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2011年10月30日 (日)

MTBのランドナー化⑤

「無理矢理でもホローテックⅡを使えばチェーンリングが内寄り
になるから、105のディレイラーが使えるんじゃね?」

 と考えました。シフトワイヤーを下から引くのであれば、ロード
用のディレイラーを使う方が確実だからです。

 しかし、よ~く観察するとダメなことが判明しました。
MTBのチェーンステーは横にガバッと開いているので、クランク
ギアのチェーンリングが当たってしまうのです。

 やはり、MTBのディレイラーを生かすしかありません。

 一般的にMTBのフロント・ディレイラーは、泥の影響を受けない
ようにワイヤーを上から引くようになっていますが、センチュリオン
に装着されていたディレイラーには下から引く為のリンクも付いて
いたので、それを利用しました。上引きよりもリンクが長いので、
テコの原理で軽く引けると考えた訳です。

 しかし、フレームにはワイヤーを下から通すための用意がありま
せん。

 そこで、泥よけ固定用の穴を利用して、昨夜に塗装した自作の
アウター・ワイヤー受けを取り付けました。

Img_3341

 期待しつつ、ディレイラーにワイヤーを固定しました。

Img_3342

 調整はかなりシビアでしたが、シフト出来るようになりました。
その際には、ST-7900に付属していたワイヤー・アジャスター
が活躍しました。

Img_3349

 シフト・ワイヤーをダウンチューブに固定すれば作業完了

Img_3346

 ということで、フロント・ディレイラーも使えるようになりました。

 MTBベースのランドナーは通勤用(畑への)としてバッチグーです。
こりゃもう、圃場内を走れないママチャリ改の出番は無いね。

 何たって、フロント52×39T+リア11-25Tの高速仕様で、
ポジションと操作感は文句なし。しかも、季節や天候、
路面を選ばないんですから。タイヤも、1.0&1.5スリック、
2.0セミスリック、2.0ブロック、1.9スパイクとバッチリ揃って
います。

 ちなみに、バイクラ11月号付録のシマノ・カタログを見ていたら、
MTB10速用チェーンはロード用パーツとの互換性が無いそうです。
道理で上手くシフト出来なかったワケですねぇ。

 しかし、リアのVブレーキがガンです。改善が必要ですねぇ…。

http://farmersatoh.cocolog-nifty.com/zakkicyou/2011/11/post-1678.html

へつづく……。 

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2011年10月28日 (金)

MTBのランドナー化④

 買い物で15Km程走ってきた結果を踏まえて、セッティングを
変更しました。

 まずはカセット・スプロケットですが、MTB用の11-34Tでは
ギア一枚一枚が離れすぎていて、「帯に短し襷に長し」でした。

 そこで、奥山林道を走ることは当面考えないことにして、ママ
チャリ改からロード用の11-25Tを外して取り付けました。

 すると、何故かシフトがスムーズに出来ませんでした。安物の
ディレイラーだしねぇ。

 というか、ロード用とMTB用では微妙に違うんでしょうね。

 ということで、リア・ディレイラーもロード用に交換しましょう。
ママチャリ改から、ディレイラーとチェーンも外してMTBに装着
しました。今度は気持ちよくシフト出来ます。

Img_3337

 一度は外した荷台ですが、畑へ荷物を持っていくのに必要と
なったので取り付けました。やはり、あった方が良いみたいです。

 バーテープを巻いて、ライトも取り付けました。

Img_3338

 ハンドルを低くしたらブラケットが遠くなってしまったので、
サドルを30mm前に出してハンドルを少し前上がりにしたら、
バッチリ決まりました。本当に気持ちよく走れます。\(^〇^)/

「残るはフロント・ディレイラーだな…。」

 インナー・ギアだけでも最高速度51.3Kmを記録しましたが、
やはりアウターは必要です。

 ワイヤーを下から引いてみたらどうかと思ったので、アウター受け
を作りました。それに取り付け用の穴を開けて、と思いましたが、
必要な工具を畑に置きっぱなしなのでしたー。パイプハウス建設
に使っているんですよね。

 仕方ない。明日にしましょう。今日はここまで…。

Img_3336

http://farmersatoh.cocolog-nifty.com/zakkicyou/2011/10/post-1ec1.html

へつづく……

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2011年10月27日 (木)

