スロアー修理
少し気が早いですが、コンバインの修理をしました。
刈り取った籾を籾溜めに送るスロアーの壁が摩耗して大穴が
開いたのを、去年は応急修理して使いました。
現地作業だったので、外から鉄板をあてがってネジで留めて
ガムテープで目張りした訳ですが、内側から修理しないと今期
は無理です。とても保ちません。
そこで、本格修理です。プーリーを外し、ベアリングも外して
螺旋と一体型の羽根を取り外しました。
以前、農機屋が加工して取り付けた鉄板を外すと……、
1.6mm厚の鉄板が見るも無惨です。籾のパワーは凄い
ですね。(@@
そこで、加工性は悪いですが、より厚い2.3mmの鉄板を使い
ました。
23年前に作ったマルチャーの残材から75mm幅の板をジグ
ソーで切り出しました。深めの錆びを落としたら0.1mm減の
2.2mmになりましたが。
これに、皿ネジ用のボルト穴を開けてからプラスチックハンマー
で念入りに叩いて成型しました。
取り付け穴10ヶの内、4ヶがどうしても合わなかったので穴を
開け直すという力業でクリアー。取り付けが成功しました。
外壁の大穴は、エポキシ樹脂を充填して塞ぎました。
外したパーツを元通りにすれば修理完了。
これでもう10年は大丈夫でしょうが、袋のコンバインを
ここまでして使う人も珍しいでしょうね。
| 固定リンク
コメント