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2010年10月25日 (月)

大繁盛の歯医者さん

 山小屋での飲み会で面白い話を聞きました。
酒田市内でも歯科医院が激増していて、その数はコンビニ
よりも多いそうですが、大繁盛している某歯科医院があると
いうのです。

 そのワケは……。

 なんと、おっぱいの大きい歯科衛生士ばかりを揃えて
いて、患者に接する際にその胸が患者の肩や腕に触れる
んだそうです。

「あの感触がたまんないんだよ~」

と、そりゃもう、オヤジどもは大喜び

「朱美さ~ん、2番さんご指名入りました~。とかあるのか?」

とか、

「お客さんお客さん、良い子いるよ~。とか呼び込みも
いるのか??」

とかでバカ受けでした。(笑)

 妻に話したら、

「男って本当にバカねえ」

と軽蔑した目をしましたが、オヤジどもの気持ちは良~く
分かるな~。あのトキメキ感は女には分からないんだよ。
そのドクターは偉いっ。サービス業ということを良く
理解しています。生き残りをかけたアイディアに拍手

 そうすると、衛生士の募集要項に、

「バスト90cm以上の女性に限る」

とかあるのかな??。

 これはなかなか興味深いです。オレも行ってみようかな~。

 あ、スケベ心からではないですよ。あくまでもブログのネタ
のためですからぁ。

 この話、歯学部に通っている息子にも教えなければ。(笑)

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2010年10月24日 (日)

満月風呂は最高!!

 昨夜は山仲間7人が山小屋に集い、賑やかな宴を
楽しみました。気心が知れた者ばかりなので、最初から
大盛り上がり。

 その余興というかメインというかで私が用意したのはこれ。

Img_2248

 そう。究極のドラム缶風呂です。

 燃料を薪に変更したのでパワーはバッチリ
さすがに沸くのが早いですね~。

 まずは、温湯が好きな私から入りましたが、いや~ホント
最高です。何たって快晴で穏やかな満月の夜なんですから。
\(^〇^)/\(^〇^)/\(^〇^)/

Img_2257

 山仲間も次々に入浴しました。お湯がどんどん熱くなるので、
一人上がるごとに水を入れるため、入る時には豪快に溢れて
野趣満点です。

Img_2252

 ついにはこんなヤツも出現。山小屋のオーナーだったり
しますが。(笑)

Img_22621

 入れ替わり立ち替わりで何度も入る者が多くて、用意した
500リットルの水は、ほとんど無くなっていました。
私も3回入ったしー。

 ということで、大好評の満月風呂でした~。\(^〇^)/


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2010年10月23日 (土)

「チャレンジ!ワンデイラン3」 500Km達成!! 

「自転車で一日に何キロ走れるか」

 という自主企画「チャレンジ!ワンデイラン」も、今年で
3年目となりました。ロードレーサーでは初めてです。

 先月に実施した買い物がてらの練習では去年の300Km
という記録をあっさりと抜きましたが、ロードレーサーはMTB
とは次元が違うんですから当然です。

 それでも、目標の500Kmともなると、種々の条件が揃わ
ないとなかなか難しいと思っていました。

 そして、昨日。
気象条件が良さそうだということで急遽実施しました。
目的地には宮城県の牡鹿半島を設定しました。
日本列島を西から東まで日帰りで往復横断するワケです。
BOMAには丸一ヶ月乗っていませんが、まあ、山には
登っているので体力的には大丈夫かな?、と。

 ただ、最短距離では400Km余りにしかならないので、
ワザと遠回りのルートにしました。総上昇量の目標値は
3,000m以上です。


10/22

 午前0時スタートです。
この時期は夜間の冷え込みが厳しいので、夜に雲が出て
日中は晴れるという天候はベストです。

 出発してしばらくは温かくて、半袖ジャージ+アームスリ
ーブで大丈夫でした。距離稼ぎのために、国道344号線、
通称青沢超えにルートを取りました。

 草木も眠る丑三つ時…、全く車が通りませんでした。
夜になったら皆さん眠るという、すこぶる健全な地域のよう
です。途中からは街灯もなく、ハンドルに付けた明るくない
ランプと明るいヘッドランプだけが頼りです。
なんせ、昼より夜の方が長いのですから、重要な装備です。

