ゴールデンウイークのどさくさに紛れて、白馬五竜スキー場
へ行ってきました。お目当ては、遠見尾根を登って五龍岳や
鹿島槍ヶ岳を始めとした北アルプスの大展望を楽しむ事。
もちろん、山スキーで滑ることも楽しみなワケで、6~9日は
「エンディングスペシャル」で一日券が¥2,400ということも
後押ししました。
遠見尾根は割と狭い尾根なので、滑れるのは恐らく最後か?
と思いましたが、どうでしょう。
予報通りで素晴らしい天気です。
というか、裸になりたい位の暑さでした。
朝一のゴンドラで上がって、更にリフトで上へ。
少し歩けばほとんど誰もいません。シールを貼ってどんどん
登りましたが、スキーの跡はありませんでした。
連休中は登山者が大勢押しかけるのを見越して敬遠した
のと、雪の状態が悪くなっているのが理由でしょう。
最初の急な登りには滑り台が出来ていました。
嬉々として滑る人も多いでしょうね。
尾根上の雪はこんな感じです。
小遠見山直下はこう。
やはり読み通りで、今週で最後かな?って感じでした。
見ての通り、亀裂だらけです。急な斜面もスキーを履いた
まま登り切りました。
でも、それよりも暑くて参りました。
標高2,000mでも16℃ですよ。下界は30℃近くか。
ジリジリと照りつける日差しは予想していたので日焼け
止めを塗っていきましたが、それでも焼けそう。
それに、雪面の状態がこれ以上悪くなる前にサッサと
下山する方が良いと判断しました。
というワケで、当初は西遠見山まで登る予定でしたが、
小遠見山に着くとビールを雪で冷やしながら速攻でシール
を剥ぎました。ワックスも塗ってバッチグーです。
もちろん、景色も堪能しました。
この時、まだ10時。
時間はたっぷりあったのでノンビリと眺めていれば良さそう
なものですが、私の場合は温泉に入った時と同じで、サッと
眺めればそれで満足するのです。
「プハーッ、最高だあっ」
とやってしまえば、
「さてと、下りるか」
というのが常なのです。
スキーでの下りは本当に速いですね。
先に下りた登山者達をあっさり追い越して、気持ちよく滑降
しました。雪は少々汚いですが、気分は上々です。
何と言っても、5月の山スキーは全くの初めてなんですから。
で、後はスキー場を下りるだけですが、一本だけアルプス
第三リフトを乗って滑りました。
でも、ちっとも楽しくない…。
「スキー場はオレの居る所じゃない」
と思い、ゴンドラで下山しました。
下の雪は僅かです。滑って下りることは出来ません。
さてと…、予定外に早く下山したので、たまには下道
だけで帰って倹約するか~。一時間しか歩いていない
から風呂も勿体ない。
と思いました、が……。
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