MTBのランドナー化③

 旧105のSTI(ST-5600)の故障について調べたら、同様
の例がやたらと多くて、シマノでは本体交換をしているらしいと
いうことが分かりました。上ノ山自転車の店長に聞いても、

「送ればすぐに対応してくれるよ。」

ということだったので、大阪のお客様相談室へ一昨日送りました。

「今日届く筈だから、返送されてくるのは早くても明後日かな?」

と思っていたら、ナンと今日届きました。(@@

「えっ、ナンでナンで????」

 大阪が翌日配達圏になったということと、シマノの対応の素早さ
にビックリです。
 
 箱を開けてみて、また、

「おーっ

 派手にコケて傷物だったレバーが、新品のST-5601になって
戻ってきました。しかもワイヤー付き。素晴らしい
さすがは世界のシマノ。

Img_3334_2

 お客様相談室の鞍谷さん、ありがとうございます

 さて、早速ハンドルに取り付けて調整を試みました。

 やはり上手くいきません。仕方ないので105のディレイラーを
取り付けましたが、調整範囲に届きませんでした。センチュリオン
のBBシェル幅が68mmではなくて73mmだからでしょう。
イカンガーです。

 ウーム……、ここは無理しないで、プロの知恵を借りた方が
良さそうです。

 それでも、取りあえずインナー・ギアは使えるので走れます。

「ひとっ走りしてくっかー

 その前に、ステムを上下ひっくり返してハンドルを低くしました。
スペーサーも上下入れ替えです。

Img_3335

 これで夜道を走ってきました。

 クランク・ギアがインナーだけといっても39Tだし、カセットの
トップは11Tなので、平地ならこれで十分です。特に頑張らなく
ても40Km/h近くに達します。
 
 あ、そうそう。一番安いサイコンを取り付けたんですよ。

 ポジション的にはまんまロードバイクですが、ギアがワイド・
レシオなので、走行感はかなり違います。高速走行時にはギア
の開きをかなり感じますが、まぁ、これは仕方ないですね。
10速になったとはいえ、MTB用のカセットなんですから。

 というワケで、MTBらしくブロックタイヤを履かせて、鳥海山の
奥山林道を走ってみようと考えているのであります。

「あんな荒れた道を自転車で走って何が楽しいんだ?」

と思っていましたが、試してみなけりゃ分かりませんからね。
あの道はオフロードバイクでは好んで走りに行きましたが、
自転車は未経験なのです。ランドナー化と言っても、ランドナー
として乗る予定は全く無いワケでして~。

http://farmersatoh.cocolog-nifty.com/zakkicyou/2011/10/post-8b0c.html

へつづく……

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2011年10月24日 (月)

MTBのランドナー化②

 105のSTIで8速が変速できるかを一応試してみましたが、
やはりダメでした。そこで、10速のカセット・スプロケットを
取り付けました。11~34Tです。調整も上手くいきました。

 一方、クランク・ギアは、ママチャリ改で使っていたロード用の
52×39Tにして調整に励みましたが、どうしても上手くいきま
せん。ロード用のディレイラーとはリンクが違うのが原因のよう
です。

「105のディレイラーを使うかなー?」

 とも思いましたが、別に使うつもりがあったし、ワイヤーの取り
回しが上下逆になるので加工が必要です。それは最終手段と
して、粘りに粘りました。

 結局、ギアの位置関係も悪いと判断したので、元の3枚ギア
を取り付けました。

「おっ、上手くいきそうじゃん

と思って最後の追い込みをしていると、あれれ??、シフターの
反応がなくなってしまいました。

「へっ?、これってもしかして……。いや、間違いない……。
壊れたー

 STI内部のギアか何かが壊れたようです。

 サッサと諦めて105のディレイラーを取り付ければ良かったワケ
ですが、やってしまったものは仕方がない。
フロント・ディレイラーを外して手動式にしました。

Img_3329

 山岳地帯以外ではインナーを使わないので、特に問題ないで
しょう。

 ただ、それはロード限定の話で、凸凹道や大きな段差を超えた
時にはショックでチェーンが外れやすくなるので、直せる物なら
直したいと思います。

 さて、取りあえず調整する必要がなくなったので、夜道を走って
きました。これまではハブダイナモを電源にしたライトで照らして
いましたが、ホイールを替えたのでLEDライトを取り付けてと…。

