冬の鳥海山は晴れない
一月を振り返ってみると、鳥海山が一日中晴れた日は
全くありませんでした。半日晴れたのが二日だけで、
晴れても風が猛烈で登頂は無理。冬の鳥海山は本当に
厳しいです。
とはいえ、去年は二日連続して晴れるという信じられない
ようなことがありました。
特に、一月に限定すると、登頂する条件が揃うのは数年
に一度くらいではないかと思います。私のように冬になると
天気図と睨めっこして条件が良い日を狙って行く登山者で
さえそうなのですから、休日が決まっている人が登頂する
のはますます難しい。
私にも20年前に登頂する機会がありましたが、酷い
二日酔いで外輪まで登るのがやっとという、非常に勿体
ないことをして逃してしまいました。
まあ、その頃はスキーで滑るのが目的だったので登頂
にはさほど興味が無かったということもありますがね。
ところが、世の中には、初めて登った冬の鳥海山で登頂
してしまったという、恐ろしく運が良い人が何人もいます。
「ありえね~」
みたいな感じ。
一月に自宅から日帰りで新山に登頂する、という
目標が実現するのは一体いつになるのでしょう??。
これをやった人はかなり少ないのではないかと思います。
体力が要ることなので、数年の内にはやりたいと思って
いますが。
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コメント
鳥海山の頂上新山はこの画像の様に双こぶラクダ状態になっていますね。
私も約30年前の夏に山岳信仰の代理山行で両方の頂を行き来しましたが、結構時間を要した記憶があります。
また、その当時流行りのパーソナル無線機を持参して行ったのですが、富山県管内と交信できたことは驚きでした。
小学4~5年当時の噴火活動によって出来た新山ですが、我々が存命中にもう一度躍動する姿を観たい気もします。
投稿: 面白ダディ | 2010年2月 2日 (火) 20時34分
>面白ダディさん
山岳信仰の代理山行ですかー。
オレも行きたい。(笑)
ところで、我々が子供の頃の噴火(1974年の
水蒸気爆発)で新山が出来たのではないです。
新山が出来たのは1801年です。
鳥海山が躍動してあの類い希な秀麗な姿が
崩れると悲しいので、私としては静かでいて
欲しいと願っていますがー。
投稿: ファーマー佐藤 | 2010年2月 2日 (火) 20時50分
自宅から日帰りの厳冬期新山登頂。これが一本決まればあと50年位自慢話に困ることは有りません。
佐藤さんでもチャンスは年に1~2回となると、仙台の安サラリーマンでは10年に一回くらいのチャンス?
投稿: sakano | 2010年2月 3日 (水) 19時01分
>sakanoさん
ヒマラヤの8,000m峰にBCから一日で、しかも
無酸素単独で登ってしまう人がいることを考えると、
鳥海山の厳冬期日帰り登頂なんてチャンチャラ可笑しいの
ですが、末端の登山者にも目標はあった方が楽しいです。
でも、自慢するんだったら元日の単独日帰り新山登頂
くらいじゃないと…、とは思います。
sakanoさんは、かなりの強運の持ち主のようですので、
出来そうな気がしますがー。(^^
投稿: ファーマー佐藤 | 2010年2月 3日 (水) 21時32分