 2時間置きにコンビニで飲食しながら走りましたが、ガーミン
のアホナビは困り物で、コンビニなど全くないような辺鄙な
道ばかりに誘導しようとします。幹線道路を回避するような
設定をしていないにも関わらずです。ナビを無視して幹線道
にルート修正しながら走りました。

 国道47号線の鳴子峡では、橋の上からパチリ。
どうでも良いポイントですが。

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 大崎市内に入ると丁度出勤時間でした。先を急ぐ車が
ひっきりなしになると走りにくいので、ナビが誘導する道へ…。

 本当に長閑な山道を辿り、まあ、これはこれで良いかな…、
と。

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 牛舎から牛の鳴き声が聞こえて、ほのぼのとしました。

 しかし、車がほとんど通らないので走りやすいとはいえ、
アップダウンが多くてスピードが上がりません。
全く、自転車に優しくないナビです。

 石巻市に入ってしばらくすると海に出ました。

「おー、海だ

 別に海など珍しくもないのですが、普段は見ない太平洋
なので。(笑)

 石巻と言えば、若い頃にダイバーの仕事で一ヶ月ほど
滞在していたので懐かしいです。ショップの女の子とスケート
に行ったりして楽しかったナー。

 石巻市内を抜けると牡鹿半島に向かいました。
30年前にGT-380でコバルトラインを走った時は、景観が
素晴らしくて走っても楽しく、とても印象が良い半島です。
今回は自転車なので登りは辛いですが、南側の沿岸道路を
走るとアップダウンが多いワインディングで、下りはぶっ飛び。
車も追い越して、なかなか楽しかったです。

 荻浜で休憩しましたが、12:00になってしまいました。
引き返す時間です。

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 港に出てパチリ。

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 誰もいなくて、本当に長閑な所でした。

 来た道を戻るのは面白くないので、コバルトラインに登り
ました。突端まで行く時間はなさそうだったので石巻方面に
向かいましたが、ひたすらの登りでした。

 ということは、登り切ってしまえば下るのみ。
展望台から景色を楽しんでからぶっ飛びです。

Img_2241

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 いや~、気持ちよかったあ。
最高速度もこの下りで記録しましたが、トップギアが残って
いるのに気付かなかったのが悔やまれます。

 さて、往路でも利用したコンビニで休憩しながらGPSの
記録を見ると、全体平均速度が20.0Kmでした。

「あ゛ー、これじゃ24時間走っても480Kmにしかならない

 マズイです。その時すでに300Kmを走っていたので、
残りの200Kmで最低でも20.9Kmにまでにしないと
いけません。もうコンビニに寄る余裕はなくなりました。
猛チャージの始まりです。

 というワケでスピードアップのために108号線へ入りました。
アホナビの言うことを聞いていたら回復不能なのです。

 もう、ナビは要りませんが退屈しのぎに点けておきました。

「おいおい、今度はそっちかよ

 みたいな。(笑)

 47号線古口まで来ると全体平均速度は21.2Kmまで上昇
しました。0.3Kmの貯金が出来たので、コンビニでプシュ

 飲んだら益々寒くなりましたが、パワー回復です。
お尻が痛いし腕もパンパン。チ○ポも痺れています。
膝にも少しダメージがあります。さすがに400Kmを
超えると違いますね~。
 
 当てにしていた強い東風は吹きませんでしたが、時速35Km
程で順調に走行しました。

 しかし、そのまま帰宅すると450Km程度にしかならないことが
判明。

「ここまで来たら何としても500Km走行を達成したい。」

 という強い気持ちでぐる~っと遠回りしました。
いわば消化試合みたいなもので緊張感が無くて面白くも何とも
ないのですが、仕方ありません。旧八幡町観音寺まで足を
伸ばしました。