Img_3328

 さあ、走りはどうでしょう??。胸が躍ります。
バーテープを巻くのは後回しにしてGO

 いや~、こりゃ最高だぁ。\(^〇^)/

 ドロップハンドル+STIのMTBは予想以上に良いです。
ブラケットが遠いかも知れないと思っていましたが、それほど
でもありません。ショートステムに交換する必要はなさそうです。

 しかも、ディスクブレーキは感動的に効きます。私は雨の日も
雪の日も走るので、これは非常に頼もしいです。
  
 さて、明日はセッティングを少し変更したいと思います。

 それにしても……、ここまでやるんだったら、最初からジャイ
アントのグレートジャーニーを買った方が良かったような気は
しますねぇ…。

http://farmersatoh.cocolog-nifty.com/zakkicyou/2011/10/post-50f0.html

へつづく……

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2011年10月22日 (土)

別荘分離

 老朽化した育苗ハウスの大改修に伴い、内部の一角に
設けていた休憩所、通称「別荘」を分離独立させました。
約8坪あります。

Img_3332

 休憩所兼冬から春の作業場ですが、毎晩私が筋トレに励み、
自転車誌を読みながら一杯やる憩いの場でもあります。

Img_3324

Img_3325

 かなり散らかっていますがー。

 この「別荘」の修復工事も必要ですが後回しです。
工事のために引っ越しするのが面倒ということもありましたが、
夏場は暑過ぎたんですよね。これを分離したことで、快適性が
大幅に向上するでしょう。

 そして、2~5月の育苗期は育苗ハウス本体と入り口だけを
連結します。育苗ハウスの面積が12坪減るので、暖房機と換気
扇の利用効率が上がって省エネになる見込みです。

 今回の分離工事では古材を使ったので格安で済みました。
この際なので、現在の4畳間にもう1畳追加しようかなー、などと
考えています。ついでに、ネズミ避けも万全に!、などと…。

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2011年10月21日 (金)

MTBのランドナー化

 105のSTIレバーが余っているので、通勤車のセンチュリオン
BACKFIRE 50 EQ TOPの改造を始めました。秋の夜長に丁度
良い遊びです。

 これまでは、えせドロップハンドルでしたが、まともなドロップ化
しようというワケです。

Img_0404

 この際なので、軽量化も図ることにしました。

Img_3315

Img_3316

 大きなテールランプは気に入っていましたが、基盤がまた
焼損してしまったし、荷台も時々しか使わないので外しました。
ランドナーといえば荷台は標準装備ですが、必要な時だけ
取り付けるつもりです。

 クランクギアの変速は2枚しか出来なくなりますが、インナー
がスポット溶接されていて外せなかったので、そっくり交換です。
手持ちのギアは52×39Tなんだけど。

 ハンドルには、ショートリーチのコンパクト・タイプ420mmを
採用しました。安物ですが、PRO製品なので充分な剛性があり
ます。

Img_3319

 しかし、ロード用のレバーではブレーキ・ワイヤーの引きしろが
小さいので、Vブレーキには不向きです。強い制動力が必要な
フロントでは特にそうなので、ローレーサーから外したディスク・
ブレーキとホイールを装着しました。

Img_3317

 まぁ、このブレーキもMTB用なのでロード用レバーでの調整は、
かなりシビアですが。

 不要になったVブレーキ用ステーはバッサリ切り落としました。

Img_3314_3

 見た目スッキリです。サスのスプリングとダンパーは以前から
抜いてあります。

Img_3318

 一番時間が掛かったのは、外したパーツの洗浄でした。
真っ黒にこびり付いた油と泥の汚れを掃除しましたが、これは
手強かったです。購入して3年半、雨の日も雪の日も乗っていた
からねー。

Img_3320

 ハブのベアリングにも砂が入り込んでジャリジャリしていたので、
バッチリ掃除してグリスアップしました。

Img_3321

http://farmersatoh.cocolog-nifty.com/zakkicyou/2011/10/post-0979.html

へつづく……。 


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2011年10月20日 (木)

シマノSTI

 昨日のロングライドで出た膝痛、チ○ポの痺れ及びお股の
ヒリヒリは一晩で完治して、今日は絶好調でした。良い練習に
なったようです。

 さて、STIを7900に交換して初めての走行だったので、その
感想を少し書きます。

 操作は旧105とは比較にならない程軽快です。特にフロント・
シフトが素晴らしい

 アップストロークのレバー操作量が105の半分位なので、
とても楽です。しかも、トリム調整不要の一発シフトなので、全く
ストレス・フリーです。これまでの105では、

