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2010年12月31日 (金)

ローレーサーを作ろう!⑥

 取りあえず完成しました~。\(^〇^)/

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 ワイヤーの取り付けに手間がかかりましたが、何とか上手く
出来ました。シフト・ワイヤーが最長2mまでしか無かったので
ギリギリでしたが。

 ギア比は、2.25から8.3までです。
8.3といえば、一般的なロードレーサーのトップ・ギアである
50×12Tの丁度2倍です。タイヤの外周が1.95mなので、
トップ・ギアでケイデンス90なら87.6Km/h。ケイデンス140
なら、なんと136Km/h。絶対無理っ。(笑)

 でもまあ、フルカウリングに包んで競輪選手でも乗ったら可能
かも知れませんね。そう思うだけでも楽しいです。
実用性はありませんが、夢がある自転車です。

 乗りこなすには、相当練習しないと無理でしょうねぇ…。
どこで練習するが問題ですがぁ…。

 さて、今年も終わりです。
皆さん、良い年をお迎え下さ~い


 しか~し、完成と思いきや、更なる改良へ向かうのでありました。

http://farmersatoh.cocolog-nifty.com/zakkicyou/2011/01/post-76a4.html 

へつづく…

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2010年12月30日 (木)

クワドラントのお試し山行

 買ったばかりのブーツ、ブラックダイアモンドのクワドラント
を試すために鳥海山へ行ってきました。

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 予想以上に天気が良くなってニンマリです。

 が、歩き始めると、お店で履いた時には感じなかった「当たり」が
あって嫌な予感がしました。店では多分、浮かれていて気付か
なかったのでしょう。

 それに、アウターがやたらと太いので、スパッツがキチキチで
使い勝手が悪いので外してしまいました。

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 少し工夫は必要ですが、この方が断然楽だし軽量化にも
なります。

 このブーツは、歩行時に前後40°の可動域があるという
ことですが、実際にスムーズに動くのは20°位のものでしょう。
それでも、今までのヴァルガ4000よりはずっと楽なんですけどね。

 雪はまだ少ないです。

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 無理して登るよりもスノーモービルのトレースを使った方が
楽で速いです。

 山雪荘から先は車道を全てショートカットして登りましたが、
昨夜山雪荘に泊まったに違いない4人(踏み跡で確認)は、
ひたすら車道を歩いていました。車が無かったので、地元民
ではない初心者を含むパーティなんだろうな、と想像しながら
歩いていると、スノーモービルが4台走り抜けていきました。

 が、滝の小屋駐車場の下でスタックしているようでした。
大排気量のモデルは凄く重いですからね。もちろん、手伝ったり
はしません。

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 先行パーティとは滝の小屋で丁度一緒になりました。
川崎から来た男4人で、一人だけスキーではなくスノーシュー
を履いていたために車道を来たのだそうです。

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「酒えっぺ持ってきたが?。明日がら大荒れで缶詰になっがら
の~。ガハハハハッ

 こういう場合の人の不幸は最大の喜びです。

 まあ、リーダーは酒田工業高校山岳部のOBだったので、
その辺は分かっていて赤布ベタ張りでした。3日にまでに
下りれば良いということで食糧やガスはたんまり持ってきて
いたので心配はありません。酒田のGさんが今日入るという
情報もあったしねぇ。
 
 そんな暇人達には付き合っていられないので、私は小屋で
プシュッとやってからまた登り出しました。天気は下り坂
だったので、まあ、河原宿までかな~?。足も痛いし。

 やはりそうで、一気に悪くなってきました。
快晴から吹雪きになるのは鳥海山では普通のことなので、
気にしません。

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 バックルを締めると滑降モードに切り替えます。

「カチッ!」

と音がしてガンダムブーツへ変身です。

 いや~、やっぱり滑りが楽だね~~。
予想通りだったので特別な感動はありませんでしたが、
転ぶ気が全然しませんでした。

 ただ、これまでの軟弱ブーツでの癖が抜けていないので、
妙な力が入って疲れました。

 それでも、藪の中を滑っていても、狙ったラインへピタリと
回れるのには感心しました。凄い機能性ですね。
今時のブーツでは当たり前なのかも知れませんがー。

 ということで、ちゃんと熱整形してから一度はスキー場へ
行ってしっかりと練習したいと思います。

「あ゛ー、足痛でぇー。」

  
 車道の終点近くでは、ハヤブサらしき鳥が山鳥を食べていま
した。もう少し早ければ横取り出来たのに~。

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2010年12月29日 (水)

ブラックダイアモンド/クワドラント

「もう、修理出来ないっ。無理

 ということで、23年振りに山スキー兼用靴を買い換えること
にして、さんざん探した末に注文したのは一ヶ月余り前のこと。
アメリカの本社にあれば年内に届く、という話でしたが、何の
連絡もありませんでした。

 ちょっと諦めモードになっていましたが、昨夜になって入荷の
連絡がありました。もう嬉しくて嬉しくて、興奮のあまり良く寝られ
ませんでしたー。アドレナリン出まくりだったようです。

 私が、どんな天気でも毎日欠かさず自転車に乗っているのも、
山を縦横無尽に駆けめぐるためなんですからね。

 ということで、早速新潟まで出かけて買ってきました。
待ち焦がれていたブーツとは、ブラックダイアモンド社の新製品、
クワドラントです。最大サイズの30.5cmで、私の足の実寸より
2cmも大きいのですが、履くとジャスト・サイズでした。
靴だけは履いてみないと本当に分かりませんね。

 帰宅すると直ぐに、ビンディングを合わせてみました。

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 ジルブレッタ404のアジャスターを最大にして丁度でした。
アブネーッ