 この位で良いかー、と帰路に就きましたが、あと2Km地点まで
来てもまだ15Km足りない。

 自宅を目前にしながら、またしても大回り。
帰宅すると、ちょうど500Kmでした。午後11時7分着。
長い一日でした。

 \(^〇^)/\(^〇^)/\(^〇^)/

 みたいな感激は全く無くて、疲れがどっと湧いてきました。
風呂には入りましたが、ビールを一口飲んだだけでバタン
キュー。

 JA庄内みどりの職員で、トライアスロンの世界選手権に
毎年出場している小林恵選手は、11月に行われるウルトラ
マンレースに出場するそうですが、アンビリーバブルです。

 だって、水泳10Km、自転車440Km、ランニング100Km
を連続して行うレースだっていうんですから。自転車だけでも
こんなに大変なのに。(@@

 ちなみに、日本人の女子選手では完走者がいないそうです。

 でも、自転車で一日500Km走るという目標が達成できた
ことは素直に嬉しいです。目標総上昇量もクリアー。
所要時間は23時間7分でした。

 いや~、40代の最後に、良い記念になりました。

「一体どこまでバカなの

と、妻からは呆れられましたが。

 詳細なデータは以下の通りです。

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2010年10月20日 (水)

チューブ式水筒の使い方

 北アルプス山行で必要性を感じたので買いました。

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 ドイターの2リットル・タイプです。
この手のタイプは10年位前からあったように思いますが、
全く初めて使いました。これは優れものですね。
鳥海山で使ってみたところ、吸う時に気泡が入りやすい
欠点はありましたが、歩きながら楽に給水出来るのは
画期的だと思いました。

 しかし、これってアレに似てません?。
そうです。水枕にです。

 ということで、洗ったついでに水を多めに入れてみました。

Img_2226

 チューブを下にすると枕に早変わり~。
しかも、夜中に喉が渇いたらすぐに飲めます。(笑)
左右にスリットがあるので、マットと連結することも可能です。

 早速寝てみましたが、なかなか良いです。
夏は冷たい水を入れて涼しく、冬は水を抜いて空気枕に
すれば温かく眠れそうです。熱帯夜だったら氷を入れれば
尚快適でしょう。

 しかも、空気枕にした時には、高さの調節が寝ながら
自由に出来るという機能性は画期的と言えます。
これは使えますよ~。

 ということは……。
モンベルのピローが不要になるということ……。

 ウーム……。装備が年々進歩しているとも言えますが、その
過程で無駄に金を使っているとも言えます。

 そうだっ
山仲間にU・Lコンフォート・システムマット120とピローをセットで
売りつけよっと。

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2010年10月19日 (火)

ショート・パンツ

 SKINZのロングタイツに重ねるショート・パンツにはラン
ニングパンツを使っていましたが、北アルプス山行では
不便さを感じました。

 軽快では良いものの、ポケットが無いからなんですね。
小屋で買い物をする時とか財布を入れたいし、ちょっとゴミを
入れたりも出来ません。稜線でかじかんだ手を温めることも
出来ません。インナーパンツも邪魔です。

 そこで、ランニングパンツは別に使うことにして、ゼビオ・
スポーツで新たに買ってきました。ハーフパンツは種類が
豊富ですが、ショートはテニス用とかしか無くて高い

 ということで、安いハーフパンツを買ってカットして貰いました。

Img_2198

 裾揚げということですが、案外下手だったので、自分でやって
も良かったと思いました。

 しかし、履き心地はバッチグーで、鳥海山では実に快適でした。
ハーフだと腿を上げた時に纏わり付きますが、それはありません。
吸汗性と速乾性に優れ、消臭機能もあって¥1,900なら上等
です。

 色合いもトータルコーディネートしたんですが、妻からは、

「いい歳してなんて格好してんの

と呆れられました。いつものことなので平気ですが。

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2010年10月18日 (月)

久しぶりの鳥海山鉾立口

 10年振り位で鳥海山へ鉾立口から登りました。
私は観光地嫌いなので、どうしてもあそこは敬遠したく
なるんですよねー。

 にも関わらず、何故行ったのか。

 先月ですが、山仲間の庭師が我が家に仕事へ来た際に、
彼の知り合いの山男の話が出ました。
若い頃は岩登りをガンガンやっていたのが、最近は地元で活動
しているということで体力バッチリ、鉾立から御浜まで40分で
登るというのです。山スキーもバンバンということで、

