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2010年11月11日 (木)

のだめカンタービレ最終楽章

 ようやく観ました。

Img_2302

 個人的に、これは日本映画の最高傑作ではないかと
いう気がしました。(笑)

 こんなに幸せな気分にさせる映画は滅多にないでしょう。

「どこが?」

と思う人は観るしかない。

 部分的なアニメとのコラボレーションが実に効果的で、のだめ
の破天荒な人物像と上手くマッチしています。真一の指揮振りも
大いに進歩しているし、ピアノの演奏も真に迫っています。
これだけ本格的な演奏シーンを見せる映画はハリウッド映画でも
非常に少ないです。良くやった。大したもんだ

 実は、テレビドラマ以上の出来は期待していませんでした。
ところがどっこい、パリでの本格的なロケで雰囲気を醸しだし、
漫画チックなキャストとアニメを上手く融合させた手腕は素晴ら
しいです。

 改めて監督が誰なのか見てみると、竹内英樹氏??。
全然知りませんでしたが、上手いですね。感心しました。

 性格的に対極にあるような二人の天才を、見事に絡めながら
音楽の楽しさと難しさを上手に表現していました。
 
 鑑賞しながら拍手することも度々で、ヘビー・ローテーションの
DVDになることは間違いないですね。良い作品です。

 しかし…、竹中直人演じるシュトレーゼマンは、際だってキモイ
けど凄い存在感。陰の主役かも……。

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