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2011年5月 3日 (火)

祓川コースは最高だぁ!!

 悪天続きで田んぼが乾かないという理由で、鳥海山を
滑りに行ってきました。(笑)

 いや、笑い事ではないです。
鳥海山に魅せられてから30年近くになりますが、5月に
登ったことは今まで一度もなかったのです。

 そこで、今回の千載一遇のチャンスには、長年恋いこがれて
いた祓川コースに行ってきました。

 祓川コースは何度も登っていますが、山スキーを快適に楽し
んだことは一度もありません。最適期といえば、祓川の駐車場
まで除雪が完了した直後(4下旬~5月中旬)だと思いますが、
農家の私は超繁忙期でそれどころではなかったのです。

 しかし、今は5月の収穫物が無く、丁度一日だけ余裕が出来たの
で、長年の願いを叶えることが出来ました。つまり、笑い事ではなく
感動物なワケですね~。\(^〇^)/\(^〇^)/\(^〇^)/

 さて、今年は雪が多くて春の天候も悪かったからでしょうか、
除雪が完了したのは4/28だったようです。なかなかナイスな
タイミングでしたが、祓川キャンプ場前の第二駐車場までしか除雪
されていませんでした。そのため、今日は4時起きして一仕事終え
てから8:30に出発したので、到着した10:30にはほぼ満車状態
でした。

 それでも何とか路上に駐車することが出来たのはラッキーでした。
おかげで車から直ぐに出発することが出来ました。

Img_2959

 トラックの荷台から出発したのは初めての経験です。

Img_2961

 天気は無風快晴に薄雲がかかるという、好条件でした。
ホント、このコースは見るからに最高です

Img_2960

「どこでも滑ってチョーダイ

って感じ。

 しかも、頂上近くまで登山道上にポールを立ててくれているのは
非常に親切です。秋田の人は偉いっ。山形県側では見たこと
ありません。

 連休ということで、全国各地からのスキーヤー&ボーダー、
登山者が大勢登っていました。

Img_2965

 例年、私が登る冬季では誰もいないことが殆どなので、非常に
珍しい光景でした。秋田市から来た二人組のベテラン山屋の話
では、例年の半分くらいしか人がいないということでしたが。

 アイスバーンも溶けていたので順調に登行することが出来て、
たったの2時間で七高山に到着しました。

Img_2969

Img_2970

 大賑わいです。

 見渡せば、長靴で登ってきたグループや、プラスチックの
ソリを持ってきた親子がいたり、様々でした。

Img_2976

 この親子は、七高山からソリで下りようとしたので、かなり
ヤバイと思ったんですが、それは止めて歩いて下りたので
ホッとしました。ソリで下りるなら、ピッケルで制動するか、
ソリの側面に穴を開けてストックを紐で結んでブレーキを
取り付けるとかしないとかなり危険ですからね。

 さて、頂上では、また秋田市の山屋と再会したので、暫く
お喋りしていました。秋田県民とは言葉が少し違うんですが、
庄内弁が普通に通じるし、何というかウマが合うので好きです。
きっと、県民性が似通っているんでしょう。今晩は祓川のキャンプ
場に泊まるということで招待されたんですが、マジで参加したかった
っです。

 いやはやホントに、鳥海山はお祭り騒ぎのようで皆さんそれぞれ
のスタイルで下りていきました。私は、スキーで大滑降です。

 いや~、楽しかったぁ
七ツ釜辺りからは滑る雪(アイスバーン崩れ)と滑らない雪(腐った
新雪)が交錯して滑りにくかったですが、クワドラントを履いている
今となっては特に問題ナシでした。やっぱり道具ですね。

 七高山から祓川までは僅か20分で着きました。
時計を見ればまだ14:30…。ハンパ臭い時間です。

 それに、まだ欲求不満気味でした。

「んじゃ、もう一本いくかぁ

 というワケで、また登りだしました。
さすがに、この時間から登る人はいないし、下りてくる人もまばら
なので、段々と私好みの環境になってきました。とにかく、山には
人がいない方が好きなのです。決して人間嫌いではないんですが。

 登り直す際には、登行中止時間を16:30と決めました。

「夕方には帰る。」

と妻に言って家を出たので、遅くとも19:00までには帰る為
です。信用を失わない為には大切なことです。

 というか、ケータイ持ってないので~。

 登っている内に、段々と雪が締まってくるのが分かりました。
16:00を過ぎると劇的です。

「これは、一本目とは違う滑りが出来そうだゾ。ムフフ…。」

 頑張れば時間内に七高山まで行けるかな?、と思っていま
したが、あと10分位の所でタイムアウト。16:30となりました。
もう、上にも下にも誰もいません。静寂そのもので、私だけの
世界……。

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「ヨッシャー、滑るかーっ

 一本目はベタベタだった雪が、今度はカリカリになって別世界
って感じでした。面白いですね~。スピードも出る出るっ。

 いや~、登り直して良かったです。

 今日は、祓川ヒュッテの宿泊者もかなり多そうでした。
明日も楽しめるでしょう。

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※本日の行動データ

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 ちなみに、今回も山仲間を誘おうかと思ったんですが、ヤメて
正解でした。下りてからまた登り直すのに付き合ってくれる人
なんて、いませんから~。

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コメント

もう少しスタートが早ければ、合計3本くらいは行けたのではないでしょうか(笑)?
まさに大滑降という言葉がピッタリと合う名コースですよね~♪・・・というわけで、私も5日にお邪魔していましたよ。

投稿: superdioaf27 | 2011年5月 8日 (日) 18時36分

>superdioaf27さん

 おー、やはりお出ででしたかー。
5日って、天気はイマイチだったように記憶して
いますが、どうだったんでしょう?。

 確かに、朝イチから登っていたら3本はいけますね。
いろんな雪質での滑りが楽しめそうです。(^^

投稿: ファーマー佐藤 | 2011年5月 8日 (日) 20時45分

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