「これはもしかしたら、冬山のパートナーになりうる人物かも…?」

と思いました。

 その人とは近々一緒に飲む機会があるので、話を合わせるため
にも鉾立から歩いてみようと思ったワケです。御浜まで40分と言わ
れてもピンとこないんでね。

 10:55。年甲斐もない戦闘的なスタイルで鉾立スタートです。
平地を早足で歩く程度の速度で登り、平坦地では小走りという
感じで休憩無しに登りました。

 その結果、40分で御浜に到着しました。
厳密に言えば、40分9秒。チョット負けた。(笑)

 もうこれ以上は山岳ランナーの領域です。
登りの登山道で平均時速5.1Kmでしたからね。

 ということで、まだ知らぬ山男とは体力的には互角という
感触が得られました。歳は私より3歳くらい若いそうです。

 ついでなので、新山まで足を伸ばしました。

Img_2206

 西方から見る姿はなかなか猛々しくて良いですね。
久しぶりなのでとても新鮮です。

 外輪山に立つと、空気がもう冬なのを感じました。
実際、山頂付近には僅かに新雪もありました。

Img_2211

 山頂の賽銭も夜には凍り付くでしょう。

Img_2212

 鉾立からここまでは丁度2時間でした。かなり寒いです。

 参考にと、御浜から鉾立までずっと走ってみました。
タイムは27分。私の場合、普通に行動すると登りと下りの
時間がほとんど同じなのですが、その気になって走ると
やっぱり違いますね。登る時にすれ違った人を下りで追い
越した時には、

「えっ 、もう登ってきたの 」

と呆れられましたが、山岳レースで優勝するような選手は
登りでもずっと走るんでしょうね。

 鉾立に戻ると観光客はまだ多いですが、登山者は大分
少なくなりました。今月一杯で完全な無人地帯になります。
真っ白な雪の世界が待ち遠しいですね~。 


 

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2010年10月17日 (日)

道の駅白馬

 山から下りてからのお楽しみだった、大町市のカイザーが
営業前だったので、しかたなく向かった先は道の駅白馬
でした。白馬五竜スキー場の入り口前にあります。
平日の午後4時ということからかガラガラでした。

 この道の駅ですが、いつも素通りしていたので全く初めて
利用しました。当然ですが、レストランへ直行です。

 しかし、メニューには一品物がほとんど無い。
普通のお店では融通が利くものですが、

「メニューにないものは出来ません」

の一点張り。公営らしい対応だと思いました。

 別の店を探すのも面倒なので、まずは生ビールです。
その地方では豚が名産のようなので、ロースカツ定食と
揚げ蕎麦豆腐、漬け物の盛り合わせを注文。それなりに
美味しかったですが、なんか満たされません。

 徒歩でコンビニ探しの旅へ……。

 ナビを頼りに800mほど歩くと、あるはずのコンビニが
薬局になっていました。

 今度は逆方向へ1,000mほどテクテク。去年までの
山行では下山して登山靴を脱いだら、もう歩くのは嫌で
したが、今回は苦になりませんでした。
これもトレランシューズのおかげでしょう。

 その後、寝台車と化したフィットの中で飲みながらマッタリ
としている内に眠っていました。

 夜中に目を覚ますと、一寸ビックリ。
日中はガラガラだった駐車場が、ほぼ満車状態なのです。
皆さん、車中泊のようです。

 ああ、これが道の駅で問題になっているヤツだな、と
思いました。新聞記事で読んだんですが、車中泊しながら
旅をする人が急増していて、道の駅に大量のゴミを置き、
トイレで洗濯したりポリタンクに水を補給したりするものの、
お金は使わないというものです。

 私は違いますよ。ちゃんとレストランは利用したしお土産も
買ったので、一晩泊まっても文句はないでしょう。

 いくら公共施設でも、それじゃあ運営する方はたまったもん
じゃないですよね。どう対処するか検討を始めているようです。

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2010年10月15日 (金)

