バロックピッチ
前田りり子氏が演奏するオトテールの組曲にハマッて
います。フラウト・トラベルソが本当に気持ち良いんです。
特に一曲目の「第一巻第三番ト長調・作品二の三が
お気に入りです。明るく弾んで、とても楽しくなります。
そこで、ちょっと音を拾ってみました。採譜なんて20年
以上やっていなかったので新しい五線紙が見あたらなくて、
エマニエル・バッハの無伴奏ソナタを鉛筆書きした楽譜の
裏に書き出しましたが……。
「あ゛ー、ト長調の曲がヘ長調になっちゃう~」
そうです。演奏のピッチがかなり低くて丁度一音違うのでした。
現代の楽器で音を拾うと変なことになってしまうワケです。
CDの裏ジャケを見ると、a=390Hzなんですね。
a=415Hzでは半音違いなので、それよりは楽ですがー。
ウーム……。一音違うと随分と印象が違ってしまうし……。
これはバロックピッチのトラベルソを手に入れて吹くしかない
のか……。樹脂管の通称「蛍光灯」が頭をよぎります。
そこで、念のためにアウロスのAF-3を調べてみると、あれ?、
a=415Hzなのね。つまり、CDの演奏に合わせては吹けない
ということです。
だったら、フルートで良いか~。楽だしぃ。
それにしても、チェンバロの調律はどうしているんでしょうね?。
来週訊いてみようと思います。
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