快速登山は超楽しいぞっ!
朝仕事を終えてから鳥海山へ行ってきました。
先々週と同じで、滝の小屋駐車場11:00出発です。
しか~し、前回とは違うのだ。
前回は、革靴を履いた、山ボーイもどきの登山スタイル
でしたが、今回はトレラン用シューズを始めとした「完全
山ボーイ」スタイルで決めたのだー。(笑)
前回との比較という意味もあったので同じコースですが、
足が軽いというのは感動的ですね。
そもそも、何故「山ボーイ」を目指したかというと、BOMA
(自転車のロードレーサー)にカーボン・ホイールを履かせた
のがきっかけです。ホイールが軽くなっただけで、走りが
凄く軽快になって、
「靴を軽くすれば、山でもこんな軽快感を得られるんじゃない?」
と思ったからです。
もちろん、「トレラン」なるジャンルがあることは数年前から
知っていました。普通の登山者なら一ヶ月以上かかるような
超長距離の山岳地帯を一週間足らずで駆けめぐるんですから、
「凄い人達がいるもんだなー」(@@
と、目を丸くしたものです。
そんなレベルは無理としても、まずは適した靴さえあれば
真似事は出来るハズ。
ということで今回の企画が始まったワケですが、鬼門の
靴がゲット出来たので、あとはトントン拍子。他の装備も
揃って、今回の試験山行となりました。
いや~、やっぱり、足が軽いというのは画期的ですよ。
今までの足取りは何だったのかと考えさせられます。
「マウンテン・マゾヒストGTX」は期待以上の性能でした。
グリップ力はビブラム以上だし、衝撃を吸収するので膝への
負担も革靴よりずっと少ないです。登山靴と違ってローカット
ですが、全く問題ありませんでした。
ウーム…、ここまで快適だと、何だか今まで騙されていた
ような気さえしてきます。
さて、気持ち良く登った鳥海山ですが、先々週登った時は、
伏拝岳まで2時間掛かったところを1時間20分で登って
しまいました。伏拝岳で出会った、長野県上田市から来た
ドイター3人衆と談笑した10分間を含めても、新山まで
1時間50分で到達というのは、過去最高記録です。
20年前の若者だった頃でも、もっと掛かりました。
またまた、ウーム…、恐るべし山ボーイ・スタイル……。
それにしても、鳥海山の人気は全国区ですね。
日本各地から登山者が殺到していました。滝の小屋駐車場
には、富山、福島、仙台、長野、鹿児島、品川、多摩、静岡、
等々ナンバーの車がありました。鉾立にはもっと多数あった
でしょう。
ということで、新山の頂上もごった返していました。
写真はほんの一部です。地元の人間としては、はるばるやって
来た鳥海山の山頂で大喜びしている様を見るのは嬉しいものです。
気前の良い人もいるようで、100円玉の賽銭も多数
ありました。
貧乏人の私は手を出したくなりましたが、グッとガマンです。
さすがに山頂は寒くて、山ボーイ・スタイルでの長居は
無用。写真だけ撮って速攻下山です。幼少の頃から磯場を
飛び回っていた私としては、ああいう岩山は大得意です。
全ての人をスイスイと追い越しました。
特に、トレランシューズを履いて駆けめぐると、他の登山者
とは違う次元にいるような気さえしますね。
これは、新たな可能性をもたらします。
これまでは休みが取れなくて断念していたロング・コースにも
トライ出来るということですから。
などということを考えながら、下りも快走しました。
ロードを走るのは子供の頃から嫌いですが、山を走るのは全然
苦になりません。自分がカモシカになったようで、快感すら覚え
ました。
結局、3時間40分で新山往復が出来ました。下りの途中でも
ドイター3人衆と話したりしたので、下りの時間も登りとほとんど
同じになってしまいましたが。
ということで、現実的には、明日から始める稲刈りが終わる頃
には北アルプスの小屋はほとんど閉まってしまうので、快速登山
の意義は一層高まるワケです。行けるかどうかは不明ですが。
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コメント
ファーマー殿のタイツ&半ズボンのスタイルを拝むのは小学校入学時以来です。(^^
どこか宇宙人っぽくもありますね~。(^^;
投稿: 面白ダディ | 2010年9月25日 (土) 22時05分
>面白ダディさん
人類みな宇宙人ではないかと思いますがー。
投稿: ファーマー佐藤 | 2010年9月26日 (日) 08時41分