藤田喬平ガラス美術館
仙台市内の息子の所に寄った後、松島にある藤田喬平
ガラス美術館に行ってきました。妻のリクエストですが、
ガラス工芸作家としては初の文化勲章受章者だそうです。
門を通ると長い通路があって、入り口がありました。
入場料は一人¥1,000でしたが、ホームページにあった
クーポンで¥100割引になります。
「写真撮影自由」というのは、美術館では非常に珍しい
と思いますが、折角なので少し撮ってきました。
入るといきなり大きな作品が……。
すっ、凄いっ。
あまりの驚きに手が震えて写真がボケています。
いや~、綺麗ですね~~。
見せ方も上手ですが、どうやって作るんでしょう??。
上の作品は筺になっているのですが、デンマークの
作品展に出品した際の講演後に、
「あの筺には何を入れるのか?」
と聞かれて、
「夢を入れます」
と答えたそうです。素晴らしいっ。素直に感動しました。
他にも、
「一体どうやって作るんだろう??」
と思わせる作品の数々…。本当に凄いです。
そんな作品群を見ていて刺激を受けない筈がありません。
ガラス工芸は無理ですが、木工でのアイディアが湧いて
きました。真夏の入道雲のようにモクモクとです。
他にもガラス工芸作家19名による展示即売会場もあり
ました。
安い物では数百円から高いのではン十万円。
欲しいと思う作品もありました。もちろん、そんな余裕は
無いので買いませんでしたが。
「大地震が起きたら大変だな~」
などと要らぬ心配をしてしまいましたが、とにかく見応え
充分でした。
更に、離れもあって松島を展望できるようになっていました。
白い建物はガラスのチャペルだそうです。
奥に見える立派な建物は、ホテル一の坊。
なんと、この美術館は巨大ホテルである一の坊と棟続き
になっているのです。一の坊には10数年前に生産組合の
夫婦同伴旅行で来たことがありますが、当時はまだ美術館
はありませんでした。どういういきさつなんでしょう??。
最後には喫茶室で休憩してきました。
チョット高いガラス食器が使われていて、ナカナカ楽しませて
くれました。
今日は平日でしたが、松島のお土産屋街は大賑わい。
なのに、少し離れているこの美術館は閑静でとても良かった
です。かなりお薦めですよ~。
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