のだめカンタービレ最終楽章
ようやく観ました。
個人的に、これは日本映画の最高傑作ではないかと
いう気がしました。(笑)
こんなに幸せな気分にさせる映画は滅多にないでしょう。
「どこが?」
と思う人は観るしかない。
部分的なアニメとのコラボレーションが実に効果的で、のだめ
の破天荒な人物像と上手くマッチしています。真一の指揮振りも
大いに進歩しているし、ピアノの演奏も真に迫っています。
これだけ本格的な演奏シーンを見せる映画はハリウッド映画でも
非常に少ないです。良くやった。大したもんだ
。
実は、テレビドラマ以上の出来は期待していませんでした。
ところがどっこい、パリでの本格的なロケで雰囲気を醸しだし、
漫画チックなキャストとアニメを上手く融合させた手腕は素晴ら
しいです。
改めて監督が誰なのか見てみると、竹内英樹氏??。
全然知りませんでしたが、上手いですね。感心しました。
性格的に対極にあるような二人の天才を、見事に絡めながら
音楽の楽しさと難しさを上手に表現していました。
鑑賞しながら拍手することも度々で、ヘビー・ローテーションの
DVDになることは間違いないですね。良い作品です。
しかし…、竹中直人演じるシュトレーゼマンは、際だってキモイ
けど凄い存在感。陰の主役かも……。
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