 アイゼンも合わせようとしたら、ありゃまーです。

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 アウターの幅が広い為に、引っかかって填りません。

 仕方ないので、両側共に切り落としました。横ズレしない
ように10mm程残したので、バッチグーです。

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 サレワのアイゼンです。これもアジャスターをかなり伸ばした
ので、ケースに入るか心配でしたが、なんとか収まりました。
ワンタッチで調整出来るんだったら、小さく収めて大きく使う
ということが出来るんでしょうが、厳しい条件下で出来るような
構造ではないので、大きいまま収納するしかないのです。

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 大足だと何かと不便です。

 さて、インナーです。熱成形出来るとのことでしたが、割と
幅広で必要性を感じなかったので、そのままです。

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 BOAクロージャーというシステムが搭載されていて、ワンタッチ
のダイヤル操作で、解放したり締め上げたり出来るのです。
これは凄く便利で確実です。感動的ですらあります。

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 でも、困ったことに、甲の部分に大きくスリットが入っているん
です。インナーだけで外に出ると、中に雪が入ってしまいます。

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 美女が着るチャイナドレスなら大胆なスリット大歓迎ですが、
インナーだけで雪原に出ることも多い私としては困ります。
試着した同シリーズのスラントではそうじゃなかっただけに、
ここだけは残念ですが、軽量化と歩行性向上のためなんだ
そうです。

 歩行と滑降の切り替えは後ろのレバーでします。

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 滑降モードにするとカチッと一発で固定されて、ホールド感は
抜群です。フレックス120のシェルに4バックルですからね。
長年愛用してきたヴァルガ4000とは雲泥の差です。

 しかも、可動域が大きくて、歩行性もかなり良さそうです。

 ところで、アウターの裏側のヒンジ部分に貼るテープはDIYなの
でした。DIYといえば私の得意分野ですが、こういうのは面倒です
ねぇ。

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 さて、今まで散々お世話になったコフラックのヴァルガ4000
と並べてみましょう。

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 何だか、コフラックが子供用ブーツのように見えます。

 クワドラントと言えば、トップ・プロもヒマラヤ大滑降とかで使い
出している位に評価が高い最新モデルです。履いただけで、
そんな事が出来そうな気にさせる本格ブーツに心も踊ります。

 私が、革靴からヴァルガ4000に替えた時に、

「おおーっ、こりゃ凄ぇーっ

と驚嘆して全く転ぶ気がしなかった想い出が、パワーアップして
再現されることでしょう。初滑りが楽しみです。

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2010年12月27日 (月)

ママチャリ改造④

 いつの日かディレイラーを取り付けるかも知れないので、
フロント・ギアはダブルのままにしていましたが、やっぱり
見た目がスマートじゃないので、外すことにしました。
ママチャリのクランク・ギアは一枚と決まってるしねぇ。(笑)

 しかし、スンナリいくかと思ったら、ボルトと受けがキチキチ
の寸法だったので、インナーを外すと緩くなって固定出来ない
のでした。

 受けを削るのが一番簡単ですが、元に戻す時に困るので
削ったワッシャーを入れました。

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 インナー・ギアは90gで、ワッシャーが5枚で12gあったので、
差し引き78gの軽量化にもなりました。

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 ウン、この方がずっと格好いいです。

http://farmersatoh.cocolog-nifty.com/zakkicyou/2011/01/post-a092.html

へつづく…

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2010年12月26日 (日)

ママチャリ改造③ レーサー誕生!?

 やっぱり、フレームの強度に不安があるので、改良する
ことにしました。

 で、前後を繋ぐ2本のパイプの上の方を切断しました。

「おっ、分厚いなー」

 クロモリ・ロードのトップ・チューブと比べてみましょう。

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 ロードの肉厚が1mmなのに対してママチャリのは2mm
もあります。なるほど、ちゃんと強度を考えて作ってあるん
ですね。道理で重いわけだ。15年位前のBS製だしねぇ。

「ウーム……。ママチャリ、侮りがたし…。」

 ということで、これをトップ・チューブにすればロード車以上の
強度が期待できます。(^^v

 でも、シート・チューブの接続箇所には何故か穴が開いてる
しー。

 仕方ないので、溶接で塞ぎましょう。

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 盛り上がった部分を削りながらしっかりと塞ぎました。

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 そして、トップ・チューブを取り付けて再塗装しました。

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 何やらビーチ・クルーザーっぽくなりましたが、ロード車の
フレームとしては、かなり個性的です。変形スローピングって
感じ?。(笑)

 ついでに、シート・ピラーを2倍の厚さにしました。
これで安心してガンガン行けます。

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 そして三日後。ペンキが乾いたのでいよいよ本組です。

 まずは、リアタイヤが劣化していたので、自転車屋で安売り
していた長期在庫品を買ってきました。チューブのバルブも
逝っていたので、去年までBOMAで使っていたチューブを
使おうとしましたが、あれっ?、空気が全く入りません。
2本共です。

「何でぇ~???。」 

 よく見ると、2本とも折り目で裂けていました。そんなことも
あるんですね。仕方ないので、BOMA用の予備チューブを
使いました。

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 次ぎに、クランクを取り付けようとしたら、左のボルトが入りません。
仕方ないので、ディスク・グラインダーで削りました。

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 さてと、ペダルはどれにしましょうかねー。

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 よりどりみどりです。(笑)

 ギアは、先日試乗した結果を踏まえて、52×19から52×17
に変更しました。上り坂は辛くなるでしょうが、チェーン・ラインと
ホイールの引きしろが理想的になりました。

 ブレーキとワイヤーを取り付けたので、バーテープを巻きましょう。

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 しかし、巻き終わるとリア・ブレーキが固くて使えなくなって
いました。ワイヤーのどこかに無理な力がかかっているんで
しょう。長さを変えたりラインを変えたりしても渋い。レバーを
緩めて確認すると、余計なアウター・キャップが引っかかって
いました。ありゃまーですが、問題解決。


