。(^^;
このストーブはあくまでも仕事用なので、披露パーティ
をすることは無いでしょう。多分…。(^^;
投稿: ファーマー佐藤 | 2009年12月 2日 (水) 16時05分