「ガシャ、ガッチャン

という感じでしたが、デュラは、

「カシャ」とか「ピタッ」

という感じです。反応が速いのですこぶる気持ちが良いです。
7900ディレイラーとの相性が完璧なんですねー。
去年の500Kmランでは残り100Km位からレバー操作が苦痛に
なりましたが、これなら疲れてからでも平気でしょう。

 もちろん、電動シフトほどではないでしょうが、この軽快さは電動
の必要性を全く感じさせない程でした。

 ブレーキも使いやすくなったようです。下ハンを持った時でも指が
掛かりやすくなって扱いやすくなりました。これも良いです。

 ただし、ブラケットがやや細くて、握った感じは105の方が好き
です。

Img_3312

 左が旧105で、右が7900デュラです。

 しかも、指が当たる部分の一部がメカ剥き出しです。

Img_3313

 特に気になるほどではありませんが、走りながら、

「アレッ?、何これ

と思った箇所です。シフト機構の違いからなんでしょうが、
この点も105の方が好きです。

 しかし、7900の操作フィーリングを一度味わったら元には
戻れませんね。その反応の良さにギアチェンジが楽しくなって、
よりきめ細かいシフトをするようになりました。これは正にレース
向きと言って良いでしょう。

 こりゃやっぱし、来年はレースに出るしかないかー。(笑)

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2011年10月19日 (水)

チャレンジ!ワンデイラン4

 事前のトレーニングが全く出来なかったので、ダメ元で決行
しました。一応の目標は24時間で600Km
もはや正気の沙汰ではありません。

 去年と同じく午前0時出発で、天気もほぼ同じ薄曇りで寒くは
ありませんでした。移動性高気圧にすっぽり覆われる見込みで
絶好の条件と思われました。ダブルライトで明るく照らしながら
秋田方面へひた走りました。計画したのは、山形~秋田~
青森~岩手~宮城~山形という東北5県を巡る周回コースでした。

 酒田市内では赤信号に捕まりっぱなしでしたが、抜けてからは
順調に走行し、60Km休み無しで走っての全体平均速度は30
Km/hを超えていました。まずまずです。

 しかし、一回トイレに寄っただけで27Km/hに落ち、2回目の
トイレで25Km/hまで落ちました。冷え込みが厳しくなってきた
中で補給食としてウイダーを30分置きに摂っていたら、予想外に
トイレが近くなって危機的状況です。何たって、全体平均速度で
25Km/hを最後まで維持しないと600Kmには到達しないん
ですから。

Img_3300

「コンビニ寄らなくてもこれじゃぁ、無理っぽいなー。」

と思いながら走り続けましたが、70Km付近から膝に違和感が
出てきました。

「あ゛ー、こりゃ絶対無理だ

 300Km程度なら走れるでしょうが、やはり事前の走り込みと
北アルプスぶっ飛び山行ができなかった影響は甚大でした。

 長年の山登りの経験から、こういう場合の判断は早いです。

「撤退だっ

 といっても、ウインドブレーカーを着ていても寒くて、すぐに戻る
気にはならなかったので、明るくなるまで仮眠する場所を探し
ながら北上を続けました。コンビニが近所にあるモーテルか道の
駅をと思いましたが、なかなかありません。

 結局、道の駅「岩城」まで足を伸ばしました。すぐ近くにコンビニが
あるし、休憩室は暖かいので仮眠には打って付けです。タダだしね。
 
 誰もいない休憩室で弁当を二つ食べながら軽く一杯やって、夢の
中…。

 目を覚ますと6:30でした。雲は多いものの日が差しています。
しっかり食べたので元気一杯で帰路を急ぎました。

 やがて通勤時間帯となって交通量は増えるし、皆さん飛ばす
飛ばす。夜中に走るよりずっと危ないです。

 そこで本荘市内に逃げて適当に走っていましたが、道が分から
なくなったので、ガーミンのGPSで自宅を検索してナビさせました。

 すると、なんということでしょう。いつの間にかR107を走っていま
した。横手への道です。経路を詳しく見たら、何と自宅まで340Km
程でした。

「なんじゃこりゃー

 本荘からなら70Km程の筈だったので、恐ろしく遠回りです。
とんでもない馬鹿ナビです。

 仕方ないので太陽の位置を見ながら適当に走っていましたが、
ひたすらの上り坂が連続するような本格的山岳道へ突入して
しまったのでした。ヒルクライムするような膝の状態じゃないのに
なー。

