滝の小屋集合!?
スイカの育苗が始まるので、
「今期最期の山かなぁ?」
と思いつつ鳥海山へ行ってきました。
2月16日
「滝の小屋集合」
ということで、暇人の山仲間を誘ったところ、一人は会議、
もう一人は風邪で無理という。飛行隊の掲示板にも書いた
ものの、結局一人でした…。
大きな移動性高気圧の北の縁だったのが気になりましたが、
いよいよ種蒔きが始まるので快晴を期待して行ってきました。
遅い時間帯の方が良いのは予想できましたが、待ちきれない
ので早起きして出かけました。
登頂するための金物一式+スコップ装備で、ストーブの無い
山小屋一泊ですが、30リットルのザックに収めました。
6時に鳥海牧場出発です。
aarnのマラソンマジックは、軽くて使いやすいし背中が蒸れ
ないので大いに気に入っていますが、メッシュに雪が詰まる
のが難点です。どちらかといえば冬向きではないと思いますが、
滑降時のバランスが良いんでね。
やはり、強い風とガスに見舞われました。
宮様コースを詰めてからは、強い風を正面やや左に受けながら
歩くと、下を向いていても滝の小屋に着きます。(笑)
午前9時15分。小屋の中はー5℃でした。比較的暖かいです。
晴れるのは夕方近くと踏んだので、ビールを飲みながらマッタリ
と過ごしました。こういう時間も悪くありません。
午後2時。まだ風が強く、上は見えません。
諦めてツエルトを張って温々とお昼寝です。
と、4時前に目を覚ますと、
「おー、山が見えるぞ~っ」
というワケで、大急ぎで支度して登りだしました。
河原宿までなら金物が要らないのでザックが軽いです。
夕日を浴びながらシュカブラを登るのは気持ちいいです。
河原宿で記念写真を撮ろうとしましたが、レンズが
凍って動きませんでした。あれ~。
さてと、いよいよ大滑降です。
いや~、面白~い。\(^〇^)/
あちこちにある薄いパウダーの斜面を狙って滑りました。
メッチャ楽しいです。これがディープ・パウダーなら最高
ですが、いつも強風に吹かれるこの斜面では滅多にあり
ません。雪質が良い秋田県側では何度か経験しましたが、
滝の小屋の上の斜面でディープ・パウダーに遭遇したのは
たった一度だけです。あれは貴重な体験でした。
まあ、冬はいつも雪が固く締まっているということは、沢
以外では雪崩の心配が要らないということなので、安心
ではあります。
滝の小屋まで下りるとカメラが復活しました。
思い切り叩いたら動くようになりました。
空には満月が近い月が…。
今回は夜間に天気が良いという、登山には嬉しくない
パターンになってしまいましたが、月明かりを頼りに未明
から歩き出せば登頂も可能と思われました。
つづく……
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コメント
同じ日のちょうどお昼頃でしょうか、村山葉山からは外輪山の上の方だけがクッキリ&真っ白に見えましたよ~!
でも、滝ノ小屋でこの状況ならば、私も二の足を踏んで小屋で待機ですかね・・・(苦笑)。
投稿: superdioaf27 | 2011年2月19日 (土) 19時06分
>superdioaf27さん
楽しく登って楽しく滑るのが私のモットーなので、
天気が悪くても登ろうという気はサラサラ無いです。
山は天気次第ということですね。
投稿: ファーマー佐藤 | 2011年2月19日 (土) 19時49分