 そして、ついに完成。\(^〇^)/\(^〇^)/

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 ママチャリには全く見えませんねぇ。

 ここで、改めて元の状態と比べてみましょう。

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 かなりのギャップです。元の持ち主もビックリでしょう。
というか、全く気付かないでしょうね。(笑)

 前輪もイエロー・タイヤにすれば完璧だと思いますが、一本
しかなかったので~。

 重量は、11.6Kgでした。オークションに出そうかと思って
保管して置いたパーツを使えば、もっと軽量化出来そうです。

 作業場内で乗ってみると、たわむ感じが全く無くなってバッチグー
です。しかも、ピストと違ってフリー・ギアなので普段使いでも快適
なのは間違いありません。

 早く外を思いっきり走りたいなー。

http://farmersatoh.cocolog-nifty.com/zakkicyou/2010/12/post-957f.html

へつづく……

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2010年12月25日 (土)

ローレーサーを作ろう!⑤

 注文していたブツが届いたので製作再開です。
買ったのはこれ。

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 リカンベント用のFRP製シートです。生産量が割と多い
ようで、思ったよりもずっと安く買うことが出来ました。
完成度が高くて大満足です。

 実は、最初はニトリの在庫処分品だった座椅子を使う
つもりでしたが、あまりにもダサイので、

「エイヤァ

と勢いで注文した次第です。軽量化と空気抵抗の低減を
計ったのは言うまでもありませんが。

 ペダルとの位置関係と角度を良~く確認しながら仮止め
します。取り付け金具は付属していなかったので、端材と
ママチャリの廃材で作りました。

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 失敗すると部品を作り直さないといけないので、何度も確認
しました。シートの背もたれ部分には取り付け穴が無かった
ので、新たに開けました。私のように、既成リカンベントへの
取り付けじゃ場合では、穴が無い方がむしろ助かります。

 背もたれ固定用に作った部品を修正しながら取り付けました。

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  シートを再度セットしてから座面部分の取り付け穴の位置を
厳密に測って、端材で作った金具をフレームに取り付けました。

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 さあ、無事に取り付け出来るでしょうか

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 おーっ、バッチグーだぁ
ライディング・ポジションも文句なしです。

 お次はハンドルです。MTBのステムを真ん中で切断すると、
ポジションを確認しながら削って二重パイプを足しました。
アーク溶接が出来る鉄製ステムだったのは幸いでした。
1本目はちょっと短くて、ペダリングする脚とブレーキ・レバー
が干渉したので、切り落としてやり直し。2本目で満足できる
ポジションが得られました。

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 ヨッシャーッ、出来たっー。\(^〇^)/

 座り心地がとっても良いので、しばらく妄想の世界で旅気分
を味わいたいとも思いましたが、速攻でホイールとクランク類を
外してから磨いて、塗装しました。

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 充分乾いてから仕上げ塗装をするので、組み上げるのはまだ
先になります。どうせ外は吹雪で、完成してもしばらく乗れそうに
ないので、じっくりやります。

http://farmersatoh.cocolog-nifty.com/zakkicyou/2010/12/post-be81.html

へつづく……

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2010年12月24日 (金)

チェンバロ/久保田彰

 先日、酒田市内のジョンダーノ・ホールで開催された
前田りり子氏のサロン・コンサートでは、黒田先生所有の
チェンバロが使われました。出来たての楽器でしたが、
実に美しい音色を聴かせてくれました。

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 見た目にも非常に美しい楽器です。ほとんど美術品のようで
惚れ惚れします。昔は、王侯貴族のステータス・シンボルとして
贅を尽くしたということですから、なるほどですね。

 さて、このチェンバロを製作されたのが久保田彰氏です。
当日は、この楽器のお披露目の為にわざわざ埼玉から来ら
れて、休憩時間や終演後に丁寧に解説しておられました。
音楽好きのオバチャン達の質問攻めに遭っていましたが、
当然の事ながら私も興味津々で、人がいなくなってから良~く
観察しました。その昔、楽器屋に勤めていたとはいえ、チェンバロ
を間近に見て触れる機会は全く無かったからです。

 そのおかげで、大勢いる時には決して見せないという心臓部を
見せてくれました。

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 なるほど、こういう風になっていたんですね~。

 昔は鳥の羽の付け根を使っていたそうですが、今は耐久性
のあるプラスチック製の爪で弦を弾いているそうです。
見れば見るほど良く出来ていますね~。正に職人芸です。
素晴らしいっ

 まあ、私が作れるのは脚ぐらいですかねー。

 会場では久保田氏の著書も販売していました。

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 立派な装丁で、チェンバロの紹介や数奇な生い立ちが豊富な
写真と共に解説されています。あくまでも一般の音楽愛好家向け
の平易な内容ですが、

「そうだったのかぁ

というエピソードも多くて勉強になりました。

 しかも、この本にはDVDが付いていて、内容が濃いんです。
プロの演奏をふんだんに入れながら、チェンバロ製作者ならでは
の視点でこの楽器を紹介しています。これで¥3,800なら安い
です。ジャンルは違っても、色々と作るのが好きな私にはチョー
嬉しい本です。\(^〇^)/

 それにしても、久保田氏は、学生時代からこの楽器を独学で
作りだしたというのですから凄いです。非常に精密な部品を
何十個も作るなんてことは私には出来ない芸当なので、マジで
尊敬します。

久保田氏のオフィシャルサイトはこちら(↓)

http://www.kubota-cembalo.com/index.html

 こういう方と接した上に打ち上げにも同席させて頂いたので、
物作りの意欲が大いにかき立てられました。

 その結果が、ヘンテコ自転車作りになったというのはお粗末な
話ですがぁ。
 

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2010年12月23日 (木)