嗚呼!、絶景の北アルプス その2

10/12

 一晩中風が吹いていたのでツエルトに露が降りることも
なく、内側も乾いたままで寒くもなく実に快適な一夜でした。
これならテント要らずです。\(^〇^)/

 ということで、ルンルン気分で撤収しました。
天気は良くもなく悪くもなく、たまには日が差すかなー、と
いった感じ。気温は1℃でした。

 5:40出発で鷲羽岳に向いました。急坂とはいえ、三俣
からの標高差が400mも無いし、体が高度に慣れたので
楽勝です。一気に登りました。

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 鷲羽岳の山頂ですが、他に誰もいません。
ゴアカッパを着ていても、強い風が吹いて寒いので、先を
急ぎました。

 計画変更で、読売新道を降りるのはやめて真砂岳方面へ
戻りました。水晶小屋から一気の下りです。

 しか~し、その頃から体に異変が……。
下痢に続いて何だか気持ちが悪い……。我慢して歩いて
いましたが、7時半頃に激しく嘔吐してしまいました。

 ヤレヤレですが、吐いてしまえばスッキリで、順調に歩を
進めました。お腹が空かないので休憩の必要もなく、速い
速い。さすがに走るほどの元気はありませんでしたが。

 真砂岳の分岐でどっちに進むか考えましたが、湯俣に降りる
と車道歩きが長いし、冷たい風をモロに受けそうだったので、
往路下山に決めました。

 天気がパッとしないので眺めはイマイチ冴えませんが、富士山
も見えました。

Img_2179

 立山連峰も見えます。

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「烏帽子小屋に着いたらカップラーメンでも買って食べる
かなー」

と思っていましたが、すでに閉まって誰もいませんでした。
やること早っ

 でも、スタッフは若い人ばかりのようでしたが、竹箒で掃き
清められていたのには感心しました。
 
 仕方ないので、そのままブナ立尾根を一気の下山です。
この日はワリモ乗越で、水晶岳に向かう男性を追い越した以外
は全く誰とも会いませんでした。登山シーズンは終わりです。

Img_2196

 濁沢を渡れば間もなく高瀬ダム到着です。烏帽子小屋から
丁度2時間でした。

 高瀬ダムは団体の観光客で賑わっていましたが、個人の
客は皆無だったのでタクシーの相乗りは出来ません。
まだ2時で時間はたっぷりあるので、タクシー代¥2,000を
節約することにしました。七倉まで歩くのです。ガイドマップに
よれば2時間とのことですが、中高年登山者が基準なので、
トレランシューズなら半分で済むと踏んだ訳です。

 しかし、ダム斜面にジグザグに作った車道を歩くのはチョー
面倒。ここはやっぱりショートカットだよねえ…。

 ということで、人目に触れない端の方をジャンプジャンプ

Img_2197

 これぞマウンテンマゾヒストGTXの真骨頂だと思いました。
皮の登山靴では飛びにくい大岩でもポンポン行けます。
今回の山行で一番楽しかった位。

 あ、よい子の皆さんは真似しないで下さいね。

 結局、七倉には45分で到着しました。まずは風呂に入って
汗を流しましょう。

 去年は大町の薬師の湯を利用しましたが、使用済みのパンツ
を盗まれたので、今回は七倉山荘にしました。世の中には変態が
いるので注意しましょう。薬師の湯では、私の山仲間も山用の
高価なパンツを盗まれたそうです。

 貸し切り状態の風呂は実に鄙びていました。シャワーは役立た
ずで、浴槽は温度調整が必要でしたが、気持ちよかったです。
嘔吐してから7時間半も何も食べずに歩き通しで、少量の水を
口にしていただけなのでお腹はペッタンコ。

「今体組成計に乗ったら凄い数字が出るだろうなあ」

と思いました。

「お次はビールとステーキだあ。」

 と、大町市内のカイザーに行きましたが、5:30からとの
こと。え゛~、そんな~、2時間も待てないし~
 
 ああ、無情……。

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2010年10月13日 (水)