 しばらく頑張った後、

「やれやれ、街はもうすぐだな。」

と思っていると、

Img_3304_4

「ガチョーン。通行止めかよ。」

 登った分だけ快適な下りはある訳ですが、またしてもひたすらの
登り。膝が悲鳴を上げても頑張るしかありません。
平地ならそれほど苦にならなくても急な登りはかなり効きます。

 それでも、本当に長閑な所で、走っていて気持ちよかったです。

Img_3305

Img_3306

 山羊良いな~。オレも飼いたい。(笑)

Img_3309

Img_3310

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 結局の所、由利高原と仁賀保高原を走り回っていたようです。
何度も通って知っている釜ケ台へ出た時はホッとしました。

 まぁ、こういうのも楽しいものです。

 ということでしたが、道の駅ふらっとで大盛りラーメンを食べても、
お昼過ぎには自宅へ戻ることが出来ました。
メデタシメデタシ。


※本日の走行データ

 走行距離    221Km
 移動時間    8時間38分
 移動平均速度 25.5Km/h
 最高速度    65.9Km/h
 総上昇量    1,798m
 
 それにしても、ノンサポート単独走行で一般道を交通法規を
守りながら一日600Kmというのは、絶望的に困難だということを
実感しました。充分なトレーニングが出来て、もっと気候の良い
時期に実施出来れば可能かも知れませんが、「休日」というものが
全く無い多忙な現状では到底無理です。

 また、補給食だけで丸一日走るのはかなりの苦痛を伴うのも確か
です。

 というワケで、リベンジは多分やらないでしょう。

「あー、去年500キロ走っておいて良かった~。」(笑)

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2011年10月17日 (月)

農地の移転登記

 爺様が20年程前に買ったまま移転登記をしないで放って
置いた農地の移転登記手続きをするために、法務局へ行って
来ました。売り主が従姉妹ということからか、何となく延び延び
になっていたようです。

 しかし、双方ともに老齢でかなり怪しくなっているので自力で
やるのは困難だし、死なれると面倒なことになります。
こういう手続きは司法書士に依頼すれば良いワケですが、ネット
で調べてみたらその費用は10~15万円だとか。

 ギョエーッ。ビックリです。(@@

 仕方ないので、私が代行することにした訳です。
市役所の農業委員会と納税課、市民課を回り、法務局で雛形を
貰ってきたりして必要書類を揃えました。

登記申請書
登記済証(権利書)
売買契約書
売り主の印鑑証明書
買い主の住民票抄本
固定資産の評価証明書
委任状
農地法第3条の規定による許可書

 が必要でしたが、農業委員会が発行した許可書を紛失したとの
ことで、「農地法第3条の規定による許可の証明願」という前例が
無いという申請をしたり、売買契約書と委任状を作成したりと、
面倒くさかったです。

 法務局には何度も電話して不明な点を確認してから出向いた
ので、何とか一回で受け付けてくれました。受け取りに行かなく
てはならないので、都合3回行くことになります。確かに手間は
掛かりますが、もしこれで10万円ならかな~りボロイ商売ですね、
司法書士って。

 それにしても、法務局では皆さんとても親切でした。
お堅いイメージがあっただけに、ちょっと意外でした。

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2011年10月15日 (土)

準備完了!

 「チャレンジ!ワンデイラン4」に向けての体力強化を兼ねて
実施する予定だった北アルプスかもしか山行は断念しましたが、
装備面での準備は整いました。

 まずは、モチベーションを上げるために、来年に予定していた
BOMAのフル・デュラ化を前倒ししました。北アルプスに行けな
かった代わりというワケです。

 7900シリーズのディレイラーはトリム調整不要ということが売り
ですが、シフターが105では意味がありません。
去年以上の超長距離走行に挑むに当たって、ストレスフリーにする
必要性を感じました。フロントバッグを取り付けようにも、旧105STI
の横から出ているシフトワイヤーも邪魔でした。