ママチャリ改造②

 リアディレイラー取り付け用の10mmナットを付けようと
思いましたが、あれ?、インチ・ネジやミリ・ネジよりもピッチ
が細かいんですね。そんなの持ってないしー。

 ディレイラー取り付け用のアダプターが売られているよう
ですが、買うのは嫌なので当面はシングルにすることにしま
した。

 そうと決まれば磨いてから塗装すればOKですが、その前に
回転系のお掃除です。

 まずはヘッド・パーツを綺麗にしました。ピカピカになるのは
気持ち良いです。

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 グリースを塗ってからフロント・フォークをフレームにセットして
塗装しました。

 BBもグリースアップして仮付けしました。

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 お次はフロント・ホイールですが、ロック・ナットが固くて緩める
ことが出来ませんでした。普通のスパナでは厚くて入りません。

 仕方ないので、13mmのスパナを、焼きが戻らないように
水で冷やしながら薄く削って専用工具を作りました。

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 やっぱり道具ですね~。簡単に外すことが出来ました。

 リア・ホイールと違ってベアリングの球数が少ないので楽勝です。

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 さて、ペンキが乾いてからいよいよ本組です。
前後のホイールを装着してからBBを締めようとしましたが、
左のロックリングが固くてワンも一緒に回ってしまいます。
仕方ないので、端材でササッと専用工具を作りました。

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 これでちゃんと締めることが出来ました。

 あとは、ブレーキ、ハンドル、サドル、ワイヤー、チェーン、
当面は不要なシフト・レバーも取り付けて完成

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 トップ・チューブが無いのでブレーキ・ワイヤーの取り回しが
ヘンです。

 ギアは52×19のシングルにしました。重量は11.6Kg。

 走りはどうでしょう。期待が高まります。
ギア比はちょうど良い感じで、軽快に加速しました。
ポジション的にはロードレーサーそのものです。

 が、フレームの剛性が足りないのか、それともシート・ピラーに
パイプハウス用の直管を使ったからか不明ですが、フニャフニャ
する感じがしました。目に見える程では無いと思いますが、
今度は日中に試してみたいと思います。

 でも、シングル・スピード・レーサーというのはかなり楽しいです
ね。マニアがいることに納得しました。

 ということで、取りあえずはママチャリ改造大成功

http://farmersatoh.cocolog-nifty.com/zakkicyou/2010/12/post-57a0.html

へつづく……

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2010年12月22日 (水)

ママチャリ改造

 ロー・レーサー製作は部品待ちで休止状態が続いている
ので、またしてもお遊びですぅ。

 お隣さんが処分しようとしていたママチャリを貰ってきました。
もちろんタダ。

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 通学用に使っていた自転車です。見ての通りでかなり痛んで
いますが、虫ゴムを交換すればまだ走行可能な状態でした。

 そこで、MTBの2インチ・タイヤを履かせて圃場内で乗ろうと
思いましたが、あれっ?、26インチなのに入らないじゃん

 同じ26インチでも、ママチャリとMTBではホイールの大きさが
全く違うんですね。知りませんでした。

 仕方ないので、部品を殆ど外してしまいました。
リム以外の金属は全て鉄ということで、クランクも鉄。
凄く重いです。

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 うーん…、こりゃ使えないな~。

 ということで、余っている部品を使って組み直すことにしました。
ママチャリ大改造の始まりです。

 まずは700cのホイールとタイヤを使うことにしましょう。

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 一応、取り付けることは可能でしたが、RX100のブレーキは
加工しないと無理です。フロントは、車軸の位置を上げて対応
しました。

 リアは、シート・ステーにプレーキ用のステーを新たに取り付け
ました。

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 チェーン張り金具との位置関係が悪くて、取り付けをやり直した
ので仕上がりが汚いです。

 シフトレバーは、元のパイプごと溶接してしまいました。
手抜きです。

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 仮に組んでみると、リア・ホイールがどうもしっくりきません。
調べてみると、ハブとフリーにガタつきがありました。

「あれ~、やっぱり古いヤツはダメだな~」

ということで、分解掃除です。

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 ハブのベアリングはまだ大きいから良いとしても、カセットを
外したら直径3mm位のちっこいのがボロボロ出てきました。
イチゴパックで受けたんですが、何個か転がってしまいました。
あれ~。

 グリースのグも無い状態でした。ハブを分解するなんて初めて
だもんねぇ。

 この小さいベアリングを入れることを考えると溜息が出ました。

「あ゛ー、オレは自転車屋にはなれないなー。」

 こういう細かい作業は苦手ですが、開けてしまったものは
仕方ありません。綺麗に掃除してからグリースを塗って一個一個
填め込みました。ヤレヤレ……。

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 ハブに収めてから反対側にも埋め込みましたが、あれっ?、
足りないしー。探したら新たに5個見つかりました。
今度バラす時には大きなトレーの上でやることにしましょう。

 ハブのベアリングも慎重に填めてから組みました。
気持ちよく回ります。

 
 さて、どんな具合か見るためにザッと組んでみました。

Img_2475

 おーっ、もはやママチャリではありませんね~。

 シート・ステーを延長してサドルもロード用に替えたので、
跨った感じはロード・レーサーそのものです。サドルを目一杯
前に出していますが、それでもホリゾンタル・フレーム換算で
550mm位のサイズです。

 しかも、トップ・チューブが無いので、不思議な開放感があり
ます。

「結構良いんじゃない?、これ。」

 ディレイラーを前後とも取り付けるつもりでしたが、シンプルに
シングルにした方が良いような気がしてきました。

 でも、ガンガン走るんだったらトップ・チューブを付けた方が
良い感じがしますね。

http://farmersatoh.cocolog-nifty.com/zakkicyou/2010/12/post-8cda.html

へつづく……

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2010年12月21日 (火)

合体自転車4号

 ロー・レーサー製作の犠牲になったロード・レーサーと
MTBの残骸です。

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 普通の人が見れば鉄屑でしょうが、私には材料に見え
たりします。(笑)

