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2010年1月 3日 (日)

垂直の記録

 山野井泰史著「垂直の記録 岩と雪の7章」を読みました。

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 山野井泰史さんの記録は、山岳雑誌の記事で何度も
目にしていましたが、著書を読んだのは初めてです。
ドラム缶ストーブの暖かさを楽しみながらも、非常に厳しい
クライミングの世界に引き込まれました。

 凄いですねー。本当に凄い

 自然に対して、山に対して、そして自分に対していくら
謙虚でも、ほんの紙一重で奈落の底に落ちてしまう厳しい
世界は想像を絶します。今もなお生きているのは奇跡と
言っても良いでしょう。

 人はいつ死ぬか誰にも全く分からないので、彼のように
やりたいことをとことんやる事には大賛成です。
その結果、山で逝こうとも後悔は無いでしょう。
私自身、若い頃に死にかけて以来、そんな刹那主義と言って
も良い思いを持ち続けています。

 更に、こうして山野井泰史というクライマーの記憶は、
立派な記録となって後世に残ることは意味のあることです。
凡人にはそんな大それた事は出来ないから子供を残す。
それもまた立派な人生。

「ああ、生きてて良かった…。」

 そんな思いにさせる一冊です。

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コメント

山野井さんもすごいですが、奥様の妙子さんもすごいですよね。
斉藤実さんの「太平洋漂流実験50日」これもとてつもない行動記録です。でももう手に入らないかな?
BETWEEN A ROCK AND A HARD PLACE
ARON RALSTONはamazonで入手できます。
しばらくこの手の壮絶な本読んでなかったです。夜読むと先が気になって眠れなくなります・・・

投稿: あかねずみ | 2010年1月 3日 (日) 22時16分

>あかねずみさん

 ウンウン、妙子さんも本当に凄い

 お薦めの本も読んでみますね。 

投稿: ファーマー佐藤 | 2010年1月 3日 (日) 23時00分

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