 ここはやはり、デュラで統一です。

Img_3296
 
 STIシフターの脱着は初めてだったのでシフトワイヤーを挿入する
穴が分からなくて難儀しましたが、何とか装着しました。
このSTIにはブレーキワイヤーとシフトワイヤーが付属していました。
ワイヤーも別物なんでしょうかね?。

 これら4本のワイヤーをハンドルに沿わせる訳ですが、BOMAの
カーボンハンドルにはそれ用の溝があるのでした。今まで知りま
せんでしたが、これは良いですね。

Img_3290

 さて、ディレイラーの調整ですが、リアはすんなりいきましたが、
フロントは難儀しました。トリム調整が要らない分シビアなようです。
昨夜は夜なべして頑張りましたが、納得できるレベルにならなくて
今朝やり直しました。

 そしたら一発で上手くいきました。昨夜はグラス片手でやったのが
まずかったようです。

 ついでに、ペダルも交換しました。

Img_3291_2

 これまで使ってきたペダルは、全て15mmスパナで取り付け
していましたが、このペダルでは使用不能でした。軽量化の為だ
そうで、8mmの6角レンチを使うしかありません。
持っていないので買ってきましたが、意外に安くて¥108でした。
バッチグーです。

 更にブレーキも。調整前の写真ですが…。

Img_3294

 これで、晴れてデュラエース7900シリーズのフルセットが装備
されました。今や電動デュラ&電動アルテグラの時代なのは承知
していますが、ワイヤー式の方が私には向いています。

 これでBOMAエボリューションⅡのバージョンアップは終了です。
戦闘能力はかなりのレベルに達していると思います。

 フフフ……、来年はいよいよレースだな…。( ̄ー ̄)ニヤリ

 当面の目標である「チャレンジ!ワンデイラン4」に向けた装備は
他にもあります。去年のように2時間置きにコンビニに寄る余裕は
無いので、食糧用にフロントバッグを装着しました。強力なライトも
装備したので、夜間走行もバッチリです。

Img_3293

 これはもう、ブルベの装備と同じですね。

 あとは天気を見極めて最上の日に実施するだけですが、体力面
の準備不足がどう影響するか……。やってみなければ分かりません
が、楽しみです。

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2011年10月14日 (金)

ケイデンスセンサー

 BOMAに取り付けているサイクルコンピュータ、キャットアイの
CC-RD200ですが、ケイデンスが全く表示されなくなって
しまいました。先月飛び入り参加したSEA TO SUMMIT
2011の時からです。調整してみましたが、直りません。
コンピュータ本体の接点をショートさせると反応するので、ケーブル
の断線が原因のようです。

 ということで、センサーを外してしまいました。

Img_3288

 ケイデンスを感覚的に理解した今となっては、必要性が無い
からです。これで15グラム軽くなりました。(笑)

 CC-RD200に関しては、同様のトラブルが複数報告されて
いたので、弱い箇所があるのかも知れませんね。
 

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2011年10月13日 (木)

山行断念

 予定より5日遅れて、稲刈りが一昨日終わりました。
昨日はコンバインを洗浄して、乾燥機も掃除してから部品交換
もして来年に備えました。いつもなら、

「よっしゃーっ、北アルプス行くぞ~っ

というところですが、今年は断念しました。

 年に一度のお楽しみでしたが、例年にないパイプハウス移築&
改築等の仕事で諦めざるを得ない状況です。まぁ、こういうことも
あります。

 それにしても、ほとんど行けない山への思いを抱きながら日々
鍛錬していることが、我ながらいじらしいです。

  

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2011年10月10日 (月)

電池の買い置き

 3.11以来、防災意識が高まって防災用品を備える家庭は
増えたでしょうね。その中には乾電池も含まれるでしょう。

 私の場合は元々サバイバル精神が旺盛で不測の事態に
備えていたので、防災目的で新たに何かを買うことはありま
せんでしたが、節約のために電池の買い置きはしました。

 それはエナジャイザーのリチウム乾電池です。

Img_3287

 冬山や自転車のロングライドで使うGPSやライト、カメラに
入れるんですが、高価なので安い時にまとめ買いしている
訳です。まとめると送料が無料になるメリットもあるし。
早くどこでも安く買えるようになって欲しいものですねぇ。