 ということで、チョット遊んでみました。
ベース車には、後輪からチューブを外したために乗られなく
なっていた合体自転車3号を使いました。

Img_1181

 作業に没頭すること5時間。
完成しました~。

Img_2464

 こんな自転車見たこと無いでしょ?。
BTR+一輪車+ロード・レーサーで、全く新しいジャンルの
自転車誕生です。(笑)

 駆動輪がフリーにならないしスピードも出ませんが、かなり
面白い乗り味です。こういうおバカな工作は楽しいですね~。

 

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2010年12月18日 (土)

ローレーサーを作ろう!④

 大きな進展はありませんが、非常に重要な部分を作り
ました。

 まずは、テンション・プーリーです。

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 昨日作った台座をダウン・チューブに溶接して、バラした
ロード車に付いていたRX100のリア・ディレイラーを分解
掃除してから取り付けました。すこぶる調子が良いです。
ネジ一本で左右に調節出来るのも便利
 もちろん、クランク・ギアを手動で落としても快調です。

 でも、新品チェーンを2本繋いでも10cm程足りなくて、針金
で繋いでいますぅ。半端を貰ってこなくては。

 次は、ハンドル・ストッパーを取り付けました。
フロント・フォークが寝ている為にハンドルがガクンと切れて
甚だ危険なので、切れ角を制限したワケです。

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 バラバラ・ロード車のシート・ステーと端材の平板を使い、
傷付き防止にゴム板を貼っています。切れ角は左右共に
必要最低限の15°にしました。

 次はシートを取り付ける番で、一応用意はしています。
してはいますが、ダサイんですよ。それもかなり。
座り心地はとっても良いんですがねぇ…。

「FRPで作ろうかな~。」

とも思いますが、型を作らなければいけないのでかなり面倒です。
ウ~ン……、どうしようかなぁ…。

http://farmersatoh.cocolog-nifty.com/zakkicyou/2010/12/post-ab09.html

へつづく……

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2010年12月17日 (金)

初オフロード・タイヤ

 少しですが雪が積もったので、通勤MTBのタイヤを交換
しました。

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 1.5インチのスリック・タイヤから、バラバラにしたMTBに
付いていたブロック・パターンの2インチ・タイヤへです。
スパイク・タイヤを履くにはまだ早いしねぇ。

 MTBに乗って5年目になりましたが、ほぼセミ・スリックと
スリックしか履いてこなかったので、ブロック・パターンは新鮮
です。

 走りはどうでしょうか。

 雪が無い道路では……、

「うっ、重い……。」

 スピードが出ませ~ん。ノイズもかなりのものです。
これは予想以上に大変なタイヤです。

 しか~し、畑道に入れば走りは一変
スリックではツルツル滑ってまともに走れない雪道も全然
平気です。しっかりグリップしてガンガン走れます。\(^〇^)/

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「おーっ、こりゃ面白いなぁ」

 ということで、気分良く仕事が出来ました。 

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2010年12月16日 (木)

ローレーサーを作ろう!③

 フレームが出来たので、ポジションを確認するために
ヘッド・パーツとクランクを取り付けることにしました。

 そこで、まずはベアリングの洗浄です。

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 パーツ・クリーナーを使って汚れを徹底的に落としました。
二つのBBも同様です。

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 左はロード車ので、グリースが固着していましたが、バッチリ
綺麗になりました。右側のはMTBので、洗浄前です。
今はカートリッジ式のBBが主流のようですが、旧式の方が
手間はかかっても安上がりなのは間違いないですね。

 急に冬らしくなったら、パーツ・クリーナーを使うと手が冷えて
痛いので、ジュニア・ヒーターで温めながら作業しました。

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 新しいグリースをたっぷり付けてからヘッド・パーツとBBを
取り付けました。

「おーっ。回る回るぅ~

 回転が実にスムーズで本当に気持ちいいです。

 不要なクランクを削り落としたミッド・ギアも取り付けました。

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 次ぎにシートを仮置きしてみましたが、何かヘン。

「あ゛ー、ヘッド・チューブが曲がってるー。」

 細心の注意を払って位置決めしたんですが、溶接の高熱で
歪んでしまったようです。しかも、フロント・フォークが必要以上に
寝てしまいます。

 試してみると、一応真っ直ぐは走りるもののハンドリングが非常
に難しいです。

 ウーム……。やっぱり妥協したくないよねぇ。

 ということで、フロント・フォークとフロントBBを外してからやり直し
です。

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 頑張って取り付けたパイプを惜しげもなく切断して、残った部分
を削り落としました。木工と違ってやり直しが効くのは鉄工の良い
ところです。

 今度こそ歪まないように注意して溶接しました。
ヘッド・チューブを少し立たせたので、トップ・チューブに直接接続
出来るようになりました。この方がスマートだし強度もあります。

 ただし、クランク・ギアのディレイラーは取り付け出来なくなりま
した。フロント・フォークが寝ていることから、変速のために片手
運転になるのは危ないと判断したので、手動式にします。
アウター・ギアが52Tなのに対してインナー・ギアが42Tでギア比
が0.42しか違わないので、特に問題ないでしょう。
軽量化にもなるしね。

 再度、組んでみました。今度はバッチリです。

Img_2440

 それにしても長いですね~。
測ってみたら、なんと全長2,830mmもありました。

http://farmersatoh.cocolog-nifty.com/zakkicyou/2010/12/post-8f89.html

へつづく…

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2010年12月15日 (水)

ローレーサーを作ろう!②

 ヤフオクで入手したロードレーサーとMTBを分解して
作り出した自転車は、実はローレーサーです。

 作業は順調に進むかに思われましたが、MTBのBBの
右ワンが固くてどうしても外れませんでした。専用工具が
無いのでパイプレンチで外そうというのですから無理があり
ますが、ロードの方は外れたのにMTBのはビクともしない。
ただ外すだけなら、要らないスパナを右ワンに溶接してブッ
叩けば外せますが、また使うのでそうもいきません。

