「冬山をもっと速く登りたい」
と考えた末の結論は、「足元を軽くする」です。
ブーツをクワドラントにしたことで感じている更なる可能性を
具体化するには、軽量化が必要なのです。
ということで、ビンディングをジルブレッタ404からダイナフィット
のTLTスピードに変更しました。
ジルブレッタ404を外して計量すると、
2,120gだったのに対して、TLTスピードは、
カタログ値は670gだったので??でしたが、充分軽いです。
取り付けた板は、10年間使用しているエランのスティンガー
176cmです。
本来はテレマーク用で、100-61-86mmという細めの板です
が、パウダーからアイスバーンまで無難に滑ることが出来ます。
というか、板に関してはかなり無頓着でして~。
さて、TLTなる物を手にしたのは初めてだったので、よーく
見て構造を理解してから作業に取りかかりました。晩酌を休んだ
ので頭脳明晰。(笑)
取り付けに際しては、テンプレートが付属していなかったので、
現物合わせでやりました。まずは、ヒールピースの微調整ネジを
回して中間にセットしました。
これだけ調整幅が小さいと、一個人専用のスキーセットになり
ますね。なかなか天晴れな割り切り方です。
板の方は、まず404のビス穴を木工パテで埋めました。
穴をちゃんと埋めておかないと山中で真っ二つに折れることが
あるので、必要な作業です。
計量してみると2枚で2,670gでした。
ダイナフィット・ブロードピーク158cmの1,075gなどという
有り得ないような超軽量スキーは別格として(値段も)、BDの
最軽量モデル「グールー」167cmが2,720gなので、充分
軽いと言えるでしょう。
さて、板に中心線を引いてから、慎重に位置決めをして
穴開けです。
トウーピース部分とヒールピース部分では板の厚さが違うので
注意が必要です。4×9mmの穴をホイホイ開けました。
あとは、ビス穴のバリ取りをして中に接着剤を入れてから取り
付ければOK。ヒールピースの位置合わせには付属のプラ棒を
使いましたが、無くても全く問題ないですね。
これで取り付け完了です。早速、計量すると…、
1.4Kgも軽くなりました。持ってみてもその違いがハッキリと
分かります。これは楽しみですね~。今年は雪が多いので、
近日中には何とか試しに行きたいものです。
実地編/鳥海山 へつづく……
http://farmersatoh.cocolog-nifty.com/zakkicyou/2011/06/post-6811.html
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