 何たってアータ。高性能アルカリ乾電池を凌駕する性能には
ビックリですよ。以前も紹介しましたが、あの頃はまだその凄さを
よく分かっていませんでした。デジカメにも使用していますが、何と
一年近く入れ替えしていません。無尽蔵のスタミナです。
もう充電池を使う気にはなれません。軽さも魅力です。

 私自身もこの電池のようでありたいと思いますね。
ある日突然切れるのもまた良し。(笑)

 ちなみに、この電池の実力を試した方がいたのでご参照下さい。

http://ad.impress.co.jp/special/schick1104/

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2011年10月 9日 (日)

ハンドフル・オブ・スターズ

 ヴィーナス・レコードの新作と思いきや、2009年盤でした。

Img_3284

 名手エディ・ヒギンズのピアノにスコット・ハミルトン&ケン・
ペプロフスキーのテナーサックスが加わっています。
もちろん、ケンはクラリネットも吹いていますが、このアルバムの
聴き所はやはり2本のテナーでしょう。バトルという感じではなく、
気のあった友人同士が一杯やりながら合わせているという感じ
です。グラス片手にリラックスして聴くのにピッタリ

 ヴィーナスによれば、なんと、「一家に一枚の必需品!!」
だそうです。いくらなんでもそりゃないよね~。(笑)

 ただ、聴く前に心配だったのは、ベースがジェイ・レオンハート
だということでした。映画「荒野の七人」で、主役のユル・ブリンナー
の後方でやたら目立っていたスティーブ・マックイーンのようなベー
シストだからです。目立ち過ぎることが多いんですよね、この人は。

 聴いてみて、やはりジェイ特有の3連符を多用するような速い
動きは聴かれますが、やや控えめにしているようです。
それでも、やはり思います。

「この企画に関しては、もっと裏方に徹するベーシストの方が
良かった。」

と。ドラムのジョー・アシオーネ好感が持てます。

 いや、ジェイ・レオンハートも好きなんですよ。こんなに楽しい
ベースはそうありませんから。最初に聴いたのはニューヨーク・
トリオででしたが、大いに驚き感心したものです。

「ウッドベースを弾きた~い

とも思わせる演奏でした。

 でも、ダブルホーンのバンドでは少々ウザイ…。
やはり、ケース・バイ・ケースですね。

 とはいえ、秋の夜長に聴く一枚としては秀逸です。お薦め。

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2011年10月 8日 (土)

サイクル・グラス

 日中走る時ならホームセンターで買った¥980のサングラスで
十分なんですが、夜間走行では暗くて使えません。
去年の「チャレンジ!ワンデイラン3」では夜間に外して走ったら、
大型トラックが舞い上げた砂塵や小さな虫が目に入ることが数回
ありました。コンタクトレンズをしていたので、洗眼することが出来
なくて難儀しました。

 そこで、あれから一年間色々調べていましたが、自転車用は
高いですね。2~3万円なんてザラで、殆どボッタクリに思えます。

 選ぶ基準は、まずクリアレンズが使えること。夜間走行には
絶対必要です。高速走行時に風の巻き込みが少ないことも
求められます。

 結局、これという候補品を見つけられないまま地元の上ノ山
自転車店に行ったら、BBBというオランダのメーカー品でレンズ
3枚セットの特売品があったので、それに決めました。

Img_3285

 クリアー、ミラー、イエローの3枚が簡単に交換できて、それらは
全てケースに全て収まるようになっています。

Img_3286

 大量に仕入れたので安くしているということで¥6,800でした。
ネットで調べたら特価で¥9,000以上していたので、本当に安い
みたいです。

 これで装備面の準備はほぼ整いましたが、体の方はこれから
です。徹底的に体を痛めつけてからじゃないと、「チャレンジ!ワン
デイラン4」には突入できません。

 あ゛ー、早く山行きた~い。悪天で稲刈りが進まないけど…。

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2011年10月 7日 (金)

おNewの水着

 数年来使用してきた水着が傷んでしまったので、新しく購入
しました。私好みの水着は地元の店に置いていないので、
ネット利用です。これがまた、水着専門店があるんですねぇ。

 

 これまでのビキニは脇巾9cmでしたが、今度のは一気に
4cmです。

 

Img57893732

 

 なかなか良いデザインだと思いません?。
ちゃんと、FINA承認マーク入りです。つまり、正式な競泳用です。

 