 仕方ないので、上ノ山自転車店に持っていって外して
貰いました。

Img_2431

 安ければ専用工具を買うつもりでしたが、注文しないと
無くて、何と¥9,000もするとのこと。

「高けぇ」(@@

 しかし、写真を見れば納得のごっつい代物でした。
諦めてプロにお願いしましたが、かなり苦労していました。
頼んで良かったぁ。

 ちなみに、右ワンは逆ネジになっています。

 さて、いよいよ本格的にフレームを組み上げます。
中間の長いフレームにはパイプ・ハウス用の1.6mm厚
32mm管を使いました。重いですが、強度が必要なので
仕方ないです。

 パイプ削りと溶接作業に没頭しましたが、クロモリ・パイプが
薄いので、作業性が悪くて大変でした。そもそも、ラグ式なの
で、溶接するような管ではないワケですが、

「薄過ぎなんだよぉ~。ブツブツ……。」

 ヘッドを取り付ける際には、特に注意を払いました。
目見当では真っ直ぐかどうかが良く分からないので、糸を
垂らしてと…。

Img_2432

 原始的な方法ですねぇ。

 狂うと困るので、BBシェルとヘッドチューブに直接溶接する
ことだけは避けました。


「出来た~っ

 フレームの完成です。

Img_2433

 こんなフレーム見たことないでしょ?。
私も初めて見ました。(笑)

 あとは、シート・ステーとテンション・プーリー、ハンドル回り
の加工、塗装を残すのみとなりましたが、しまった
作業に没頭していたら、必要な部品を買いに行くのをすっかり
忘れてたー。

http://farmersatoh.cocolog-nifty.com/zakkicyou/2010/12/post-33dd.html

へつづく……

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2010年12月14日 (火)

椅子の修理 その4 完了

 二日前に修理を終えていたんですが、他に色々と楽しい
ことがあったので、アップが後回しになっていました。

Img_2422

 脚を完璧に切り揃えたので床に吸い付くような安定感が
ありますが、背もたれが接着作業後にズレたようで、歪んだ
まま固まっていましたー。

 主な原因は元々の構造にあります。
笠木(貫)の接続がダボ1個だったので、捻れてしまったのです。
二個なら捻れないものを全くぅ…。

 そもそも、プラスチックなんか使わなければこんな壊れ方は
しなかったんだよ。ブツブツ……。

 などと、実はハタガネの締め方が悪くて失敗したのがかなり
悔しいワケで~。

 まあ、実用上特に問題は無いので良いことにしますが。

 それにしても、この椅子はあと5脚あります。よ~く見たら、
どれも一年後には大修理が必要になりそうな感じでした。
こんな面倒な修理はやってられないので、割れる前に補強する
方が現実的です。

 となると、やっぱりFRPかなー?。

 修理の様子はこちら…

http://farmersatoh.cocolog-nifty.com/zakkicyou/2010/11/post-0b3d.html

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2010年12月13日 (月)

クロモリMTB

 念願のクロモリMTBをヤフオクで入手しました。

Img_2421

 BSのテイラーメイド・ワイルドキャットですが、ほとんど乗って
いなかったようです。外は雨降りだったので、作業場でチョット
乗ってみました。フレームサイズが小さいので、かなり窮屈です。

 でも、良いんです。状態が良くて安いのを探していたんです
から。どうせすぐにこうなる運命だったしねぇ。

Img_2428

 もうすでに改造を始めています。
タイヤも1インチのスリックに交換しました。外したタイヤと
チューブも新品同様です。使い道あるかな?。

Img_2426

 先日入手したロードレーサーもこんな姿に……。

Img_2430

「チーン……。合掌……。」

ではありません。大改造を経て生まれ変わろうとしている
ところです。どんな姿になるかは私にも分かりませんが~。

http://farmersatoh.cocolog-nifty.com/zakkicyou/2010/12/post-3395.html

へつづく……

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2010年12月12日 (日)

前田りり子リサイタル

 昨日は、フラウト・トラベルソ奏者である前田りり子さんの
リサイタルを聴きに行ってきました。会場は、くろき脳神経
クリニック内の「ジョンダーノ・ホール」です。

Img_2413

 リハビリ室を兼ねているそうですが、大型のグランド・ピアノ
とチェンバロが二台が置かれた70名収容という立派なホール
でした。残響もほどよく調整されていて照明設備もバッチリ
ここで、普段からご夫婦でアンサンブルを楽しまれているという
のは羨ましい限りです。

 さて、このプライベート・ホールに一流の演奏家を招いて開催
されてきたサロンコンサートも、今回で第11回目ということです。
採算度外視と思われるだけに頭が下がる思いです。

 今回は、フラウト・トラベルソ奏者として国内外で活躍されている
前田りり子氏です。ソロCD3枚を聴いていてすっかりファンになって
いるだけに本当に待ち遠しかったです。

 しかも、何とルネッサンス・フルートからモダン・フルートまでの製作
年代が大きく異なる9本もの笛を曲目ごとに吹き分けるという、見た
ことも聞いたこともないプログラムにドキドキでした。

Img_2404

 やがて開演です。
非常に分かりやすく解説しながらの演奏は素晴らしかった
です。よくまあ、あんな難しい笛を吹きこなせるものだと感心
しきりでした。その演奏は、非常に切れの良いタンギングに
よる粒立ちのハッキリした音で深く豊か。ダイナミックスも見事
で、光と陰もイメージさせました。バロック奏法ではビブラートで
修飾することをしないので誤魔化しが効かないワケで、音楽
表現は本当に難しいと思います。