嗚呼、絶景の北アルプス

 北アルプスから今朝戻ってきました。
計画通りにならないのはいつものことですが、帰宅だけは
予定通りです。

 今年の場合は、仕事を休める日と山小屋の営業日、晴天の
条件が10/11に正にピンポイントで重なりました。
10/11でルート上の山小屋が全て営業を終えたし、間もなく
寒気が入ってくる見込みだしねー。

 もし条件が揃わなかった場合には、プランBとして飯豊の
ダイグラ尾根→丸森尾根の周回コースを日帰りでと考えて
いましたが、ラッキーでした。

 というわけで、プランAの高瀬ダム→烏帽子岳→野口五郎岳
→水晶岳→赤牛岳→針ノ木谷→船窪→七倉という周回コース
の実行です。(最初から無理っぽい……)


10/10

 登山口となる七倉に車中泊する予定でしたが、14:30に
着いたら天気が意外に良かったので、急遽登ることにしました。
高瀬ダムまではタクシー利用ですが、運ちゃん曰く、

「5時間はかかるから、これから登ったら真っ暗になっちゃうよ。」

 至極もっともなご意見です。ブナ立尾根と言えば、北アルプス
3大急登の一つで、ガイドマップでは烏帽子小屋まで6時間と
なってますからね。

「大丈夫です。2時間半で登りますから。」

 と私。運ちゃんは怪訝そうでしたが、下車後に私の姿を見て
納得していました。全身をピチピチのSKINZで固めた、いかにも
戦闘的なスタイルなんですから。中年オヤジといえども見た目は
大事です。

 いや、実際に格好だけではなく、いきなり走りだしました。
やる気満々です。トンネルは勿論、吊り橋もホイサッサ。

Img_2131

 しかし、濁沢を渡って尾根に取り付いたものの、5分ほど登った
頃に雨が降ってきました。稜線を見上げると黒い雲も見えます。

「あー、ダメだこりゃ…。」

 雨降りではスピードが落ちるし、暗くなるのが早くなります。
基本的に降雨時は登らないことにしているので即撤退です。
登るのは速い方ですが、逃げ足はもっと速かったりします。(笑)

 ということで、誰もいない濁沢の幕営地にツエルトを張り
ました。

Img_2134

 特製自立フレームが早速役立ちました。

 15:30には中で非常酒をチビリチビリ。
雨降りとなるとテントのような安心感はありませんが、
それなりに気分は良いです。

 しかし…、やがて結露が流れてきて…、上からポタポタ…。
体やシュラフがツエルトに触れないように細心の注意を払う
ことが必要になりました。そのためには、諦めて寝てしまう
のが一番。

 もちろん、通気口は全開にしていましたが、効果ナシ…。


10/11 

 4時前に起きて食事と撤収です。まだ雨雲は残っていましたが、
晴れると思ったので行動は速いです。4:40には出発~。

 5:40にはヘッドランプが不要になりました。雨もほとんど気に
ならない程度で助かりました。標高2,800m付近からペースが
落ちましたが、これは体が高度に慣れていない為です。

 それでも7:00には烏帽子小屋に着きました。ダムから2時間半
ということは宣言通りだったワケですが、やはり前日の撤退は正解
でした。

 天気もこの後、急速に回復してバッチグーです。

Img_2140

 取りあえずビールを飲みましたが、寒いし~。

「こりゃ、ガンガン歩いて温めるしか無いっ」

と三ツ岳に向けて急ぎましたが、振り向いたら烏帽子岳が…。

「あっ、しまった。烏帽子に登るのを忘れてた

 そうです。昨年、船窪から南に縦走した際に、烏帽子岳の
ピークに登るのをパスしたので今回登ることにしていたのですが、
ウッカリ忘れたのです。

 すぐさま戻って登ってきました。

Img_2143

Img_2144

 山頂に立つとこんな感じです。

Img_2149

 私の写真は撮れないので他人様ですが~。

 いや~、北アルプスの主稜線はどっちを向いても絶景
ですね~。

Img_2152

 営業を終えた野口五郎小屋がひっそりと佇んでいました。

Img_2153

 この先で、千葉県在住で北海道倶知安町大使である
穂山さんと立ち話をしました。友人である町長から依頼
されて、会う人々に名刺を配っているそうです。
倶知安町なら二度泊まったことがあるし、寿司屋で食べた
ウニ丼は忘れられません。あれは本当に美味しかった。 

