乾燥機の穴②
9/30に上のスロアーを修理した乾燥機ですが、今度は
下のスロアーから籾がこぼれてきました。何度も応急修理を
繰り返してきた穴が拡大したんです。
あてがっていた鉄板を外してビックリ。
それはそれは酷い大穴が開いていました。
前回と違って形が複雑な為に一筋縄ではいかない修理と
なりました。写真を撮る間もなく修理に没頭すること3時間。
気合いを入れた修理が完了しました。
厚さ2.3mmの鉄板を切って曲げて溶接して叩いて固定して
と、持てる技術を惜しみなく投入した修理です。
普通は消耗がここまで激しくなったら買い換えると思いますが、
とことん直して使うことで低コスト栽培を実現しているワケですね~。
小規模農家を大事にすると言って政権を取った民主党は、
自民党時代に失敗した規模拡大路線に乗り換えたようですが、
ホント馬鹿ですよね~。
大規模営農=低コスト →強い日本農業
とでも農水省の官僚から吹き込まれたんでしょうか。
事実、菅前総理は、山形県鶴岡市の大規模圃場を視察した後
の国会で、そのことを何度も力説していました。今の野田総理も
同様と考えて良いでしょう。前原政調会長もそうですが、松下
政経塾上がりというのが胡散臭いです。アレって要するに、
経財界に都合の良い国家指導者を養成する機関でしょ?。
折りも折り、TPP参加の話が前のめり気味に進んでいて、非常
に危惧しています。慎重派の鹿野農水大臣や反対派の山田前
農相が頼みの綱という感じです。
輸入が完全自由化になっても日本農業は立派にやっていける、
なんて話はインチキです。戸別の農地面積が日本の1,900倍も
あるような大国とまともに戦うなんてナンセンス。全く勝負になりま
せん。いくら高品質の物を生産しても軽く吹き飛ばされてしまいます。
まぁ、そうなったら営農を止めて、細々と自給自足の生活でもしま
しょうかねぇ。国民が飢えることになっても知ったこっちゃありません。
どうぞ、外国から食糧を買って下さい。
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コメント
「 おら、国の言うごど信用でぎね~!」
「そろそろ山で修業すべ~かの~!」
(山は山でも砂山だけど・・・?)(^^;
投稿: 面白ダディ | 2011年10月 5日 (水) 20時21分
>面白ダディさん
国の言うことなんか全然信用できないですね。
自然と共に生きる我々には修行の必要は
無いでしょう。
投稿: ファーマー佐藤 | 2011年10月 6日 (木) 07時52分