山響のCD
「マエストロ、それはムリですよ…」
を読んで直ぐに注文したCDが届きました。
山形交響楽団の自主レーベル、YSOliveから出ている、
モーツアルトの「交響曲第31番」&「交響曲第39番」他です。
指揮は勿論、飯森範親氏。
驚くなかれ。このCDはマルチでこそありませんが、SACD
ハイブリッド盤です。\(^〇^)/
さて、まずはSACDで聴いてみましょう。
まず、一発目の31番の冒頭のトウッティの響きにやられました。
現代的楽器なのに昔の演奏方式を用いるピリオド奏法なのです。
バロック・ヴァイオリン等の古楽器を使った演奏とは明らかに違って
いて、そのくすみのない明瞭な響きは非常に新鮮です。
誤魔化しがきかない奏法ですから、よほどの技術と自信が無いと
出来ませんね。
そもそも、現代オーケストラでのこんな演奏は初めて聴きました。
山響のサイズもモーツアルトにピッタリなんだと思いますが、こう
いうスタイルを演奏会に用いる例はほとんどないのでは?、と思い
ました。実際の所は知りませんが…。
特に、SACDで聴くと演奏者の数までも分かるようで、最上の
クオリティで聴かせたいという飯森氏の強いこだわりが感じられ
ました。素晴らしい録音です。耳の肥えた音楽ファンに、指揮者と
楽団名を伏せて聴かせてみたら、一体どんな反応をするか見て
みたいものです。
ということで、14日に庄内町の響ホールである山響の演奏会が
ますます楽しみになりました。チケットも取れましたが、まだ沢山
残っているみたいです。是非多くの人に聴いて欲しいですねー。
って、今まで山響の演奏を聴いたことが無かった私には、そんな
こと言う資格は全くありませんが。
あ、それと、CDを聴いていて思ったんですが、この演奏スタイル
で、モーツアルトのレクイエムK626を聴いてみたいものです。
絶対良いと思うなー。
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コメント
ご無沙汰してます。
響ホール行きますか。CDも素晴らしいですが、やっぱり生音にはかないませんよね。
響ホールはホールの大きさが山響にちょうどいいように思います。音響も申し分ないですしね。絶対お勧めですよ。
オラは前日のテルサで一足先に聴いてきます。
投稿: lison | 2010年2月12日 (金) 10時52分
>lospnさん
CDの方が圧倒的に音が良いと思いますが、
クラシックは生演奏の方が断然心地良いですね。
久しぶりに酔いしれてみたいと思います。
いや、過度の期待はヤメときます。裏切られたことが
何度もあるので。(笑)
山形テルサは音が良いそうですね。
いつか、聴いてみたいものです。
投稿: ファーマー佐藤 | 2010年2月12日 (金) 22時32分
明日俺も聴きに行くぞ、山響。
会場で会いましょう。
投稿: イケの | 2010年2月13日 (土) 22時40分
>イケのさん
当然行くと思っていました。(^^
投稿: ファーマー佐藤 | 2010年2月14日 (日) 08時17分