 その穂山さんが写真を撮ってくれました。

Img_2154

 ちなみに、その穂山さん。
「ファーマー佐藤」で検索すると出てくるもう一人の果樹園
経営の方ともお知り合いでした。ナハッ。

 今回のコースは、とにかく長大なので走れる所は走ろう
という意気込みでした。

 しかし、岩場が多いし、体が高度に順応していないので、
あまり走れませんでした。見かけ倒れです。

 まあ、真砂岳から西の稜線のような岩場は好きなので
楽しかったのですが、ペースはボチボチです。

 そんな訳でか、あるいは出発前夜の計画時に足し算を
間違えたかで、大幅に遅れていることが判明しました。

 あ~れ~、これじゃあ奥黒部ヒュッテまで行くなんて絶対
無理だぁ~。

 ということで例によって計画変更です。
水晶小屋は既に営業を終えているので、予定外の三俣
山荘に向かいました。早く着いてツエルトを乾かしたかった
ので沢沿いのコースを使いました。黒部川の源流もあります。

Img_2163

 三俣山荘は、20年近く前に利用した時にとても印象が
良かった小屋ですが、今回はツエルト泊です。

Img_2170

 中も外もぐっしょり濡れていたツエルトも、14:30に着いた
ことから、しっかりと乾燥させることが出来ました。
シュラフも天日乾しです。

 すぐ近くに聳える鷲羽岳が見事です。

Img_2177

 幕営地内にある水場も最高です。

Img_2174

 本当に良いところですね~。\(^〇^)/

Img_2172

 なので、大奮発してエビスビールを買ってグビグビ。
他のパーティの人達とも談笑しながらワンパック真澄ちゃん
を4本もグビグビ。おかげで爆睡出来ました~。

http://farmersatoh.cocolog-nifty.com/zakkicyou/2010/10/post-5d0a.html

へつづく…

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2010年10月 9日 (土)

北アルプスだぁ~

 明日から北アルプスに行ってきま~す。

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2010年10月 8日 (金)

体内年齢ショック

 健康オタクの娘が、帰省の折にタニタの体組成計を持って
きたのは去年の夏休みでした。もちろん、私も興味津々で
計測しました。

 その結果、何度計っても体内年齢は23歳。\(^〇^)/

「どうだ、見たかっ、ガハハハハッ

 と、大威張りしたのは言うまでもありませんが、今年になって、
私も体組成計を買いました。10年前に中古の軽バンを15万円
で買った際に貰った福袋に入っていたヘルスメーターが壊れた
からです。もちろん、タニタ製品を選びました。

 しか~し、あれから一年しか経っていないのに、体内年齢
はナンと34歳。ショックでした。(笑)

 まあ、娘の体組成計の二倍の値段の最新型なので、こちらの
方が精度は高いのでしょう。そもそも、実年齢より25歳も若く
表示する方がおかしいとも言えます。

 ということで、最近は34歳でも納得していただけに、昨日の
41歳にはショ~ック

 夕食後にMTBで、買い物がてら20Km程を全力に近い速度で
疾走してきました。止まると汗ダラダラ、心臓バクバクです。

 そして、帰宅後に再計測。
34歳に戻っていました~。\(^〇^)/

 が、どうしていくら頑張っても33歳以下にはならないのか。
そういうプログラムになっているんでしょうかね?。不思議です。

 ちなみに、現在の体脂肪率は8.8%、BMIは21、基礎代謝量
は1,750Kカロリーで、内臓脂肪は4.5レベルとなっています。

 別に、もっと絞り込もうという気も無いので、今後もこの位を維持
していきたいと思っています。

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2010年10月 7日 (木)

稲刈りは終わったが…

「稲刈りが終わった~」\(^〇^)/

という喜びで満たされるはずだった今日、それはありません。
9/25から始めた稲刈りは確かに今日で終わったのですが、
残り30aの田んぼを楽勝気分で刈り始めたものの、4周目で
コンバインが規則的に右に曲がるようになりました。