 ということで、仕事を終えてから山形県民の海スパールへ行って
きました。履き心地はかなりタイトですが、ピッタリと体にフィットして
気持ち良いです。水が纏わり付く感じが全く無くて快適
ハイレグ仕様なので脚が長く見える効果も期待出来ます。(笑)

 

 プールで暫く泳いでから流水プールで耐久歩行訓練をしようと
したら、ありゃまーでした。入り口にシャッターが下りて使用不能
だったのです。経費節減策で、客が少ない日と時間帯では閉めて
いるようです。

 

 それにしても、水泳教室の子供らは大勢いましたが、大人の女性
はオバサン以外は皆無でした。ガラス越しのには若い母親達がいる
ようでしたが、目の保養は全く出来ないワケで…。

 

 まぁ、もしいたとしてもメガネ無し、コンタクトレンズ無しでは殆ど
見えませんでしたが~。

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2011年10月 5日 (水)

ママチャリ改造 ディレイラー装着

 シングル・スピードの潔さを楽しんでいた

ママチャリ改ロードバイクは、チェーンライン

を何度か見直して最適化していました。

 

 しかし、フルパワーで踏み込んだ時に他のスプロ

ケットに逃げてしまう問題は結局のところ解決され

ませんでした。元々変速しやすいような歯が付いて

いるので、仕方ないのでしょう。

 

 そこで、やむなく、リア・ディレイラーを装着する

ことにしました。

 

「ナットを溶接すりゃ良いだろ」

 

と簡単に考えていましたが、取り付けボルトの

ネジ山は特殊なピッチで、適合するナットはネジ

専門店にもありませんでした。
ありゃまーです。

 

Img_3265

 

 調べたらディレイラー・ハンガーなるものが

ありましたが、大体¥2,000前後するみたい

なので、¥130のM10の6角穴付きボルトを

使うことにしました。若干の手間は掛かりますが、

ずっと安上がりです。

 

 まずは、太すぎて収まらないボルトの頭を削って

細くしてからストッパーを取り付ける2mm幅の溝を

切りました。

 

 取り付けナットにも細工が必要です。調整ネジ用

のストッパーを付けました。ステンのM8ナットを

溶接してから余分な部分を削り落としています。

 

Img_3267

 

 これをチェーン・ステーのエンドに溶接して

塗装しました。

 

Img_3269

 

 ペンキが乾いてからディレイラーの装着ですが、

ボルトを回すには8mmの6角レンチが必要なの

でした。そんな大きいのは持っていません。

わざわざ買うのも勿体ないので、頭に3.2mmの

横穴を開けました。

 

Img_3274

 

 これでバッチリ締め付けることが出来ました。
はみ出した分を切断すれば加工終了

 

 次ぎにクランク・ギアのインナー・リングと

ホイールを取り付けましたが、シフターがどこ

にも見あたりませ~ん。

 

Img_3277

 

 そうです。あくまでシングル・スピードに拘って

いるので、シフターは無用なのです。

 

 それでも、リアは3速だけギアが選べます。

 

Img_3278

 

 ワイヤー・アジャスターを回すことで、12Tか

13T、14Tを選択できます。更にワイヤーを

引けば、21T、23T、25T等にすることも

出来ます。やりませんが。

 

 また、使うことは殆ど無いと思いますが、クランク

ギアも50Tと34Tが手動でチェンジ出来ます。

つまり、合計6速なワケ。ギア比は2.4~4.2と

なるので、超激坂以外は問題なしです。

 

 さて、これでフルパワーで漕いでもチェーンが逃げる

ことがなくなりました。試しに20%程の激坂を50×

13Tで登ってみたら、非常にキツイですがアネロビック・

ダンシングで何とか登れました。チェーン・トラブルが

完全に解消されてバッチグーです。

 

 そのチェーンですが、余りにも汚れて真っ黒

だったので、取り付ける前に灯油で洗浄しました。

 

Img_3272

 

 ペットボトルに入れて激しくシェイクすれば

綺麗になります。足し足しで、105+アルテグラ

+デュラエースだったりしますが。 

 

Img_3276

 

 ということで、目的や状況に応じてギア比を変え

られるシングル・スピード・バイクは、かなり面白い

し良い訓練になります。

http://farmersatoh.cocolog-nifty.com/zakkicyou/2012/01/post-546e.html

へつづく。

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