 特に、今回のように複数の笛を使い分けるなんて、想像を
絶します。ただでさえ運指が難しいのに、一本一本に癖が
かなりあるでしょうからね。

 ハイライトは、J・S・バッハのロ短調ソナタでした。
黒木先生の美人奥様がチェンバロを担当されて、魅せてくれ
ました。\(^〇^)/

 後半には、大バッハの次男C・P・E・バッハのイ短調ソナタも
聴けてハッピーでした。大好きな曲なんですよねー。

 いや~、とにかくテンコ盛りのリサイタルでした。
演奏の規模としても、このホールに最適ではないでしょうか。

 そして、今回お披露目となった久保田彰氏製作の芸術品の
ようなチェンバロも素晴らしかったです。細部まで説明もして
頂いて、こちらも大満足。詳しくは、後日紹介します。

 ここまででも充分満足でしたが、なんと厚かましいことに、
打ち上げに参加させて頂いたのでありま~す。
オーマイ・ゴ~ッド

 前田氏と久保田氏の興味深いお話をたっぷりと聞くことが出来
たし、北九州生まれだというのに庄内の史実にお詳しい黒木先生
にもビックリでした。ほとんど高額の宝くじが当たったような喜びに
包まれた一時でした。\(^〇^)/


 ということで、一流の方々から非常に大きな刺激を受けたことから、
今日は朝からアドレナリン出まくりで工作に励んでいました。
創作意欲を大いにかき立てられるんですよね~。

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2010年12月11日 (土)

クロモリ・ロードレーサー

 数日前に、ヤフオクでBS製クロモリ・フレームのロード
レーサーを入手しました。レイダックです。

Img_2385

 リカンベント2号の材料で、すぐに解体される運命にあり
ますが、その前に組み立ててみました。

Img_2386

 ちょっと走ってみると、懐かしさが込み上げました。
そうだよ。昔はダブルレバーだったんだよね~。(シミジミ……)

 しかも、ガツンと踏み込んだ時の反応が良くて、しかも
路面のゴツゴツをしなやかに吸収してくれる感じです。
長距離走にも良さそうです。

「もしかして、フルカーボンより好みかも??。」

と思いました。

 そこで、SPD-SLペダルを取り付けて、本気モードで
走ってみました。作業服に手ぬぐいの鉢巻き姿だったり
しましたが。

 いや~、これはなかなか良いですよ。コンポがシマノの
RX100という事からして、今なら105搭載車より少し下の
モデルかな?と思いますが、結構好きな乗り味です。
重量は実測値10.95Kgですが、走り出せば重さは感じ
ません。傾斜20%位の急な坂も登ってみましたが、楽勝
でした。

 ギアは52T+42Tと13T~23Tの7速です。Wレバーも
違和感が無いし、フレームが細い分空気抵抗が少ない気が
しました。

「BOMAを売ってこれに乗れば良いんじゃね?」

と思ったくらいです。かなりの差額出るしねぇ。 

 でも、あくまでも工作用の材料です。もう一台の材料も今日には
届く見込みです。いよいよ工作シーズンの始まりです。 

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2010年12月10日 (金)

椅子の修理 その3

 元々のプラスチック製台座はこれです。

Img_2401

 厚さは30mmですが、脚と背もたれを入れる部分だけが
深くなっています。私が使った集成材は30mm厚の平板
なので、接着部分がはみ出します。当然邪魔なので鋸で
切り落としましたが、何故か脚の一本に針金が入っていま
した~。

Img_2396

 台座に傷が付かないように、鋸にテープを貼っています。
どうせ座面が載って隠れる面なので傷が付いても構わない
のですが、気分の問題ですね。

Img_2395


 昨日、脚を入れるためにガンガン叩いたら割れてしまった
部分には核(さね)を入れました。ピンぼけですが。

Img_2403

 次ぎに、不揃いになった脚を切り揃えました。

Img_2397

 垂直にセットした精密丸ノコでスパッと切り落とします。
簡単確実な方法ですが、平らな面でやらないと失敗します。

 さて、背もたれを入れてハタガネで固定しました。

Img_2400


 はみ出した接着剤を拭き取ってから念のために座面を台座
にあてがってみると、あれ?、取り付け穴が合わないし~。
台座の形状が違うためのようです。

 仕方ないので、表皮を剥がして中の合板をトリマーで削って
から、タッカーで留め直しました。

Img_2402
 
 あとは、何度か塗装して座面を取り付ければ修理完了です。

http://farmersatoh.cocolog-nifty.com/zakkicyou/2010/12/post-a233.html

へつづく……

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2010年12月 9日 (木)

椅子の修理 その2

 先月24日に手を付けて以来の修理再開です。

 まずは、新しく作る台座に穴を開けるために、角度を現物で
合わせました。簡単確実です。

Img_2383

 そして、慎重に、ホント慎重に穴の位置とドリルの向きを
決めてから穴開けです。25mm+30mmの段差付きの穴
ですが、フォスナービットが無いので自由錘を使ったらチョー
汚いし~。商売だったら絶対にこんな仕事は出来ません
ねぇ。

 二段穴で角度が三通りなのでセッティングが面倒で、かなり
時間がかかりました。

 ジグソーで切り出してからサンダーで磨き、トリマーで裏面を
面取りし、座面取り付け用の穴を開ければ台座完成

Img_2392

 背もたれの丸棒を差す穴も開けました。

Img_2393

 欠けた部分にはパテを盛りました。

 次ぎに、抜いた骨の接合部をサンドペーパーで磨きます。
固まっている接着剤を落とさないと接着出来ないからです。
修理って手間がかかりますね。

Img_2387

 そして、組み立て第一弾
接着剤を塗ってから脚を台座に差して、プラスチックハンマー
で叩きました。タイトに穴を開けているので、スンナリは入り
ません。ガンガン叩きまくりです。

 が、その結果、台座の穴が一箇所割れてしまいました~。

「集成材は弱いなー」

と思いつつ、仕方ないので接着剤を流し込んでからハタガネ
で締め上げました。

Img_2394_2

 お金を貰って修理するんだったら集成材なんて決して使い
ませんが、自家用椅子なので在り合わせでやるのが原則で
ありまして~。

 次は背もたれの接着です。

http://farmersatoh.cocolog-nifty.com/zakkicyou/2010/12/post-8788.html

へ続く……
 

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2010年12月 5日 (日)

