天気が良い日は改造ママチャリで畑へ行きますが、タイヤが
23Cでは圃場内は走行不能なので担ぎます。その際、細い
トップチューブが肩に食い込みます。10Kgチョイありますからね。
そこで、軽量化を図りました。
BOMAから外したBBとクランクを使うことにしたのです。
まずは、ママチャリのBBを外しましたが…。
右ワンが固まっていて、マイナス・ドライバーを当ててハンマー
で叩いたくらいではビクともしません。
「これは専用工具が必要だなぁ。」
というワケで、端材を使って速攻で作りました。
やはり道具です。逆ネジになっている右ワンを簡単に外すことが
出来ました。
外したBB一式を計量してみると…、
ほとんど鉄の塊ですから、かなり重いです。ロード用の3倍
以上あります。
パーツクリーナーで掃除してから105のカセット式BBを取り
付けました。
分かっていても感動しますよ。ロードレーサー用の最新パーツが
古いママチャリに装着出来るんですから。
「おおぉ、JIS規格って凄~いっ」
このBBは軽いだけではなくて、玉当たりを調整する必要が無い
ので、イージーで確実です。ホント優れもの。
とういうか…、農機具でもこれが当たり前なんですけどね。
これまでのギアは52×13Tでしたが、発進時にフルパワーで
踏み込むとチェーンが隣のスプロケットに逃げてしまうことが何度か
ありました。チェーンラインが僅かにタスキ掛けになっていたから
でしょう。
そこで、今回は理想的なラインになるよう、50×15Tにしました。
これだと訓練用としては物足りないですが、普通に走るにはとても
気持ち良いギア比です。負荷が大きくなり過ぎないのでチェーン・
トラブルも無くなりました。バッチグーです。
まぁ、素直にリア・ディレイラーを取り付ければ良さそうなものです
が、シングル・ギアの潔さとダイレクト感が気に入っているので、これ
で行きます。
この結果、重量が減って走りも軽快です。足の回転数が上がら
ないので、スピードは大して出ませんが。
リア・ディレイラー装着編へつづく…
http://farmersatoh.cocolog-nifty.com/zakkicyou/2011/10/post-4de6.html
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