「あ゛ー、右のキャタが逝ったなー」

 ついにこの日が来てしまいました。クローラを交換するしか
ないので、すぐには回復出来ません。仕方ないので、農機屋
から残りの20a余を刈ってもらいました。古いコンバインとは
いえ、四条刈りは速いな~。

 一方、私のは20年間使い続けてきた旧式の袋詰めコンバイン
ですが、クローラ一式交換となると修理費が高額になるので、
いよいよ買い換えも考えないといけません。

 どっちにしろ高額なので稲刈りが終わっても、ちっとも
嬉しくないワケです。米価が激安だしね~。

 ということで、今日は肉体労働が無くて、うんと楽をしました。
昨日は岩手に遊びに行ったので、日課の筋トレ以外の運動は
ナシだったのも重なったからでしょう。

 体組成計が表示する体内年齢は、ナンといつもよりも7歳も
上がっていました。(@@

 こんな事は今まで無かったので、アスリート系ファーマーを
目指す私としては、コンバインの買い換え=楽なグレン式に
移行、というのは何とか避けたいという思いを新たにしました。

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2010年10月 6日 (水)

海と貝のミュージアム

 天気がパッとしないので、数年前から妻が行きたいと
言っていた陸前高田市の海と貝のミュージアムに行って
きました。

 酒田から岩手県の海沿いに行こうとすると、かなり遠い
です。高速道が殆ど使えなくてひたすら下道走行になるから
です。距離は片道220Kmなので、5時間はかかる見込みで、
朝仕事を終えてからの9時過ぎに出発

 運転しながら、

「往復440Kmなら、自転車でも日帰りで行ける距離だよ
な~」

と思ってました。実際に下道だけの走行だと、車の平均走行
時速は私が自転車で長距離を走る場合の丁度2倍に過ぎま
せん。

 そう考えると、

「自転車って、凄いポテンシャルを持っているよな~」

と思いますね、マジで。

 てな事を考えながら山形県最上町の国道47号線を走って
いると、対向車の軽トラの運転手に見覚えが……。

「あっ、大場満郎だっ

 そうです。山形県が世界に誇る冒険家、大場満郎氏でした。
そうでないとしたらソックリさんですが、彼ほど軽トラが似合う
冒険家は他にいないでしょう。

 ということで、予定通りに5時間で陸前高田市に着きました。
遅い昼食は、やはり海の幸と思い、専門店へ。

Img_2099

 個室で心おきなく三陸の旨い物を堪能しました。
プチ旅行なので珍しく豪華にね。

 いや~、旨かった~。

 お腹を満たした後は、海と貝のミュージアムへ。
すぐ近くです。

Img_2100

 意外にも大きな施設で、駐車場も広かったのですが、
客は私と妻の二人だけでした。2時間以上いたのに…。

 中も無駄に思えるほど広くて、子供の遊び場もありました。

Img_2101

 展示コーナーはそれなりに充実していました。

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 摩訶不思議な形をした貝がたくさんあって、かなり
楽しめました。子供の頃から貝殻が好きだったという
妻も大喜び。口には出しませんが、私が山に行くつもり
なのは分かっていたことでしょう。(笑)

 生きた魚の展示コーナーもありましたが、そこは撮影
禁止だったので写真はありません。
剥製の鯨としては日本一の大きさという標本もありました。
私には作り物にしか見えませんでしたが、保護するために
色々塗っている内に作り物っぽくなってしまったのかも知れ
ません。 

 最後に、入り口にある売店に行きました。
そこには、多種多様な本物の貝殻が置かれていました。
しかも安いっ。

 ただ見るだけの展示物と違って、実際に手にするのは
楽しいですね。私にしてはかなり珍しいことですが、一個
だけ買いました。貝好きの妻が選んだ物も一緒に会計しま
したが、まだ見たい様子。その後、私が車で仮眠している
内に他にも多数買ったみたいです。

 なので、展示用ケースを作らされる予感がします。
まあ、それも良いですが。(笑)

 ということで、結構楽しめました。近くには景勝地もあった
ようですが、時間切れでした。

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