やっぱり広葉樹

 強い冬型の気圧配置になって少し冷えてきたので、
夕方の運動タイムにドラム缶ストーブへ火を入れました。

Img_2369

 やっぱり薪は広葉樹に限りますね~。
ドラム缶ストーブを初めて使った今年の春は建築廃材(杉)が
ほとんどだったので、火持ちが悪くてイカンガーだっただけに
思わずニンマリです。

 育苗ハウス内をビニールで仕切った19畳ほどの空間は、
点火してから僅か30分で気温9℃から23℃に上昇し、
一時間後には28℃にもなりました。隙間風ヒューヒューでも
そうなんですから凄いパワーです。

Img_2376

「暑っちぇー

と、裸になってしまいました。(笑)

 酒の肴に焼き物もしました。

Img_2375

 う~ん、良いねえ~。
パチパチいう音を聞きながら酒を飲み、山の本を読む…。
なかなか贅沢な一時です。酒は3リットル¥1,280の「呑」
だったりしますがー。(笑)

 ところで、広葉樹と針葉樹を英語ではhard wood&soft
woodというのは面白いですね。日本人が樹の見た目で分類
したのに対して欧米人は木材として分類したワケですから。

 でも、桐のような柔らかい広葉樹はどうなるんでしょう??。
疑問です。
 

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2010年12月 4日 (土)

バロックピッチ

 前田りり子氏が演奏するオトテールの組曲にハマッて
います。フラウト・トラベルソが本当に気持ち良いんです。

 特に一曲目の「第一巻第三番ト長調・作品二の三が
お気に入りです。明るく弾んで、とても楽しくなります。

 そこで、ちょっと音を拾ってみました。採譜なんて20年
以上やっていなかったので新しい五線紙が見あたらなくて、
エマニエル・バッハの無伴奏ソナタを鉛筆書きした楽譜の
裏に書き出しましたが……。

「あ゛ー、ト長調の曲がヘ長調になっちゃう~」

 そうです。演奏のピッチがかなり低くて丁度一音違うのでした。
現代の楽器で音を拾うと変なことになってしまうワケです。

 CDの裏ジャケを見ると、a=390Hzなんですね。
a=415Hzでは半音違いなので、それよりは楽ですがー。

 ウーム……。一音違うと随分と印象が違ってしまうし……。
これはバロックピッチのトラベルソを手に入れて吹くしかない
のか……。樹脂管の通称「蛍光灯」が頭をよぎります。

 そこで、念のためにアウロスのAF-3を調べてみると、あれ?、
a=415Hzなのね。つまり、CDの演奏に合わせては吹けない
ということです。

 だったら、フルートで良いか~。楽だしぃ。

 それにしても、チェンバロの調律はどうしているんでしょうね?。
来週訊いてみようと思います。

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2010年12月 2日 (木)

最高速チャレンジ!

 素晴らしい青空が広がったので、午後から鳥海山へ走りに
行ってきました。強い向かい風でしたが、BOMAに乗るのは
40日振りなので楽しい楽しい。グルッと遠回りして行きました。

 観音寺を過ぎた辺りで走りながらパチリ。

Img_2345

 いや~、本当に美しい山だねぇ……。(シミジミ……)

 今日は升田の方から登りました。
途中には数河の池もありますが、いつも素通りで一度も
見たことがないので、寄ってみました。

Img_2351

Img_2349

 立派な展望台や東屋もあって、なかなか良いところでした。
カヌー乗り場もあって、その先には「熊出没中」の看板が…。(笑)
全景も写したんですが、間違って消してしまいました。

 鳥海牧場のT字路は例年と違っていました。

Img_2359

 いつもはゲートが一つですが、今年は二つあるので自動車が
入ることは出来ません。

「ということは、今日はこの道路貸し切りだぁ

 そこで、最高速チャレンジをすることにしました。
道路勾配は10%も無いですが、お腹が空いて登る気が失せて
いたので、ちょうど良かったです。

 しばらく登ってから、まずは写真をパチリ。

Img_2354

 僅かですが雪があって、思わずニンマリ。

Img_2358

 まだまだ雪が少ないですが、だいぶ鳥海山らしくなって
きました。今週末は積雪がグッと増えるでしょう。

 さて、下りは寒いのでウインドブレーカーを着込んでから
下ハンを持って、

「おりゃーっ

と気合いを入れて加速すると、トップギアでクランクをガンガン
回しました。とはいえ、ケイデンス150位が限界だったりしま
すが。

 それでも、時速72.5Kmをマークしました。
やったぁ、3年振りの記録更新です。\(^〇^)/

 目標の時速80Kmにはほど遠いですが、MTBでの記録を
上回ったのは嬉しいです。たったの+1.1Km/hだけど。

 ところで、単に記録を伸ばす為だったら、鉛とかを身につけて
重くすれば良いですよね。ボトルにも鉛を入れて+20Kg位で
急坂を全力で下れば80Km/hオーバーも出来る気がします。


※本日の走行記録

 走行距離     94Km
 平均走行速度  25.4Km/h
 最高速度     72.5Km/h

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2010年12月 1日 (水)

薪割り

 いや~、薪割りって楽しいですね~。\(^〇^)/
スイカの育苗で来春使う為に、斧を研いでから30分程
やりました。

Img_2343

 大きな台座が無いので、取りあえず薪用に切った丸太を
代わりに使いました。

「パカーンッ

と一発で割れた時の爽快感はかなりのものです。
殆どはニセアカシアなので硬くて意外に手強かったですが、

「オリャ~

と気合い一発。

 実は、割れなくて三発だったりだったりしましたが、薪割り
なんて子供の頃以来なので、まあ、こんなもんでしょう。

 薪の原料はいくらでも手に入るので、退職したらマジで
主燃料に使いたくなってきました。

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